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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【平和行進】埼玉のコース・日程をアップしました。

2015平和行進-01

2015年6月24日現在、中央実行委員会に寄せられているコース・日程を紹介します。

【東京―広島コース】

静岡県平和行進日程(5月19日〜31日)→コチラ

岐阜県平和行進日程(6月11日〜16日)→コチラ

滋賀県平和行進日程(6月16日〜21日)→コチラ

京都府平和行進日程(6月21日〜26日)→コチラ

奈良県平和行進日程(6月26日〜30日)→コチラ

大阪府平和行進日程(6月30日〜7月7日)→コチラ

兵庫県平和行進日程(7月7日〜16日)→コチラ

岡山県平和行進日程(7月16日〜26日)→コチラ

広島県平和行進日程(7月26日〜8月4日)→コチラ

【北海道―東京コース(太平洋)】

青森県平和行進日程(5月31日〜6日)→コチラ

岩手県平和行進日程(6月6日〜14日)→コチラ

宮城県平和行進日程(6月14日〜21日)→コチラ

茨城県平和行進日程(6月25日〜7月8日)→コチラ

千葉県平和行進日程(7月8日〜21日)→コチラ

【北海道―東京コース(日本海)】

青森県平和行進日程(5月31日〜6月4日)→コチラ

秋田県平和行進日程(6月4日〜11日)→コチラ

新潟県平和行進日程(6月15日〜26日)→コチラ

長野県平和行進日程(6月26日〜7月8日)→コチラ

群馬県平和行進日程(7月3日〜13日)→コチラ

NEW! 埼玉県平和行進日程(7月13日〜21日)→コチラ

山梨県平和行進日程(7月8日〜16日)→コチラ

【北海道―東京コース(内陸)】

秋田県平和行進日程(6月4日〜13日)→コチラ

山形県平和行進日程(6月13日〜20日)→コチラ

福島県平和行進日程(6月20日〜27日)→コチラ

栃木県平和行進日程(6月27日〜7月11日)→コチラ

NEW! 埼玉県平和行進日程(7月11日〜21日)→コチラ

【富山―広島コース】

富山県平和行進日程(6月6日)→コチラ

石川県平和行進日程(6月13日〜24日)→コチラ

福井県平和行進日程(6月24日〜7月2日)→コチラ

京都府平和行進日程(7月2日〜4日)→コチラ

兵庫県平和行進日程(7月4日〜9日)→コチラ

鳥取県平和行進日程(7月10日〜20日)→コチラ

島根県平和行進日程(7月20日〜30日)→コチラ

広島県平和行進日程(7月30日〜8月4日)→コチラ

【和歌山→広島コース】

三重県平和行進日程(6月8日〜18日)→コチラ

奈良県平和行進日程(6月26日〜30日)→コチラ

【四国コース】

徳島県平和行進日程(5月31日〜6月14日)→コチラ

香川県平和行進日程(6月14日〜28日)→コチラ

愛媛県平和行進日程(6月28日〜7月12日)→コチラ

【広島→長崎コース】

広島県平和行進日程(7月5日〜7日)→コチラ

山口県平和行進日程(7月7日〜16日)→コチラ

福岡県平和行進日程(7月16日〜26日)→コチラ

長崎県平和行進日程(8月1日〜8月6日)→コチラ

[…]

【兵庫】NPTニューヨーク行動参加者も署名を訴え

兵庫県原水協は1月6日正午、神戸市中央区の元町商店街で、「核兵器禁止条約の交渉開始」などを訴えて被爆70年最初の「6・9行動」をおこないました。

津川知久筆頭代表理事(兵庫労連議長)、新日本婦人の会兵庫県本部の桜井文子事務局長などがマイクで、核兵器禁止条約の協議開始に向けて国際的な努力が大きく前進していることを紹介し、「安倍内閣がアメリカの『核の傘』に固執して、核兵器禁止条約の協議開始を求める国連総会決議に賛成しない被爆国の政府にあるまじき態度をとっている」ときびしく批判しました。また、安倍内閣が年頭から憲法改悪の意図をあからさまにし、「戦争できる日本」への道をつきすすんでいることをストップさせようと呼びかけ、40周年を迎える非核「神戸方式」を全国に広げて非核の日本を作ろうと訴えました。

