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核兵器禁止条約批准国はボリビアが増えて8カ国に!

国連ウェブサイトより

2017年7月7日に採択され、9月20日に調印・批准が開放された核兵器禁止条約。4月16日にボリビアの批准書が国連事務総長に寄託されて8カ国となりました(ガイアナ、タイ、バチカン、メキシコ、キューバ、パレスチナ、ベネズエラ、ボリビア)。調印は58カ国です。

核兵器禁止条約は、50カ国目の批准書が国連事務総長に寄託されてから90日後に発効します。

核兵器禁止条約に調印した国一覧(4月16日現在、★は批准した国) アルジェリア、オーストリア、バングラデシュ、★ボリビア、ブラジル、カーボベルデ、中央アフリカ共和国、チリ、コモロ、コンゴ、コスタリカ、コートジボワール、★キューバ、コンゴ民主共和国、エクアドル、エルサルバドル、フィジー、ガンビア、ガーナ、グアテマラ、★ガイアナ、★バチカン市国、ホンジュラス、インドネシア、アイルランド、ジャマイカ、カザフスタン、キリバス、ラオス、リビア、リヒテンシュタイン、マダガスカル、マラウイ、マレーシア、★メキシコ、ナミビア、ネパール、ニュージーランド、ニカラグア、ナイジェリア、パラオ、★パレスチナ、パナマ、パラグアイ、ペルー、フィリピン、セントビンセント及びグレナディーン諸島、サモア、サンマリノ、サントメ・プリンシペ、南アフリカ、★タイ、トーゴ、ツバル、ウルグアイ、ヴァヌアツ、★ベネズエラ、ベトナム

出典:核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のウェブサイトで条約の調印・批准状況が分かります。随時更新される予定。

イギリス 核軍縮キャンペーン(CND)から2018年原水爆禁止国民平和大行進出発式へのメッセージ

左:ケイト・ハドソン CND事務局長 右:ブルース・ケント CND副会長

イギリス 核軍縮キャンペーン(CND)から2018年原水爆禁止国民平和大行進の出発式へのメッセージが届きました(4月17日受領)。以下、全文を紹介します。

イギリス 核軍縮キャンペーン(CND)からの平和行進出発式へのメッセージ

(4月17日受領)

核軍縮キャンペーンは、日本の2018年原水爆禁止国民平和大行進へのメッセージをお送りできることを嬉しく思います。私たちはみなさんのエネルギーと全ての核兵器の廃絶を目指す決意に敬意を表し、平和の闘いにおけるみなさんの世界的なリーダーシップを称えます。

今年は1958年に初めてオルダーマストン平和行進が行われ、そして核軍縮キャンペーンが誕生してから60周年にあたります。CNDは誕生当時、その時代の社会の急進化と強く結びついていました。当時行われた、バークシャー州の核兵器製造施設であるオルダーマストンへの行進は、世界大戦後そして植民地時代後のイギリスの縮図であり、当時の幅広い大衆の抗議と青年の社会に対する反乱の声をはっきりと示すものでした。多くの点において、やがて新しい社会運動へと育つことになる急進的な政治運動は、この反核運動への人々の参加を通じて、初めて形成されたと言えるでしょう。

私たちの中心的目標であるイギリスの核軍備撤廃は、未だ達成されていません。しかし振り返ってみると、CNDがどのように運動してきたか、そして海外のパートナー組織が行ってきた活動が、国内でも国際的にも政府の政策と意思決定に影響を与えてきたことは明らかです。何年もの時を経てから政府の文書や当時の日記などを読めば、世論と大衆的動員の圧力が現実に影響を及ぼしたことや、それぞれの世代においてCNDが役割を果たしてきたことがわかります。大気圏での核実験禁止はその重要な一例ですが、中性子爆弾(建物は無傷でも人間を殺すことができる兵器)計画の中止や、ニクソンにベトナムでの核兵器使用を断念させたことなどもそうです。何よりも私たちは、国民の意識の中に、そしてそれを通じて政治指導者たちの意識の中に、核兵器の使用は破滅的で、想像できないほどの悲劇をもたらす、という考えを浸透させることができたのです。

