原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

【沖縄】米軍基地とオスプレイ配備、4・28への怒りの沖縄で、 核兵器全面禁止でも共感が広がる。

広島・長崎・福島・沖縄を貫くキーワードは「抑止力」 20自治体を訪問

沖縄県原水協と日本原水協は、6月の平和行進を前にした5月27日から29日までの3日間、沖縄県本島の自治体訪問を行いました。1月28日にオスプレイ配備反対、米軍基地の県外移設ですべての自治体首長と議長が安倍首相に建白書を提出するなど、自治体ぐるみ、オール沖縄の運動を核兵器全面禁止の署名などにつなげたいとの思いからのとりくみでした。

佐事安夫(さじやすお)県原水協事務局長と日本原水協全国担当常任理事の田中章史(あきふみ)、前川史郎両氏は3日間で20の自治体を訪れ、世界大会パンフをもとにして、「核兵器全面禁止のアピール」署名の首長・議長の賛同、核兵器使用の非人道性に関する80カ国共同声明への賛同拒否に対して日本政府に決断と行動を求める意見書送付のお願い、「原爆と人間」パネルの購入および展示などを要請し、懇談しました。

「おっしゃるように、核兵器の問題でも、米軍基地やオスプレイの問題でも根は一つだ」「広島、長崎、沖縄、そして今は福島も含めて考えないといけない」「住民の50%が第二次世界大戦で犠牲になり、非核反戦平和都市宣言をし、憲法9条の条文を役場に掲げているが、こういう話を初めて伺った」「4・28も5・15も悲しいばかり。安保に縛られて米軍基地があり続ける状況には悲しくなるが、みなさんの活動には頭が下がる」など懇談はどこでも歓迎され、国連への署名と政府への意見書への共感と、首長の署名だけでなく、職員にも署名を回しましょうと要請を積極的に受け止めてくれるなど、懇談を重ねる中で、沖縄訪問の意義が深まりました。

3人の首長と1人の議長が署名

日程との関係で首長に直接会えた自治体は6自治体でしたが、その内3人の首長からはその場で署名をしていただきました。

東村(ひがしそん)の伊集盛久村長は、80カ国の共同声明に日本政府が拒否したことを伝えると、「おぉっ!」と反応し、パンフの首長の載っているページを紹介すると、うんうんとうなずきながら「日本は唯一の被爆国として、核兵器禁止の先頭に立つべきですよね。書きましょうね」と署名してくれました。

大宜味村(おおぎみそん)の島袋義久村長は、日本政府は国連でも核兵器廃絶でリーダーシップを取らないといけない。日本は矛盾したことをしている。広島、長崎、沖縄は根っこに共通点がある。と署名し、2000円札を募金してくれました。

国頭村(くにがみそん)の宮城久和村長は、戦前の回帰主義というか、おかしな方向に行っている。最近でも日本政府が国連で提案された署名への賛同を拒否したのは、唯一の被爆国としておかしな話。人類滅亡の問題なので、保守・革新関係ない。

読谷(よみたん)村長の石嶺傳實(でんじつ)村長は、被爆国である日本がいちばん声をあげなければならない。見たこともない「抑止力」にこだわり、沖縄は米軍基地に苦しめられ続けてきた。戦時中から含めて一度も軍隊に守られたことがない。後日、まとめて副村長や職員の分も含めて署名を送ってくれると約束されました。

また懇談では、米アカデミー賞を2度受賞している映画監督のオリバー・ストーン監督が世界大会に参加されること、湖西(こさい)市の三上市長など自治体首長も参加する方向で日程調整をしていることなども話して、沖縄の現状や思いを国連の軍縮担当上級代表や各国大使の前で発言され、世界に発信するチャンスでもあること、昨年は浪江町(なみえまち)の馬場町長が福島原発事故のもとで人権もない扱いをされている浪江の実態を世界に発信したいと世界大会に参加されたことなども話しながら、沖縄からも世界大会に是非参加してほしいと要請しました。浦添(うらそえ)市では毎年10人の中学生を長崎に平和大使として派遣しているので市長にも伝えたいとの話もありました。

情勢が職員を成長させている。今年の通し行進者は7人と民医連 ▲クリック!