参加したNPTニューヨーク行動に参加する新婦人の垣本千里さん(平和部長)や荻野潤子さんはじめ年金者組合、平和委員会、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ(AALA)連帯委員会、日本共産党など12人が、「核兵器全面禁止のアピール」署名への協力を訴えました。

折り悪く強い雨が降る中でしたが、西宮市の女性は、「今年が広島被爆から70年だとは気づかなかった。ぜひ署名します」と駆け寄って署名に応じました。京都市、西宮市などからの買い物客、オーストラリア人など43筆の署名が集まりました。

(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)

【兵庫】核兵器全面廃絶国際デーに呼応し宣伝行動 「私が署名を届けます」との訴えに次々署名

兵庫

▲宣伝車から訴える(右から)津川、垣本、梶本の各氏

兵庫県原水協は9月26日、国連提唱の「核兵器全面廃絶国際デー」として神戸大丸前で署名宣伝行動をおこないました。

行動には兵庫労連、高教組、兵庫教組、民医連、新婦人、兵商連、平和委、共産党県委員会、同一区地区委、同二区地区委、安保破棄実委、母親連絡会、県原水協、中央区・兵庫区・神戸港・三木市原水協など17団体・地域から28人が参加しました。

津川知久・兵庫労連議長(県原水協筆頭代表理事)、垣本千里・新婦人平和部長などが兵庫労連の宣伝カーから、核兵器廃絶に絞った国際共同デーが、国連総会の決定で初めておこなわれる意義を強調、「核兵器廃絶の意思を国際政治に反映させるために署名に協力を」と訴えました。

垣本さんたちが、「来年のNPT(核不拡散条約)再検討会議に私が参加します。兵庫県から100人の代表団を送って、国連に皆さんの署名を直接届けます」と呼びかけると、昼休みを過ごす人々が次々と署名に応じました。

神戸市長田区の女性は、「アメリカのシリア空爆やロシアのウクライナ攻撃などキナ臭い問題が次々に広がっているので、平和の意思表示が大切」と語りながら署名しました。短時間の行動でしたが83筆の署名が集まりました。

全県各地でも「国際デー」取り組み

明石市原水協はJR明石駅南広場で行動。5団体18人が参加し、田中耕太郎事務局長などが訴え52筆の署名が寄せられました。

神戸市西区でも西神中央駅前で8人が参加し訴え。但馬原水協も、JR豊岡駅前の「アイティ」前で訴えました。

その他、尼崎市(27日17時半・阪神尼崎駅北)、西宮市(27日17時半・阪急西宮北口駅)、芦屋市(28日16時・JR芦屋駅前)などで行動が計画されています。

(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)

【兵庫】芦屋原水協が「6・9行動」30周年記念行動 世界大会参加の高校生が「国連に届けます」とマイクで署名訴える

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芦屋原水協は9月6日、6・9行動30周年の記念行動にとりくみました。8月9日が30周年でしたが、台風の影響で中止となり、この日のとりくみとなったものです。1984年の原水爆禁止世界大会参加者が大会直後の9日に街頭署名宣伝行動に立ったのがきっかけで、数年間中断していた芦屋市内での6・9行動が再開されて今日に至っています。

この日は加盟団体などから17人が参加し、78筆の署名が寄せられました。世界大会に今年初めて参加した高校生の林進史さん(仮名・17歳)もマイクを持ち、「ぼくが来年、ニューヨークの国連に届けます。ぜひ署名して下さい」と訴えました。 あなたはこのについて調べるときは、このトピックの人気 オンラインゲーム を覚えています。

(芦屋原水協事務局・平野貞雄)

【平和行進】<富山ー広島コース>兵庫県から鳥取県へ引き継ぐ

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【平和行進】兵庫行進団が自衛隊に抗議行動 米軍と一体の軍備増強・基地強化をやめよ!

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【平和行進】兵庫県に引継ぎ約250人が行進 国際青年リレー行進二ーニョくん “イマジン”の歌ひびかせ「核兵器なくせ」訴え

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【2014国際青年リレー行進】ニーニョ・マラカステ・デシエルトさんのあいさつ(日英)

6月30日から7月16日まで大阪府と兵庫県内を国際青年リレー行進するニーニョ・マラカステ・デシエルトさんのあいさつ(日英)を紹介します。

ニーニョ・マラカステ・デシエルト 平和行進でのあいさつ

平和と連帯のごあいさつを申し上げます!

