
5月27日に行われた分科会1「東アジア・非核平和の連帯」における日本原水協事務局次長・土田弥生さんの発言を紹介します。 私たちは、核兵器廃絶、核戦争阻止、被爆者援護連帯の3つの目的の実現のために、1955年以来活動をしてきた団体です。1945年の広島、長崎の被爆に続き、1954年の米国によるビキニ水爆実験の被害を受け、日本で原水爆を禁止する運動が大きく発展しました。以来、この運動は、冷戦の真っ只中の時でさえ核兵器全面禁止・廃絶を世界に呼びかけ、原水爆の被害の実相を広げ、核保有国による核兵器の使用の手を縛ってきました。この運動は、また、戦後62年、安倍内閣が日本を戦争をする国にするためにもくろんでいる憲法9条改悪を阻止する上で、大きな役割を果たしてきました。