自治体要請の合間には県内団体の訪問も計画しましたが、2団体との懇談にとどまりました。しかし沖縄県民医連は事務局長の比嘉努さん、事務局次長の比嘉義信さんが会っていただき、「4・28屈辱の日や昨年のオスプレイ反対の行動から変化が起きてきている。毎週水曜日にオスプレイNOの朝宣伝をしているが、先日は若い看護師など55人が参加した。毎年新人職員が平和行進に参加しているが、昨年は5人、今年は7人が参加する。世界大会にはこれまでになく多くの代表を送りたい」と情勢が職員を成長させていると話し、パンフやコットンマフラー「Wakaba」購入の検討を約束してくれました。

また沖縄県商連事務局長の知念三四志さんは、自治体訪問の内容を伝えると驚き、明日(30日)理事会でも報告し、今年の世界大会には複数の代表を送るようだし、今治民商会員と日本原水協が共同で作成したコットンマフラーも販売したいと話していました。

佐事事務局長は、一人ではなかなか回りづらかったので、二人が来てくれて助かった。懇談する中で、核兵器の問題と沖縄戦の問題をつなげて考えているということがわかった。こちらからの発信の重要性もまた実感した。首長だけでなく、担当者とも話をすることが大事。これからも頑張っていきたいと述べています。

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【岡山】20万署名の達成を 県原水協総会ひらく

 

▲クリック!

【北海道】学習を力に、署名と原爆展、代表派遣に全力を―原水協学校開く

5月19日、札幌市内で「2013年北海道原水協学校」が開かれ、道労連議長、北海道新婦人会長、道国民救援会会長、道平和委員会理事長をはじめ、札幌市内、旭川、帯広、函館、七飯など各地域・ブロック原水協の代表、合わせて39人が参加しました。安井正和日本原水協事務局長が、世界大会パンフレットをテキストに、「核兵器のない世界 憲法9条と非核三原則が輝く日本を」をテーマにして70分講演。8月の世界大会に向けて、署名と原爆展をひろげ、すべての地域、職場から世界大会へ代表派遣を成功させる決意を新たにしました。

共同声明拒否に心から怒り 歴史の逆進打ち破るために原爆展と署名に全力つくす 七飯原水協 舟見洋三

道原水協学校で安井事務局長の講演を聞いて決意を新たにしました。

なんと言っても今の情勢、次回NPT再検討会議に向けた第2回準備委員会での「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に80カ国が賛同しているにもかかわらず、日本政府が賛同せず、まさに歴史を逆進させる役割に怒りを覚えずにはいられません。これを打ち破る力は国民の署名の力だと思います。

七飯原水協は、一昨年の10月に町長を先頭に「七飯町核兵器をなくす会」を結成し、2015年までに町民過半数めざしとりくんでいます。今年3月末までに5174筆をやりあげ、目標の5000筆を達成しました。特徴的なことは、73町内会の4割の町内会で目標の6割に当たる3000筆をやってくれたことです。しかしこれは、あくまでも第1関門にすぎません。来年3月末までにさらに5000筆、2015年3月までに町民過半数の1万5千筆をいかにやりあげていくか、試金石が問われています。

私たちは4月22日から28日まで、今年第1回目の原爆展を大沼地区で成功させました。はじめて原爆パネルを目にした中学2年生から次のような感想文が寄せられました。

「平和の尊さと戦争の悲惨さをあらためて確認できました。たった数平方メートルの写真展で、今から70年前にあったむごさを感じました。今も世界に残っている核兵器をどう廃絶するか、これから向き合っていこうと思います」

これを読んで大いに励まされました。核をなくすのは国民の願いであることを確信しました。人道的アプローチという観点から、もっともっと原爆展を開きたい。地域の会館や集会所を活用して、大いに「原爆写真展」を開き、住民に見てもらい、署名に協力してもらう。相乗的に実践できると思います。