まず何よりも、2014年原水爆禁止国民平和大行進の国際青年リレー行進に参加できて、嬉しく、光栄に思います。私は、核兵器廃絶という重要な大義を実現するため、ミンダナオ人民平和運動(MPPM)を代表して平和行進に参加することを決意し、大阪府と兵庫県を歩くことになりました。大阪と兵庫の平和運動のみなさんとともに行進する機会をいただき、ありがとうございます。

私は、日本の平和行進参加者の皆さんが、長い間行進を通してたたかい続けてきた勇気と力強さに感動しています。行進の歴史がそれを証明していると思います。この行動は必ず、日本と世界中の人々の、平和のうちに共存するためのたたかいを励ましてくれるでしょう。

ミンダナオ人民平和運動(MPPM)がご招待にこたえて2014年国民平和大行進に参加することになったのは、みなさんの核兵器廃絶の呼びかけに賛同しているからです。ミンダナオには核兵器はありません。しかし私たちは現在、フィリピン政府と武装勢力との間で排他的に和平プロセスが進められ、ミンダナオの天然資源が急速に民営化されつつあることに反対してたたかっています。

ミンダナオは食料の一大生産地として知られています。植物の種類や鉱物資源が豊富で、多様な文化と伝統を持つ多くの民族が暮らしています。しかし政府が、官民パートナーシップを通じて、豊かな外国が私たちの天然資源を搾取することを許してしまったら、ミンダナオはもはや食料生産地でなくなってしまいます。ミンダナオのあちこちで、歯止めのない鉱物資源の採掘が続いている結果、先住民が追い出され、森林の伐採、山の崩落が起こっているのです。

ミンダナオの先住民族であるルマドの人々による民族自決権を求める長いたたかいを、MPPMは支援してきました。最近、フィリピン政府とモロイスラム解放戦線の間の和平プロセスは、先住民族の意味ある参加がきちんと保障されないまま進められています。このため、彼らの祖先の土地、統治システム、紛争の平和的解決、文化と伝統的慣習などが無視されているのです。

私たちはまた、アメリカとの「防衛協力強化協定(EDCA)」を通じて、フィリピン国内に外国軍事プレゼンスが継続していることにも反対しています。オバマがフィリピンを訪問した際に調印されたこの協定は、アメリカや同盟国のおこなう戦争と軍事活動へのフィリピンの参加をいっそう拡大することになると私たちは考えています。これにより政情が不安定になり、地元民同士だけでなく外国との衝突が続き、戦争の影響を受けた国内難民がさらに増加することになりかねません。私たちは、もっと教育、社会福祉、住宅、医療を優先するよう主張しています。

青年平和活動家として私はまた、ヤパク(YAPAK, 世代を繋ぐ芸術家の会)のメンバーでもあります。ヤパクはMPPMの加盟組織であり、地域社会の人々に、ミンダナオの平和と正義の諸問題について教育・宣伝活動をすることに力を入れています。私たちはそれを音楽や映像、演劇を通じておこなっています。協力関係にあるミンダナオ青年平和連盟と一緒に、ヤパクは平和コンサート、舞台でのパフォーマンス、デモ行進などを通じて、コミュニティの人々の意識を高める活動をおこなっています。

ヤパクとミンダナオ人民平和運動を代表して、みなさんに心からの連帯を表明します。私たちは現在も、これからも、原水爆禁止国民平和大行進を支持します。皆さんのたたかいは、私たちのたたかいでもあります。力を合わせて、どんな困難にも打ち勝って前進しましょう。一緒に叫びましょう。ともに語り合いましょう。一緒に、正義ある平和のために行進しましょう。ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!ノーモア・フクシマ!ノーモア・戦争!

マブハイ(万歳)!

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Message of Nino Malacaste Desierto to the 2014 NATIONAL PEACE MARCH AGAINST A&H BOMBS

Greetings of Peace and Solidarity!

