
広島県原水協と同県被団協は12月18日、原爆特別養護ホーム「舟入むつみ園」と「矢野おりづる園」を訪れ、年末見舞金を贈呈しました。
舟入むつみ園では、入所者のみなさん30人が出迎え。県被団協の佐久間邦彦理事長が代表の井上美恵子さん(85)にいわさきちひろカレンダーと見舞金を手渡しました。佐久間理事長はあいさつで、昨年の日本被団協のノーベル平和賞受賞にふれ、「核兵器廃絶への流れは変わりません。被爆者の願いである核兵器廃絶をこの目で見届けるまで、長生きしましょう」と励ましました。

矢野おりづる園では、神部泰県原水協代表理事も合流。高橋信雄代表理事が久保田ツヤコさん(95)に見舞金を手渡し、「核兵器廃絶までがんばりましょう」と激励しました。
また、19日には安佐北区原水協の松本真筆頭代表理事と坂本達也事務局長が「倉掛のぞみ園」を訪問、入所者代表の方に見舞金を手渡しました。
おりづる園では入所中の元全日本教職員組合員のOさん(85)とも面会し、現役時代の旧交をあたためました。