私たちはこれからも、核兵器を根絶するまで歩むことを止めず、運動を続けていきます。これが私たちの大義であり、人類の大義なのです。そして私たちは必ず勝利します。

ケイト・ハドソン CND事務局長

ブルース・ケント CND副会長

 

The Campaign for Nuclear Disarmament is delighted to send greetings to the 2018 Nationwide Peace March in Japan. We pay tribute to your energy and determination to eradicate all nuclear weapons and we recognise your global leadership in […]

米英仏のシリア爆撃についての海外平和運動の反応

シリアを爆撃した米英仏3国の平和運動が発表した声明全文を紹介します。

翻訳:原水爆禁止日本協議会国際部

※各組織のロゴマークをクリックすると公式HPが開きます。

ピース・アクション(アメリカ)2018年4月13日

シリア政府施設へのアメリカ軍による爆撃に関して:ジョン・レインウォーター事務局長発表の声明

 トランプ大統領のシリア軍爆撃の決定は、衝動的で危険で、国内法・国際法に明白に違反している。この攻撃は地域のアメリカ軍を危険に陥れ、ロシア、イラン、シリアからの反撃エスカレーションを招くものだ。

シリアの人々は、化学兵器を使って攻撃したのは誰なのか、いかにして加害者がその罪の責任を負うのかの回答を求めている。シリアの人々は、何年にもわたる戦争がもたらした苦しみと絶望を軽減する人道的援助を必要としている。彼らは安全な国々に避難する必要があるが、その避難をトランプは拒絶してきた。シリアは持続的な多国間外交による戦争の終結と、永続する政治的解決の達成を必要としている。なによりもシリアは平和を希求しているが、ミサイルは決して平和をもたらしはしない。

悲しむべきことにわれわれは、法を顧みない大統領と法の執行に熱意のない議会に慣れてしまった。この15年間にわたり、米国議会は、いつ戦争を開始するのかを決定する厳粛な任務を放棄し、その権限を大統領の手に委ねてしまった。トランプ大統領にはシリアを攻撃する法的権限は全くなく、オバマ大統領のシリア派兵の法的根拠は怪しいものである。しかし議会は自らの手に戦争権限を取り戻せないでいるため、違法な戦争を防止する力を失っている。わが国の民主主義の根本的浸食を許さず、ホワイトハウスが打ち出すますます無謀な外交政策の方向を変えるために、米国議会議員は声を上げ、議会の戦争権限を再確立するために努力せねばならない。

 

Washington, D.C. — April 13, 2018 — In response to U.S. military strikes against Syrian government sites, Jon Rainwater, Executive Director of Peace Action, released the following statement: “President Trump’s decision to strike Syrian forces was impulsive, dangerous and a clear violation […]

【広島】ニュージーランドから来た観光客が被爆者と記念撮影

広島県原水協と同被団協は4月6日、広島市内で6・9行動をおこないました。あいにくの雨模様でしたが意外に人通りが多くて反応も良く、外国人観光客(ニュージーランド、チリ、台湾など)がよく署名してくれました。

ニュージーランドから来た女性は、被団協の吉岡副理事長が被爆者であることがわかると、一緒に写真を撮らせてほしいと記念撮影におさまっていました。

また、70歳前後の女性は、「岡山から結婚して広島へ来た。夫が生後4か月で被爆してており、二世である子どもの健康が心配だ。夫の親やその兄弟も被爆者で、みんな病気で苦しんで死んだので、原爆は許せない。中日ファンの『原爆落ちろ』とのインターネットでの言動は、まだ苦しみがわかっていないのかと腹が立つし、悲しくなる」と語っていました。

今日の行動には、20人が参加、「ヒバクシャ国際署名」91人分とカンパ500円が寄せられました。また、前衆議院議員の大平喜信さんも参加して、マイクで訴えました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

 

【静岡】核兵器禁止条約を力に、核兵器のない世界、非核平和の日本の実現を 2018年3・1ビキニデー日本原水協集会・国際交流会議にご参加ください

クリックするとPDFファイルが開きます

【静岡】8月の原水爆禁止2018年世界大会にむけて踏み出そう! 日本原水協全国集会・3・1ビキニデー集会にご参加ください

【カラー】2018年ビキニデー魅力チラシ【確定】

【モノクロ】2018年ビキニデー魅力チラシ【確定】

2018年3・1ビキニデー新たな海外代表決まる!