First and foremost, it is a pleasure and honor to be part of the International Peace March Relay of the 2014 […]

【兵庫】雨に負けず核兵器廃絶を訴え

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兵庫県原水協は6月6日夕方、神戸市中央区の元町商店街で、「核兵器禁止条約の交渉開始」などを訴えて「6・9行動」をおこないました。

雨が降りしきる中でしたが、兵庫県原水協の津川知久・筆頭代表理事(兵庫労連議長)や平和委員会の大森幹雄事務局次長らがマイクで、「安倍首相が憲法9条の解釈を変えて、集団的自衛権行使に踏み込んで軍事対軍事の悪循環、アジアの緊張、危険を増大させていることは許せない」ときびしく批判しました。そして、「国連を中心に核兵器禁止条約の実現のとりくみが前進している」ことを紹介し、「安倍内閣はアメリカの『核の傘』に頼る政策をやめ核兵器廃絶の先頭にたて」「憲法9条破壊、戦争態勢づくりに反対し、国連憲章と憲法9条が示す紛争の平和的解決に力をつくせ」と訴えました。

参加した安保破棄実行委員会の後藤浩事務局長や神戸港原水協の見満豪さんなど7人が、「核兵器全面禁止のアピール」署名を訴えると、雨の中にもかかわらず仕事帰りの若い男性や観光客などが足をとめて署名に応じました。神戸市東灘区の女性は、「雨でもがんばってるので足を止めてしまいました。核兵器をなくすのは簡単でないですがあきらめないことですよ」と声をかけて署名に応じました。西宮市の高齢の男性は、「国連に届けてくれるの?すばらしいアイデアですね」と、笑顔で署名しました。

雨の中の行動でしたが、「核兵器全面禁止のアピール」署名が48筆、2000余円の被爆者募金が寄せられました。

(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)

【兵庫】青年たちが「被爆体験を聴く会」ひらく

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兵庫ききとりプロジェクト実行委員会は4月6日、こうべまちづくり会館で「被爆体験を聴く会」をおこない、被爆者3人を含め21人が参加しました。神奈川の被爆体験DVDを鑑賞した後、グループに分かれてビデオカメラで記録しながら被爆者の方からききとりをおこないました。

参加者からの感想を紹介します。「当時の状況を知ることで具体的なイメージが持てるということで、DVDなどで事前に学ぶことも大事」「被爆者一人ひとりにそれぞれ違う体験があること」「被爆体験は一瞬ではなく、原爆が落とされた日から今までずっと続いており、人生を長く大きく変えるものだということがわかった」「生の声を聞くことで戦争の真の姿がわかる」「過去のことだけにせず、自分たちのことに置き換えて理解することが大切」「原爆の恐ろしさと悲惨さを改めて感じた。戦争のない世の中にしたい」などたくさんの思いが出されました。

被爆者の方からは「こういう機会をつくってくれてありがとう。今後も続けていってほしい」「いのちを大切に、核兵器のない世界を」「1時間ではすべてを話せないが、核兵器廃絶の運動にどういう風にとりくむべきか、世界的な広い視野と立場でどう考えるかが大事」と激励のメッセージをいただきました。

行動提起では、日本政府の秘密保護法の強行や解釈改憲による集団的自衛権の行使を進めようとする危険な流れに対し、世界には平和の大きな流れがあり、戦争や被爆体験を次世代へ継承し、戦争・核兵器のない平和な世界を実現するために、①戦争・被爆体験をききとり、次世代へ継承すること。②みんなで平和について学び、考えること。③平和行進や原水爆禁止世界大会に参加したり署名を集めるなど平和へのとりくみに参加すること。④ききとった記録を世界大会やNPT再検討会議に届けること。⑤LINEのグループに参加して、一緒に各地域でききとりプロジェクトにとりくむことが呼びかけられ、参加者全員で確認されました。

今回は、青年たちではじめて実行委員会を立ち上げてのとりくみでした。グループに分かれて進行する関係でききとりの時間を区切ったため、話を途中でさえぎることになったり、同じ部屋でおこなったため声がききとりにくかったりと運営上の反省点も多々ありますが、青年からは「ききとりの機会や時間がもっとほしい」「もっとたくさんの青年と共有したい、広げたい」と意見が出され、自分たちで語り継ぐことの大切さをみんなが感じたものになりました。また、ききとりの経験ができたことで次につながる一歩になったのではないかと感じています。今後も実行委員会を開き、今回のとりくみをみんなで振り返りながら継続して広げていきたいと思います。

【兵庫】非核「神戸方式」39周年記念集会ひらく 会場あふれる166人が参加 早朝宣伝、昼休みパレードなども

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非核「神戸方式」39周年記念日の3月18日、兵庫県原水協は、早朝に神戸市役所前で職員への宣伝行動をおこない、昼休みパレードには52人が参加しました。兵庫労連、新婦人、民医連、日本共産党神戸市議団などが元気に、「神戸港に米軍艦を入れるな」「安倍内閣は戦争する日本への道を進むな」などと神戸市民に訴えました。