大会パンフの内容は非常に良く出来ています。昨年は70冊を普及し、3000円以上のカンパをくれた人に贈呈しましたが、今年はもっと多く活用したい。世界大会代表には目的意識的に若い人を派遣します。昨年原爆展に協力してくれた20歳の女性が原水協の会員になってくれ、理事になることを快く引き受けてくれました。6月はじめの平和行進でアナウンサーを引き受けてくれることになりました。若い人たちにも積極的に働きかけ、運動を盛り上げていきます。

原水爆禁止2013年世界大会パンフレットを学び、核のない社会へうねりつくろう 東京学生ツアー・青山事務局長の感想

原水爆禁止2013年世界大会の学習パンフレットが好評発売中です。

青山昂平さん(中央大学法学部4年、原水爆禁止2013年世界大会東京学生ツアー事務局長)の感想を紹介します。

核兵器廃絶の運動への意欲を引き出してくれる

パンフレットはとてもわかりやすく、核兵器廃絶の運動への意欲を引き出してくれました。

核兵器をなくすことについて賛成国が175、反対6と、圧倒的多数という事実(p1)、そして核兵器による悲惨な被害の様子(p3、4)。こうした非人道的な兵器は二度と使われてはならないという思いを強くすることができました。

パンフレットを読んで強く思ったのは、武力必要、不要の価値観の違いはあるにせよ、核兵器だけは、世界のあらゆる人々と共同して、いますぐになくしていかなければならないということです。

正直、私の身の周りではそこまで平和運動が盛り上がってはいないと思います。そのため、平和運動、核兵器廃絶の運動というと、腰が重く、距離の遠い存在だという思いもありました。

しかし、先に書いたような理由から、核兵器は絶対になくさないといけないと思うし、平和行進や各地での運動の盛り上がりを見て(p24~)、これは今こそ盛り上がっている運動だ、そして、この運動をもっと盛り上げていかなければならないと思いました。

東京の学生の間にもどんどんパンフレットを広めていきたいと思います。みなさん、世界大会でお会いしましょう。

(中央大学法学部4年、原水爆禁止2013年世界大会東京学生ツアー事務局長 青山昂平)

【東京】八王子市原爆被爆者の会が被爆の実相を「証言」集とDVDにまとめる

▲バングラディシュ大使館を訪れた上田さん(右端)、中央がモメン大使

八王子市原爆被爆者の会(八六九会)はこのたび、ベンガル語と日本語を併記し広島被爆者17人の「証言」集『広島の声』を出版。また、被爆の実相を伝える被爆者の「証言」をDVDにまとめました。

同会の上田紘治事務局長は、「全国各地で役員として活動している方に加え、八王子市在住被爆者も5人が執筆しています。在日22年のバングラディシュ人の方と協力し、3年がかりで出来上がりました。

多くの方たちが、被爆者の訴えを受け止めていただくと嬉しく思います」と「証言」集を製作した思いを語ります。

上田さんは先日、バングラディシュ大使館を訪問し、マスード・ビン・モメン大使と面談。大使は大変喜び、「今後、協力する」と嬉しいコメントもありました。外務省に「非核特使」を申請し、いずれバングラディシュを訪問する予定です。

後世に耐えうるものとしてDVD作成

DVDの方は、八王子の被爆者9人が小・中学校や平和展などで「証言」している姿を収録。

上田さんは「前者を子ども向け、後者を大人向けとしています。後世に耐えうるものとしてこれも3年前から行政の支援を受けながらとりくんできました。被爆の実相をひとりでも多くの方たちにご理解いただくことが、平和への一番の近道と思っています」と語っています。

お問い合わせ・ご注文は以下まで。

E-mel:ueda☆link.nir.jp

※☆を@に変えて送って下さい。

原水爆禁止2013年世界大会パンフレットを学び、核のない社会へうねりつくろう 見どころ紹介

原水爆禁止2013年世界大会はNPT(核不拡散条約)再検討会議が開かれる2015年に向けて世界的な行動をスタートさせること、非核と9条輝く日本を実現することを主要なテーマにして開かれます。