後列左から2人目がタカラさん

2月27日から3月1日まで静岡・焼津両市で開催される2018年3・1ビキニデーに参加する海外代表が新たに2人決まりました。プロフィールを紹介します。

【広島】県原水協と被団協がICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)ノーベル平和賞授賞式参加報告会ひらく

左から、佐久間理事長、植木広大名誉教授、開会挨拶する県被団協・吉岡副理事長

広島県原水協と同被団協は1月13日、原爆資料館会議室で、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)ノーベル平和賞授賞式の報告会を開きました。

報告した県被団協の佐久間邦彦理事長は、核兵器禁止条約の発効を訴えるパレードや受賞を祝うコンサートに参加し、「条約を発効させるために、被爆者の核兵器廃絶の訴えが力になる」などと報告。また、植木研介さん(被爆者・広島大学名誉教授・原爆遺跡保存懇世話人)は、「受賞演説したサーロー節子さんは、はらわたにしみる雄弁な演説だった」などと感想を述べました。

急な取り組みにもかかわらず、会場いっぱいの55人が参加し、テレビ4局、新聞5紙が取材しました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【2018年3・1ビキニデー】資材のご案内

核兵器禁止条約の採択を経た2018年は、核保有国や日本をはじめ「核の傘」の下にある国々での声と行動を広げることがもとめられています。2018年3・1ビキニデーは「ヒバクシャ国際署名」や原爆展をはじめ、核兵器全面禁止の行動の一大決起の場、安倍9条改憲NO、沖縄新基地建設ストップなど、非核平和の日本をめざす連帯の場です。

今回の学習パンフでは、核兵器禁止条約のポイントや、国連での禁止条約をめぐる議論の様子、北朝鮮の核・ミサイル開発問題の平和的解決などについて、コンパクトに学べます。

ビキニデーの成功へ、学習と宣伝をひろげましょう。地域・職場・学園での学習パンフ、ポスター、チラシの活用をよろしくお願いします。

【3・1ビキニデー学習パンフレット】  B5版(16ページ)4色刷・頒価210円 【3・1ビキニデーポスター】  B3版 4色刷・頒価80円

*2018年1月6日より発送

ご注文・お問合せは日本原水協もしくは都道府県原水協まで。

【3・1ビキニデーチラシ】  ダウンロードはコチラ

【イギリス】レッドヒル&ライゲイトCNDがノーベル平和賞授賞式に合わせて広島・長崎原爆被害展示組写真を掲示し「ヒバクシャ国際署名」活動

イギリス核軍縮キャンペーン(CND)は12月9日を核兵器禁止条約とノーベル平和賞授賞式に合わせて「Day of action(行動の日)」と決めて、各支部にイベント開催を呼びかけています。イギリス在住のブラウン愛子さんから、届いたメールを紹介します。

日本原水協から贈呈していただいた広島・長崎原爆被害展示組写真を、私の地元レッドヒル&ライゲイトCNDも受け取りました。メンバーは、ヒロシマ・ナガサキの原爆被害を見て改めて言葉を失っていました。そして、12月9日(土)サリー州 レッドヒルの商店街路上で展示&署名運動することになりました。私は娘の日本語補習校があるため展示には参加できませんが、夜なべで手書きバナーを作成させていただきました。

レッドヒル&ライゲイトCNDは12月9日、サリー州 レッドヒルの商店街路上で日本原水協から送っていただいた広島・長崎原爆被害展示組写真を掲示して署名行動をしました。私たちは最後、撤収前に寄っただけでしたが、かなり町中で目を引くディスプレイだったようです。とても寒く風の強い日でしたが、立ち止まって写真を見、話を聞いてくれたり議論を交わしたりしてくれる人たちも何人かいました。

