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【新潟】県原水協(青年部)が今年最初の「原水爆をなくそう青年のつどい」ひらく

新潟県原水協(青年部)は1月20日、今年最初の「原水爆をなくそう青年のつどい」を開きました。学生4人と元青年でしたが、中味は盛りだくさんの話題でした。嬉しいことに、私の講義「平和を考える」を聞いた学生1人が、新規に参加してくれました。

毎回前半は映像を見て感想など話し合いますが、今日は、模擬原爆3発(全国で49発)が終戦直前に新潟に落とされましたが、そのうち長岡の模擬爆弾に遭遇した人の体験談を朗読で証言したCDを聞く企画でした。

長岡市、信濃川のほとり、左近という場所で4人が犠牲に。20メートルほどの窪みができた。1945年7月20日のことです。証言したヨコヤマ・トウシロウさんは家から20メートル離れた畑で農作業中、爆撃に遭遇しました。直撃で死亡した兄の頭と腕の一部が遺体として翌日返ってきた。畑をさらに探ると、左足が見つかった、と生々しい証言。ヨコヤマ・トウイチさんの証言では、首が吹っ飛んでいったのを見た。背中の赤ちゃんは奇跡的に助かった等々。

やっと1988年にこの4人がもう1つの空襲の犠牲者に含まれることになり、2005年に跡地に記念碑が有志によって建てられました。

聞き終わった後の議論で、柏崎の模擬爆弾のことも、聞いている話を紹介。そこは柏崎市長崎という地名。畑地で、知人のOさんのおばさんがその場に遭遇。衝撃で片方の耳をやられ、聞こえなくなったと。

学生の中で、今の平和と戦争をめぐる状況をどう捉えているか、「先日署名行動の中で、『徴兵制などありえない、戦争といったって、自衛隊が行けばいい』という若者がいたが」とKさんから問題提起。それに対して参加者からは、以下のような意見が出ました。

・ネットなどでは 正直に書いていることもある。

・面と向かってはほとんど話さないのでは。それは意見が違って友達関係が壊れる、気まずくなることを避けたがる日本の特性があるのでは。

・まず情報があまり入らない、一方的な情報だけの気がする。

・マスコミが政府に支配され、マスコミも忖度している状況がきわめてまずい。

・ジャーナリストが首相と会食などすることは、海外では考えられない。海外、スペインでも、マスコミが政府を法的に訴えたりする。日本では考えられないでしょ等々も。

その後、現在の平和と戦争をめぐる情勢。9条改憲、北朝鮮情勢、核兵器禁止条約・ノーベル平和賞、これらが問われる年だということ。新潟県の連絡会では「ヒバクシャ国際署名」が43893人分、うち原水協が25593人分、原水禁は取り組み中、生協連は15972人分、原爆被害者の会「新友会」は1819人分、いま、9条署名と「ヒバクシャ国際署名」を同時に進めることが大事と話しました。

かねてから懸案の新潟に住む被爆者の証言ビデオを撮ったので、これを編集して、高校や大学生へ普及する課題をどうするか話し合いました。4月をめどに編集して活用することを決めました。トビアスさんが最も熱心で、自分の高校の特別授業等でやるつもりと。大学でも、できれば新入生歓迎企画でやってはどうか。

また、これもふくめて戦争展のパネルに活用する取り組みもあること。3・1ビキニデーにできれば参加してほしい等々、4時から7時前まで議論は尽きませんでした。次回は3月5日(月)午後6時20分から万代市民会館で開催します。関心ある人の参加歓迎です。

(新潟県原水協代表理事・赤井純治)

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