新原昭治さんの講演に感動、確信

夜の39周年記念集会では、港湾共闘会議の谷口利之議長が開会のあいさつ。国際問題研究者の新原昭治さんが、「非核『神戸方式』とこれからの日本・アジア」と題する記念講演をおこないました。新原氏は、日本が何度も核戦争に巻き込まれそうになり、日本国民の世論が跳ね返してきた闘いを紹介しました。そして、非核・非同盟の日本とアジア実現の道筋を語りました。また、アメリカの外交文書など豊富な資料を紹介、解明して、非核「神戸方式」の意義を浮き彫りにしました。

兵庫県原水協の梶本修史事務局長が「基調報告」をおこない、5月3日の「神戸憲法集会」への後援を拒否した神戸市の態度を厳しく批判、非核「神戸方式」に関して、「市会決議の尊重」としか言わない神戸市長の態度のあいまいさの改善を求めました。

記念集会は、「2014年非核神戸港アピール」を採択して、テーマソング「波よひろがれ」を全員合唱。津川知久・兵庫労連議長(兵庫県原水協筆頭代表理事)が閉会のあいさつをおこない、「2015年NPT再検討会議へ非核の世論を画期的に強め、安倍暴走内閣をストップしよう」と呼びかけました。会場あふれる166人の参加者が、決意のこもった熱い拍手で応えました。

【兵庫】非核「神戸方式」をしっかり守れ―兵庫労連などが39周年の訴え

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兵庫県原水協、兵庫労連などは3月12日正午、神戸市中央区の元町商店街で、核兵器を積んだ軍艦の入港を拒否する非核「神戸方式」39周年を迎えるにあたっての宣伝行動をおこないました。

兵庫労連の津川知久議長(兵庫県原水協・筆頭代表理事)や神戸市議の森本真、味口としゆき両氏などが宣伝カーの上から、安倍内閣が「戦争できる日本」づくりへと暴走を続けていることを厳しく批判しました。そして、非核「神戸方式」が開始されて39年間、一隻のアメリカ軍艦も寄港、利用できなくしていることを紹介し、その実施者である神戸市が非核「神戸方式」を堅持し抜くように非核の世論を強めようと訴えました。

津川氏らは、国連など国際社会が核兵器禁止条約の実現に向けて前進していることを明らかにしながら、「核兵器全面禁止のアピール」署名への賛同を呼びかけました。

参加した兵庫労連の北川伸一事務局長や兵商連の松田顕事務局員などが通行人に非核「神戸方式」39周年記念集会(3月18日)の案内チラシを配りながら署名を訴えました。韓国から観光に来たという人が、「神戸港にアメリカ軍の基地があったなんて聞いたことがなかった。平和の港になってすばらしい」と語りながら署名に応じました。

(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)

【兵庫】オスプレイの低空飛行訓練中止を―兵庫県知事に要請

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兵庫県の平和委員会(代表理事・西澤慎)、安保破棄兵庫県実行委員会(会長・桂仲二郎)、原水爆禁止兵庫県協議会(筆頭代表理事・津川知久)の3団体は29日、兵庫県が米軍輸送機オスプレイ・米戦闘機の低空飛行訓練の中止を日米両政府に求めるように県知事に申し入れを行いました。

企画県民部を訪れた平和委員会の高橋正明、安保破棄実行委員会の後藤浩、原水協の梶本修史の各事務局長は、オスプレイの本土での低空飛行訓練が開始される直前の3月にも同様の要請を行ったのに兵庫県が具体的な対応を怠ってきたことを指摘し改善を求めました。日本でのオスプレイ運用に関する米軍報告書(環境審査報告書)では、全国の各低空飛行訓練ルートで年間約55回、計330回の低空飛行訓練を行うことが明記されています。本土での低空飛行訓練ははじまったばかりで、これから想像を絶する規模での訓練が想定され、県民の安全を守るために低空飛行訓練の中止は不可欠です。