イギリスで署名運動するたびに感じますが、やはり核抑止論を語る人が多い!特に北朝鮮を引き合いに出す方が多数でした。でも話を聞いてくれ、署名してくれる人もいました。クリスマスシーズンは、peaceという単語が多く使われ、語られる時期。現実的な意味での本当のpeaceとは何ぞやということを投げかけた展示となりました。

レッドヒル&ライゲイトCNDのデイビッド議長からのメール

展示用写真をありがとうございました。写真は確実に通行する人たちの目を引いていました。

ノーベル平和賞受賞式をYouTubeで見ましたか?素晴らしいスピーチでした。日本の女性(サーロー節子さんのこと)は広島で直接体験したことを鮮烈に証言していました。日本原水協が世界の核兵器廃絶のためにおこなっているすべての活動に対して感謝を伝えてください

ライゲイトでこの展示を1月にもランチタイムにもう一度やりたいと思っています。熱が冷めないうちに、そしてとくに高校生からもっと(イギリス政府に核兵器禁止条約への調印を求める)署名をもらえると思うので。『市民の条約』を人々の署名でいっぱいにしてから送ることができるでしょう。

募金へのご協力、ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします

2017年4月から始まったキャンペーンで、原水爆禁止世界大会の賛同者や日本原水協につながるさまざまな方のご協力で集めていただいた募金で、アメリカやヨーロッパなど平和団体を通じて今日までに74組の広島・長崎原爆被害展示組写真を贈ることができました。引き続きよろしくお願いします。

■世界各地の自治体や学校、団体などに贈ります 1.国内へ送るキャンペーン1組2,000円+送料実費 2.海外へ送るキャンペーン1組4,000円(送料一律 1セット2000円<北米最低料金>含む) ※組写真に添えるあなたからのメッセージを日本原水協で英文に訳します。(100字以内) お申込みの際にメールもしくはFAXで送ってください。組写真に添えて発送します。 E-mail antiatom55★hotmail.com ★を@に変更してください。FAX=03-5842-6033 ■キャンペーンのための募金にご協力ください。1口1000円(何口でもOKです) 郵便振替口座(00110-9-1780 原水爆禁止日本協議会)に「組写真募金」と明記して、お振込み下さい。※郵便振替の「控え」を領収書に代えさせていただきます。 […]

【広島】 南ア駐日特命全権大使が「ヒバクシャ国際署名」にその場でサイン 県原水協を訪問し和やかに懇談 自由のために女性の活躍を強調

広島県原水協は12月4日、南アフリカ共和国駐日大使館のサイレンス・ロモ特命全権大使の表敬訪問を受けました。県原水協は22人が参加して歓迎しました。

最初に高橋信雄代表理事が歓迎挨拶、続いて古田が、「核兵器全面禁止・廃絶のために―ヒロシマ・ナガサキからのアピール」国際署名以来、核兵器禁止・廃絶を求める署名運動を中心に運動を展開してきたことなどを説明し、いま進めている「ヒバクシャ国際署名」を紹介しました。大使と、同行の一等書記官が、その場で署名に応じてくださいました。

また、広島県原爆被害者団体協議会(広島県被団協)の佐久間邦彦理事長が自身の被爆体験を話し、いまでも放射線で人間を苦しめる核兵器は絶対に早くなくさなければならないと訴えました。

ロモ特命全権大使は、自身が早くからアフリカ民族会議(ANC)でアフリカ人の解放と平等をめざす運動に加わり、14歳で亡命した経験を交えながら、アパルトヘイト撤廃、自由と平和のために運動を続けてきたことを話しました。そして、南アフリカ共和国では大臣の4割が女性であり、女性の社会進出が当然になっており、女性の活躍がなくては、本当の自由はありえない、と強調しました。

最後に、新日本婦人の会広島県本部から、被爆手記集「木の葉のように焼かれて」の英語版を、また広島県高校生平和ゼミナール顧問の大亀信行さんから、高校生が川底から発掘した「被爆瓦」を贈呈し、全員で記念写真を撮って終了しました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【日本原水協】高草木代表理事が非核の政府を求める会シンポ(12/9)で「『核兵器なき世界』は何人も押し止められない人類的悲願」をテーマに講演します