パンフをもとにした学習をすすめ、地域・職場で原爆展や署名行動をとりくみ、平和行進をすすめながら世界大会へ代表を送りだしましょう。

パンフレットの見どころを紹介します。

1.核兵器はいつなくすの? 今でしょ!! 1ページ

世界の国々が目標としていることの一つが、核兵器をなくし、平和と安全を実現すること。

国連がテーマとしているのが国連憲章のルールに従い紛争を平和的に解決すること。

日本は、国民にも政府にも、核兵器の全面禁止を呼びかけ、行動する権利と責任がある。

2.写真で見る、核と放射能の被害 3ページ

ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、フクシマ 非人道性=人類の生存に関わる核兵器

1955年、3200万筆・有権者の過半数を超えた原水爆禁止署名、2010年、690万筆を国連に

3.北朝鮮の核問題 緊張をエスカレートさせないことが重要 7ページ

①9ページのように、繰り返される核と軍事的いかくの悪循環

米韓合同軍事演習で核弾頭搭載可能なB2、B52爆撃機の米本土からの参加を契機に、北朝鮮は休戦協定の効力白紙化を発表するなど・・

②対話をめざす動きが活発化 米政府、韓国政府(大統領が対話を呼びかけ)、国連(4月12日に潘基文事務総長が朝鮮語で呼びかけ) しかし日本政府の対応は・・・

8ページ 吉田英男・三浦市長のメッセージ

③8ページ 核保有国5カ国が核兵器全面禁止の先頭に

日本原水協は5カ国と日本政府に決断と行動を求めて手紙

4.国際政治では、核兵器全面禁止の条件は熟している 10ページ

①国連総会では175カ国が賛成。反対は米、英、仏、露、印、イスラエルの6カ国だけ 12ページ

②核兵器使用の非人道性の側面から 昨年5月に16カ国共同声明、10月国連総会では34カ国が呼びかけ、今年4月のジュネーブでは80カ国に。 *11ページ オスロ会議の結論

「核兵器が二度とふたたび、いかなる状況下においても、使用されないことに人類の生存がかかっている・・・。二度とふたたび使用されない唯一の方法は全面廃絶することでしかありえない」

③核兵器禁止条約の交渉開始を提起したマレーシア決議には、インド、パキスタン、北朝鮮、イランも賛成。「みんなでやめよう!」が当然の声に。核保有5カ国の決断だ。

5.抵抗する核保有国 12ページ

2010年NPT再検討会議が合意した「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」目標について、3年になる今もその実現の道筋が見えてこないのは、核保有国や核の傘に依存する国々の「核兵器は安全の保証」という考え方(核抑止力論)がある。核拡散を誘因するのもこうした核保有国の態度に。

6.市民の役割の発揮 14ページ

歓迎される署名。核保有国や核の傘に依存する国々での世論と運動が決定的。

4月24日第2回準備委員会へ、276万2031筆の署名提出。アンゲラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表「世界大会に出席して感銘を受けた。暑い日差しの中で署名を集める若者に姿に感動した」と励ます。

日本では、参議院選挙も見据えて

7.問われる日本政府の姿勢 15ページ

①韓国大統領や潘基文国連事務総長が対話を呼びかけたのと対照的に、安倍政権は北朝鮮に対して軍事的対応一本やり。石破自民党幹事長も軍事的対応をあおる。その一方ですすめられる改憲と靖国参拝。

②昨年10月に続き今年4月も、核兵器の非人道性を批判し、核兵器不使用を主張した共同声明への署名を拒否。日本政府は「いかなる状況下でも」という一文の削除を求め、それが受け入れられないからと署名を拒否したことに国の内外から失望と怒りが。被爆国の政府として国際社会への背信行為。

③日本原水協は核兵器全面禁止の決断と行動を求め、平和行進を通じて自治体からの意見書のとりくみも提起している。

④17ページ 草の根から圧倒的な世論を 16ページに自治体の状況

今年のパンフには4人の自治体首長が登場している。自治体の変化が。

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【山梨】2015年までの署名目標8万筆と今年の世界大会代表派遣目標50人を確認

山梨県原水協は5月11日、甲府市にあるピュア総合で定期総会を開催。参加は、団体から19人(新婦人4、山梨県労2、民商2、民青1、民医連4、年金者組合2、国民救援会1、共産党県委員会1、平和委員会1、県被団協1)、地域から2人(甲府市、石和)、県原水協1人、以上22人の参加。甲友会から被爆者の来賓あいさつ。ユーコープ(神奈川・静岡・山梨が今年合同)からのメッセージが紹介されました。甲友会の方からは、政府の核兵器不使用への賛同拒否へ抗議の意思を示す発言がされました。