昨年7月、県知事名で出された防衛大臣宛「要請書」は、「本県を経路に含む訓練が行われるとの米国政府の公表や情報などが得られた場合には、直ちに本県に説明する」ことや「(米国政府に)危険や騒音など県民への影響がない対応をとるよう働きかけること」にはふれながら、「米軍輸送機オスプレイの配備中止と低空飛行訓練計画の中止」は求めていません。平和委員会などは、但馬地域のドクターヘリ運航(2011年度に1254回)空域と米軍機の低空飛行訓練ルート(ブラウンルート)が重なっており、安全上きわめて憂慮される状況にあること、さらに、全国知事会はじめ関係地域で200自治体が反対決議をあげ、兵庫県弁護士会でも「オスプレイ配備の中止を求める会長声明」があげられていることを紹介して、全国の自治体と連携して「オスプレイ・米軍機の低空飛行訓練は中止」をせまることは、県民の安全を守る最低限の態度ではないかと迫りました。

この申し入れには、日本共産党の練木恵子、いそみ恵子、喜田ゆい各県議も同席しました。

【兵庫】原爆症裁判支援ネットが認定制度の抜本改正を求める宣伝・署名行動

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▲自らの被爆体験を紹介しながら、国の被爆者行政の改善が急がれることを訴える副島さん

原爆症裁判支援ネット・兵庫は4月15日正午、神戸市中央区の元町商店街で原爆症認定制度の抜本改正を求める宣伝・署名行動を行いました。

日本被団協、原爆症認定集団訴訟全国原告団、同弁護団全国連絡会などが、4月15日~18日に全国行動を行うことに呼応したものです。

2003年以来争われてきた原爆症認定集団訴訟は、被爆者勝訴、国敗訴の判決が相次ぎ、この結果二度にわたって原爆症認定基準が改定され、病に苦しんでいた被爆者約8000人が新たに原爆症と認定されました。09年8月には麻生太郎首相(当時)と日本被団協代表との間で「今後訴訟の場で争う必要のないよう」な制度を策定するとの「確認書」が交わされ、国と被団協などとの定期協議の場を通じて解決を図ることになりました。しかし、国は依然として司法と行政の乖離を埋めようとしないために、100人もの被爆者が新たに訴訟を提起せざるを得ない状況が生じています。

この日、芦屋市被爆者の会の千葉孝子会長、芦屋市在住の副島圀義さんが、自らの被爆体験を紹介しながら、国の被爆者行政の改善が急がれることを訴えました。県被団協の古石忠臣理事長や鹿島孝治事務局長など6人の被爆者、保険医協会、民医連、兵商連、平和委員会など18人が、昼休み中の人々、通行人などに「被爆者援護法の抜本改正を求める署名」を呼びかけました。掲示された大型の原爆写真パネルに足を止め、被爆者の訴えに聞き入る姿が目立ちました。外国の観光客も、「核兵器はノー」と言いながら署名していました。

▲古石兵庫県被団協理事長の署名に応じる高校生たち

この日の行動で、「援護法改正署名」が63人、「核兵器全面禁止のアピール」署名が43人から寄せられました。

(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)

【兵庫】非核「神戸方式」38周年ー記念集会に170人参加 韓国ゲストも昼休みパレードの先頭に

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非核「神戸方式」は3月18日、38周年を迎えました。早朝の神戸市役所前の市職員への宣伝行動に始まり、昼休み時間に、市役所横の花時計前の集会、三宮センター街でのパレードも行いました。記念集会の講演に来日した韓国のイ・ジュンキュさんが連帯のあいさつを行い、パレードの先頭にたちました。

同夜の「記念のつどい」では、イ・ジュンキュさんが、「激動する東アジア、非核平和の東アジアは可能なのかー朝鮮半島からの視点ー」と題して記念講演。パワーポイントを使って、さまざまな資料を紹介しながら、北朝鮮問題をはじめとする朝鮮半島、東アジアの情勢を解明し、非核平和の東アジアづくりの展望について語りました。

参加者からは、「これまでの米朝会談や六カ国協議などの議論と合意内容などを紹介しての話は説得力があり、展望がもてた」「今にも戦争が始まるかのように報道されるなかで、「核兵器全面禁止のアピール」署名を呼びかけたら『アメリカの核兵器が必要』『軍事力で圧力かけないとダメ』などと言われてひるんでいたが、「共感の拡大」という提起が新鮮に受けとめられた」などの感想が寄せられました。170人の参加者の大きな拍手で、「核兵器禁止条約を実現せよ!米軍機・オスプレイの低空飛行訓練やめよ!―憲法9条と非核『神戸方式』が輝く兵庫県、日本をつくりましょう」と「2013年非核神戸港アピール」を確認しました。

神戸市長、福岡県原水協などの連帯のメッセージが届きました。