日本原水協の高草木博代表理事は来たる12月9日(土)午後1時30分から東京・御茶ノ水の日大理工学部1号館131教室で非核の政府を求める会が主催するシンポジウム「核兵器禁止条約の〝力〟と〝非核の政府〟を語る」で「『核兵器なき世界』は何人も押し止められない人類的悲願」をテーマに講師を務めます。参加費(資料代)は1000円(学生500円)です。奮ってご参加ください。

▲クリックするとPDFファイルが開きます

【日本原水協】バチカン「核兵器のない世界と統合的軍縮の展望」会議事務局に広島・長崎原爆被害展示組写真を3組贈呈

前列中:和田征子さん(日本被団協事務局次長)・前列左:朝戸理恵子(日本原水協担当常任理事)

「(核兵器の廃絶に向けて重要なのは)広島と長崎の原爆の被害者である被爆者と核実験被害者の証言彼らの予言的な声が、何よりも次の世代のための警告として役立つことを願います」 フランシスコ教皇

バチカンで開かれた「核兵器のない世界と統合的軍縮の展望」会議の事務局に広島・長崎原爆被害展示組写真を3組贈呈しました。会議に参加した大学などにも贈呈をお願いしたところ、「ぜひ役立つように活用します」とのことでした。

この会議に招待された和田さん(長崎被爆者)の証言は、会場総立ちの拍手を受け、マスコミの取材が殺到するなど大きな反響を呼びました。この会議へのメッセージでフランシスコ教皇は「(核兵器の廃絶に向けて重要なのは)広島と長崎の原爆の被害者である被爆者と核実験被害者の証言です。彼らの予言的な声が、何よりも次の世代のための警告として役立つことを願います」と述べています。被爆の実相をさらに多くの人々に知らせていくことの大事さを痛感しました。

(朝戸理恵子)

【スイス】はじめての原爆展・反核映画上映ではじめて原爆の被害を知った

広島の新婦人の方から今年の7月に「広島・長崎被爆展示組写真」をスイスに住んでいる娘さんに贈りたいと連絡がありました。スイスの教会(ベルン州アラワンゲンの中心となっている・プロテスタント改革派のアラワンゲンキルヘゲマインデ)で原爆展を開かれるとのことで、企画した経緯や参加者からの感想など報告を寄せていただきました。

9月5日は、参加者20人弱(日本人2人、スイス人他)で、原爆展とは違う部屋で、反核の映画「太陽が落ちた日」の上映会をし、その監督(アヤ・ドミニックさん)も招待して、上映会の後にディスカッションをしました。※映画「太陽が落ちた日」:(ヒロシマにルーツをもつ若きスイス人監督が描いた過去と現在、ヒロシマとフクシマをつなぐドキュメンタリー映画。2015年 予告編はこちら)

ディスカッションでは、「日本は技術立国なのになぜ再生エネルギー利用の方向ではなく、原子力の再稼働の方向に行っているのか」「デモや平和活動をしたら日本ではどのように見られるのか(またどのような成果が期待されるのか)」「広島での平和教育の内容(内部被ばくなども習ったかどうか)」「福島を含める被ばく地域の経済社会的現状」など色々なトピックで議論をしました。

平和公園にすでに旅行で行ったことがある方も数人いたのですが、それ以外の人はほとんど原爆について知らなかったため、とてもショックを受けていました。

折り鶴のメッセージを伝え、最後は核兵器廃絶の署名活動もしました。

– なぜこのタイミングで広島と福島の反核映画を上映したのでしょうか?

広島と長崎のことは忘れてはいけないこと。当教会のディスカッショングループでは最近、原子力発電や核兵器についてのあり方を話し合っていたところでした。そのためには、原爆の被害について知らなくてはならないと考えたし、スイスでは日本人がどのように原爆被爆後生きてきたのかを知るすべがなかったのです。広島のイメージとして、多くの人は障害や汚染といったイメージを持っています。広島や福島の現在を理解することは義務だと考えているからです。

映画ではアヤ・ドミニック監督が、被爆者が苦しみを抱えながらも強く生きているところを見せてくれました。この事実について知らなかったし、そして日本人はこのことについてほとんど話さないということを理解しました。

– スイスの教育の中での原爆投下は?広島についてどのように習いましたか?