経過報告とともに、2015年までの署名目標8万筆と今年の世界大会代表派遣目標50人の提案を含め方針案の報告後、発言交流。「現在署名は8500筆。2015年に向けて、2万を目標にがんばりたい」(民医連)、「署名は、4400〜4500筆。2万筆を目標に、2015年NPTにむけてがんばります。憲法と核の2つの署名を集めている。紙芝居が大人気」(新婦人)など、団体を中心に発言が相次ぎました。

まとめでは、地域原水協を強化すること、当面、平和行進に全力をあげることを確認しあいました。この会議の中で、マラヤ支援募金、11050円が寄せられました。

総会後は学習講演として、世界大会のパンフレットを引用し、「地域原水協の役割&署名の推進」をテーマに、日本原水協の佐竹康行事務局次長よりお話がありました。

【広島】フラワーフェスティバルや菓子博の来場者に署名うったえ2日間で800筆超寄せられる

広島県原水協は5月3日と6日に「核兵器全面禁止のアピール」署名行動を行いました。

3日は恒例となっている県原水協・被団協・広島市原水協共催の署名行動。40人が参加して1時間の行動で696筆が寄せられました。

2013ひろしまフラワーフェスティバルとひろしま菓子博2013の効果で人通りがものすごく多く、東電・福島第一原発事故の影響で減っていた外国人観光客もたくさん署名に協力する姿が目立ちました。

市原水協の金子事務局長、中本筆頭代表理事、県被団協の大越事務局長、県原水協の高橋代表理事がマイクで訴えました。

6日は、12時15分から30分間、金座街で定例の宣伝を行い、13人が参加して109筆が集まりました。

なぜ?がわかる 原水爆禁止2013年世界大会パンフレットを読もう

原水爆禁止2013年世界大会の学習パンフレットが好評発売中です。

岡﨑加奈子さん(自治労連中央執行委員・青年部書記長)の感想を紹介します。

 

核兵器廃絶への行動、いつやるの? 今でしょ!

いま、世界的に核兵器廃絶が高まっています。先日スイス・ジュネーブで行われた2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議第2回準備委員会の要請行動に参加しました。そこで感じたのは、多くの国が核兵器のない世界に向けて核兵器禁止条約を望み一歩ずつ進んでいるということです。

特に今回の準備委員会で、「核兵器の人道的影響に関する共同声明」を発表した南アフリカ政府へ要請した際の言葉は印象的でした。一時核兵器を保有していた南アフリカが「南アフリカは政府の判断で核兵器を廃絶させた。2010年のNPT再検討会議で賛成したことを、締約国に大きな一歩を踏み出すよう言っていかなくてはいけない」と話されました。政府が判断しさえすれば、世界中から核兵器の脅威はなくなるのです。

では、なぜ核兵器はなくならないのでしょうか?

なぜ?がわかる

原水爆禁止2013年世界大会パンフレットでは、その「なぜ?」がわかります。いまの情勢がとてもわかりやすく解説されており、世界の各国政府が、核兵器禁止条約をすすめる行動を起こしていることがわかります。

また核兵器廃絶に向けて、被爆者の声に寄り添いながら、被爆の実態を知っている日本が行動を大きく広げていく意味もこのパンフレットから学ぶことができます。

今回のパンフレットには多くの自治体の市長も載っています。自治体として住民のいのち、くらしを考える上で、核兵器の脅威のない平和な世界を実現することは大切です。私たちの地元から草の根の運動をすすめ、核兵器廃絶の世論を広げていくことが、核兵器のない世界につながります。そのためにも多くの声を集める署名活動が大切です。ぜひこのパンフレットを読んで、核兵器の恐ろしさ、世界の流れ、運動の大切さを学んで一緒に行動しましょう!そして、一緒に原水爆禁止2013年世界大会に参加しましょう!

