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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

【兵庫】雨に負けず核兵器廃絶を訴え

140606_6・9行動

兵庫県原水協は6月6日夕方、神戸市中央区の元町商店街で、「核兵器禁止条約の交渉開始」などを訴えて「6・9行動」をおこないました。

雨が降りしきる中でしたが、兵庫県原水協の津川知久・筆頭代表理事(兵庫労連議長)や平和委員会の大森幹雄事務局次長らがマイクで、「安倍首相が憲法9条の解釈を変えて、集団的自衛権行使に踏み込んで軍事対軍事の悪循環、アジアの緊張、危険を増大させていることは許せない」ときびしく批判しました。そして、「国連を中心に核兵器禁止条約の実現のとりくみが前進している」ことを紹介し、「安倍内閣はアメリカの『核の傘』に頼る政策をやめ核兵器廃絶の先頭にたて」「憲法9条破壊、戦争態勢づくりに反対し、国連憲章と憲法9条が示す紛争の平和的解決に力をつくせ」と訴えました。

参加した安保破棄実行委員会の後藤浩事務局長や神戸港原水協の見満豪さんなど7人が、「核兵器全面禁止のアピール」署名を訴えると、雨の中にもかかわらず仕事帰りの若い男性や観光客などが足をとめて署名に応じました。神戸市東灘区の女性は、「雨でもがんばってるので足を止めてしまいました。核兵器をなくすのは簡単でないですがあきらめないことですよ」と声をかけて署名に応じました。西宮市の高齢の男性は、「国連に届けてくれるの?すばらしいアイデアですね」と、笑顔で署名しました。

雨の中の行動でしたが、「核兵器全面禁止のアピール」署名が48筆、2000余円の被爆者募金が寄せられました。

(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)

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