広島についてはとても薄っぺらく学びました。ただ原爆投下という歴史上の事実というだけです。人々は広島の人たちが今どのようになっているのかを知ることはまったくないのです。

– 映画上映、原爆展をする前と後のみなさんの感情の変化はどうでしたか?

映画上映、原爆展の前は核兵器のトピックはとても自分から遠いものでした。しかし、この映画上映や原爆展後は、核兵器廃絶についてたたかうエネルギーをもらいました。核兵器を廃絶するためにみんなで立ち上がらなくてはなりません。

スイス人は残酷な画像を見ることに慣れていないので、今回の原爆写真展は映画上映とは別の部屋でおこないました。若い世代は特に原爆の写真を見ると精神的に深いショックを受けてしまいます。

組写真贈呈のお礼メッセージが届く

広島・長崎の写真を送ってくださってありがとうございました。 私が以前持っていた写真を、コンセプシオン・ピシオットさんからホワイトハウス前での常設監視行動を引き継いでくれた人々にあげてしまったので、新しい組写真をいただけて本当に嬉しいサプライズでした。私はこの写真をシカゴで開かれる婦人国際平和自由連盟(WILPF)の3年に一度の総会(7月末に開催)と、8月に ミネアポリスで開かれる民主党大会に持って行くつもりです。私が4月から5月におこなった「核のない未来」遊説の際に私が掲げ続けた横断幕と一緒に展示します。 (エレン・トーマスさん[アメリカ・WILPF]より)

募金へのご協力、ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします

2017年4月から始まったキャンペーンで、原水爆禁止世界大会の賛同者や日本原水協につながるさまざまな方のご協力で集めていただいた募金で、アメリカやヨーロッパなど平和団体を通じて今日までに74組の広島・長崎原爆被害展示組写真を贈ることができました。引き続きよろしくお願いします。

■世界各地の自治体や学校、団体などに贈ります 1.国内へ送るキャンペーン1組2,000円+送料実費 2.海外へ送るキャンペーン1組4,000円(送料一律 1セット2000円<北米最低料金>含む) ※組写真に添えるあなたからのメッセージを日本原水協で英文に訳します。(100字以内) お申込みの際にメールもしくはFAXで送ってください。組写真に添えて発送します。

E-mail antiatom55★hotmail.com ★を@に変更してください。FAX=03-5842-6033 ■キャンペーンのための募金にご協力ください1口1000円(何口でもOKです) 郵便振替口座(00110-9-1780 原水爆禁止日本協議会)に 「組写真募金」と明記して、お振込み下さい。※郵便振替の「控え」を領収書に代えさせていただきます。

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和田さんの演説に会場総立ちで拍手 ローマ法王に「ヒバクシャ国際署名」用紙を手渡し要請

ローマ法王庁が主催して核兵器の廃絶と軍縮に向けた道筋を考える国際会議が11月10日から2日間、バチカン市国でおこなわれ、日本原水爆被害者団体協議会の和田征子事務局次長が演説しました。 同行サポートをしている日本原水協の朝戸理恵子担当常任理事からのリポートを紹介します。

和田さんの発言は素晴らしい内容で、終わったとたんに、発言者でただ一人、会場総立ちの拍手を受けました。涙目で聞いていた人もいたようです。セッションの終わりには挨拶と感謝を述べにくる人たちが和田さんの前に列をなしていました。

昨日(10日)の法王謁見では、一人あたり10秒ぐらいの時間しかなく、「ヒバクシャ国際署名」をお願いしたいと述べて署名簿を渡し、握手するだけで精一杯でした。返事が来るかどうかは分かりませんが、事務局の人に返事をいただきたいことは念押ししてきました。会議に参加していた枢機卿や司教からは署名をもらいました。

セッションの開始前、休憩、昼休みと和田さんには取材が引きも切らずだったため、なかなか参加者に署名をしてもらう時間がなく、思ったようには集まりませんでしたが、ノーベル平和賞受賞者のジョディ・ウィリアムズさんなどが署名してくれました。

バチカン会議での署名者一覧