(自治労連中央執行委員・青年部書記長 岡﨑加奈子)

 

【2013年国民平和大行進】強風の中、神奈川県へ引き継ぎ

2013年原水爆禁止国民平和大行進東京実行委員会は7日、港区芝公園「平和の灯」から出発して川崎市役所で神奈川県実行委員会に引き継ぎました。

港区長から激励メッセージ

出発前に、芝公園内にある港区「非核平和都市宣言」20周年を記念して設置された「平和の灯」の横で行われた集会では、武井雅昭区長からの激励メッセージが代読され、同区長の名前が記名されたペナントが東京—広島コース通し行進者の村井澄男さんとマラヤ・ファブロスさんに手渡されました。

タガログ語で自己紹介

のぼり旗が倒れそうになったり、帽子が飛ばされるほどの強風の中でも核兵器も原発もない世界を求めて歩いていると、フィリピン・ナショナル・バンクを発見!マラヤさんは店内に入って行き、タガログ語で自己紹介をしながら平和行進のチラシを渡しました。「広島まで歩きます」というマラヤさんの言葉に、店員さんたちは目を丸くしていました。

子どもたちや外国人からエール

たくさんの子どもたちが応援の手を振ってくれました。市民平和行進の通し行進者として東京から広島まで歩いた女性の息子さん(5歳)からは「いつチラシくばるの?」と聞かれ、思わず出た言葉は「今でしょ!」。

大田区では、蒲田駅前で前から歩いて来た外国人男性にチラシを手渡しながら「This is peace walk. No NUKES!」と話しかけると大喜び。トルコ人の男性は、満面の笑みで行進団にピースサインを送っていました。

450人で川崎市内を行進

東京250人の行進団は六郷土手で松平晃さんのトランペット演奏に迎えられて神奈川県に入ると、さらに200人が加わり、総勢450人で川崎市内を行進。

5人の県内通し行進者を先頭に、アーケード内でも積極的にチラシを配布。集結集会で無事に神奈川県側に引き継がれました。

[...]

山田星河のジュネーブ滞在記~PHOTO編

【Photos:View】

 

 

 

散歩中、全部が素敵です。

 

 

 

 

みんなキョロキョロ!にっこり!

 

 

 

でも天気は曇り!

 

 

レマン湖の灯台的なもの!

 

 

チャペル

 

 

 

【Photo: United Nations】

 

 

 

 

 

国際行動デーにて。

 

 

不思議モニュメント?

 

【Photo:Universite de Geneve 】

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山田星河のというか天久奈津美のジュネーブ滞在記6日目③

【山田星河のというか天久奈津美のジュネーブ滞在記6日目③】

 

団会議のことをあめくちんが書いてくれました。メルシ~(^O^)

 

 

↓ ↓ ↓

 

今回の要請行動のまとめに団会議を行って情報と参加者の感想共有をしました。

 

今回の代表団の要請行動は、国連を含め17カ国!(((o(*゚▽゚*)o)))

 

たくさんの重要な話がありました。

 

南アフリカの提案した“核兵器の非人道性”について、スイスの政府代表部から「核兵器廃絶は世界の声」としてダイナミックに国際社会で認識されることが目的であり、それが次のステップにつながるものだ!という力強い話を聞くことができました。

 

また日本での活動について日本から世界に訴えていけるように、市民からの大きなうねりが求められています!!!そのために署名活動は新鮮味があまり感じられないかもしれませんが、政府に圧力をかけられる方法だと、各国政府からも評価されています。

 

もう一つは核兵器や原発事故が起こればどうなるかが日本社会でしっかりと話されていない現状がありますが、国民全体で広げていく必要だと認識しました。

 

ジュネーブ大学での署名は、25日には172筆、26日に192筆!(*゚∀゚*)

 

対話の中で、原爆投下の悲劇は知っていても、被爆者のことや実相は周知されておらず、原爆パネル展を見てもらい、質問に答えたり話をしていくと、とても衝撃を受けているようでした。

 

代表団も一人ずつ感想を話していきました。それぞれのこの間の活動の話から、たくさん学び吸収しましたよ。

 

被爆者である藤森さんや佐久間さんの参加によって要請行動がとても力強いものになり、海外のかたとも被爆の実相を共有できた喜びが挙げられ、今後も繰り返し日本が被爆の実態や核兵器の脅威を伝えることが求められている!

 

といった感想がありました。

 

ブラジル代表部の「確固とした条約などなくても隣国と仲良くしていればそもそも武装など必要ではない、核兵器もなくせる」といった話や、エジプト大使の「合意し、行動しようと決めたことができていないのは当然おかしな事だ。決めたことは守れ!」という言葉にとても勇気づけられました!(^O^)

 

✽ ✽ ✽ ✽ ✽

 

私も、この代表団の一員として、核兵器廃絶へのプロセスへの力になれたのかな…?!ちっちゃいちっちゃいけど、たぶんなれたのではないかな。ひとりひとりができることは小さいけれど、みんなでやるから、大きなパワーを生み出せるのだと思う。

 

そして世界中に同じような仲間がる。そうなると、自分の役目が小さいことかもしれなくても、大きな目的に向かうために動いているのなら、ひとりひとりのパワーが小さいなんて、全然思わない!

 

どの国の政府も、原水協や被団協の活動に対して敬意を払い、とても重要なことだと話していた。核兵器廃絶のためのキーはまぎれもなく私たちなんですね!世界中の私たちなんだ!

 

みなさんほんとうにおつかれさまでした。

 

また日本に帰ってから滞在記を総括します。写真も!とにかく撮りまくりました!

 

[...]

山田星河のジュネーブ滞在記〜6日目②

【山田星河のジュネーブ滞在記6日目②】

 

そしてなんと、非人道的見地からの核兵器廃絶を提出した、南アフリカのアブデュル・サマルミンティ軍縮大使に、お会いしました!(´∀`)アパルトヘイト解放運動を長年やっていたかたでもあります!

 

 

 

わああああああ~~~(((o(*゚▽゚*)o)))

 

ものすごいかたと、お話しているのです!

 

アパルトヘイト時代、南アフリカでは核実験計画が浮上しましたが、解放運動とともに、核をもたない国へとすすめられました。

 

「核兵器は人道に対する犯罪である。核兵器というのはそもそも持っていることに大きな責任がともなう。なんでわざわざそんなに巨大な責任を持とうとするのか!」

 

「ステップバイステップは、国際条約には核兵器を持つように、など書いていない。核兵器はもたなくていいものなのだ。南アフリカではそれらについてなんの条約もないけど核兵器持っていませんよ~♪」

 

「核兵器禁止条約は核兵器廃絶へのプレッシャーをかけるもの。これがないと廃絶できないということではない。私たちが言いたいのは賛成したことを守ってくださいということ」

 

「政治的な意思というのは、国民からのプレッシャーが大切である!」

 

やはり実行をともなっている国や人のいうことには大きな重みがありますし、納得します。こんな人が大使である南アフリカが羨ましすぎます!

 

 

ありがとうございました!ほんとうに!

 

そして急遽アメリカにも要請行動です!高草木さんを呼びに国連のなかをダッシュ!!!

 

 

アメリカが核兵器をなくすプロセスに入って欲しいということと、依然オバマ大統領が行ったように核兵器ゼロの道へのメッセージを発信してください、ということをこちらから強く要請しました!

 

夕方にはブラジルのかたへも!

 

 

全体的に今日は核兵器廃絶を明確に目指す国、非人道性を訴える国と会うことができました。(もちろんアメリカは…(–;))

 

これで今回のNPT準備委員会への私たちの活動は終わり…!え!終わり…!早いですほんとうに!

 

原爆展も撤収です。

 

国連では孔雀とよく出会うことができますよ(笑)

 

 

カフェテリアにいつのまにかいました。

[...]

山田星河のジュネーブ滞在記〜5日目②

【山田星河のジュネーブ滞在記5日目②】

 

夕方からはジュネーブ大学にて被爆証言の講演がありました。ジュネーブ大学のマーティン主催です。

 

 

 

原爆パネル展に来てくれた学生たちも何人も会場に駆けつけてくれていました。そしてマーティンたちの宣伝のおかげで(学内のいたるところにチラシが貼ってありました!)たくさんの人が来てくれました。そして被爆者のかたの話にとても熱心に耳を傾けていました。

 

 

日本以外の学生が被爆者のかたのお話しを聞く機会なんて、とても貴重ですよね!

 

藤森さんと佐久間さんも伝えたい思いがとても強く、力強い講演でした。(´∀`)

 

 

 

福島の話が出たことで、「いま被爆者と福島とはどのような関係性をもっているのか」「原発について日本はどう考えているのか」といった質問が出ました。

 

個人的にそれがとても嬉しく思います。核兵器というものと原発の問題を密接に考えている人たちがどんどん増えていってほしい!NPTのなかでは核兵器の平和的利用というものを推進する方向であることが、原発推進につながってしまうのです…。

 

福島の原発事故でも、広島・長崎の被爆者とは違ってはいるが、被ばく者が生まれていることを、もっと知らせなければいけないです。

 

この講演会でもそうですが、国連でも、そのほかさまざまなシンポジウムにて、そして各国の要請訪問のときにも、核兵器廃絶において、被爆者のかたがたが他に替えようのない大きな存在であること!

 

恥ずかしい限りですが、海外でのこのような被爆者のかたの交流を見て、あらためて理解しました。

 

私たちは、被爆者のかたの声をもっとたくさんのかたに知ってもらうため、それを支える、発信する。それこそが今の核兵器廃絶へのプロセスのひとつ“非人道性”という見地において、自分が思っているよりも重要な力を持っているんだ!

 

講演会のあとの交流会で、パネル展に来てくれた学生との交流もあり、日本から持ってきた焼酎なども、話の肴として活躍!?

 

 

そういえば、フランス在住の日本のかたも来てくれました。(ジュネーブからフランスまで10キロくらいみたいです!さすがヨーロッパ!)

 

なんと携帯を盗まれたというショックななか来てくれたのですが、たまたま前日チラシを見かけて被爆者のかたの話を聞きたいと思い駆けつけてくれました!嬉しいですなあ♪

 

日本は核兵器廃絶を世界に発信できる、とても重要な声をあげることのできる国なんだよね!(^O^)

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山田星河のジュネーブ滞在記〜4日目②

【山田星河のジュネーブ滞在記4日目②】

 

お昼からは明日からのジュネーブ大学での原爆パネル展の設営です。カフェテリアの前のとても人目につく場所をゲットしてくれていました。

 

 

 

2日間だけですが、私としては同じ大学生たちのところでこのパネル展ができて嬉しいです。スイスの大学生に私たちや、原爆や、被爆者がどんなふうに考えられているのか気になります。

 

しかし今日の3時から始まっていた非人道的見地からの核兵器の使用を禁止する共同声明に日本は不参加を表明したのです!!!

 

なんてことだ!許せません!

 

ICANのかたたちの呼びかけにたいし、私たち以外にもたくさんの人が集まり、国連から昨日も行った日本政府代表部までゲリラ的にデモ!

 

もちろんコールも!いろんな国のコールが入り乱れ!(マスコミによると約20カ国70人の参加)

 

 

国連出発。

 

私たちも怒りをコールや歌「青い空」にこめます。

 

 

到着し、ICANの川崎さんと佐久間さんが被爆者の代表として怒りのスピーチです。そしてそのあとみんなの拍手に背を押されながら天野大使に面会に行ってくれました!こんなにもタイムリーに抗議することができるのはすごい!

 

 

 

いろんなコールを書きたいけど綴りとかわからんから、またわかり次第書けるようにします。

 

みんなで訴えた私たちの抗議の声はぜったい天野さんたちに届いてるはず!聞こえてたでしょう!聞いたなら、賛同しなおしてきてください!

 

 

日本が我さきにと賛同するべきであるのに!なぜなら核兵器の非人道性を被っているのはまさに日本であるのだから。どれほど被爆者の方々がそれを訴えてきたか…。これに賛同しないなんて、昨日のあの要請で、やっぱりな、という感じだけど。それでも改めて、日本政府がいかに核兵器の廃絶に向かおうとしないかが克明だ!

約1時間ほどの抗議行動でした。悔しい…。

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