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【平和行進】2016年国際青年リレー行進者からのメッセージ

レイモンド・ルハン Raymond Vincent Lujan

レイモンド・ルジャン(グアム)

グアム平和正義連合

 愛知、岐阜、滋賀、京都、奈良(6月7日~30日)を行進する予定。

 ハファ・アダイ!私はレイモンド・ルジャンです。チャモロ人であり、社会福祉を専攻し、チャモロ研究を副専攻として学ぶグアム大学の4年生です。グアム平和正義連合を代表して参加できて光栄です。同時に身の引き締まる思いです。

 私を社会福祉専攻へと導いた力は、平和行進への参加へと導いてくれたのと同じ力でした。それをこの上なく光栄に思っており、感謝の念で一杯です。小さいときから私は人々の役に立ちたいと思ってきました。しかし、それを何に基づいてどうやっておこなえばよいかはわかりませんでした。少し前に、自分が社会的不正義に非常な怒りを感じることに気がつきました。皮肉なことかも知れませんが、私のコミュニティでは、正義ではなく不正義が、私を行動へと駆り立てるのだということを強調したいと思います。しかしまた、抑圧される者と抑圧者、社会的に恵まれない者と特権を持つ者との力関係がはっきり見えるようになるのも、これらの不正義を通じてなのです。規模がどんなに小さくても大きくても、個人的な関係やものの見方から、グローバルで国際的な関係や視点に至るまで、一方的で不公平な関係性には多くの類似性や共通点があります。

 そう考えると、グアムとミクロネシア全体が、軍事化や戦争、核兵器と深く関わっていることに気づかされます。成長する過程で、私は第二次世界大戦におけるグアムの役割と、チャモロの人々が経験した不正義を学んできました。しかし、自分が自立した考え方を持つようになって初めて、そのうちのどれほどの部分が、特定の考え方によって意図的に固定化されたものなのかを見抜くことができるようになったのです。そして自分がまたとない立場にいることに気がつきました。私はチャモロ人ですが、家はアメリカの領地にあります。しかし、そのことによる被害や影響を、今回、日本の人々の視点から見る機会を与えられるのです。それは私の学んだ歴史の授業からは巧妙に除外されていたものでした。

 グアムの激動の歴史は、死と流血と抑圧に満ちています。チャモロの人々は長い間、戦争の犠牲者となってきましたが、多くの人々はそれを認識していません。グアムは結局のところ、将来の戦争の際に戦略的地政学的な地点となることを唯一の目的として、戦利品として獲得されたのです。そして同時に、グアムの私たちは、自分たちを、自由と意志に基づいて建国された国の一部であると思いこまされてきたのでした。この軍事化の「目的」のゆえに、私たちの自治権にとって、非植民地化の道は、非常に困難で複雑なものにされてきたのです。今私は、グアムの非植民地化を成功させなければ、グアムはアメリカが起こす戦争の共犯者となってしまうと強く感じています。

 私は、日本の平和行進参加の皆さんに強く連帯するだけでなく、広島、長崎の原爆投下により傷つき、今も苦しんでいる人々の歴史と経験を学びたいという強い思いを感じています。原爆で殺され、また生き延びた人々に共感すると同時に、日本の人々が直面してきたたたかいと経験を真に深く学びたいのです。原爆投下が「必要」だったかどうかについて多くの議論がありますが、そのような議論がどうあれ、核兵器の使用は決して正当化できません。これらの理由から私は、日本とグアム、そして世界の人々と連帯して共に立ち上がり、行進します。そして戦争も核兵器もない平和な将来の世界のために力をつくします。


イ・ジミン

イ・ジミン(韓国)

韓国体育市民連帯所属、27歳。

 長崎・福岡( 6/28-7/21)を行進する予定。

 今、国民の安全という問題に関心があります。2011年に悲しい事故(福島の原発事故)が起こりました。より大きいリスクや危険を防止し、被害者を生まないためには行動しなければならないと思います。その点で、平和行進はとても意味がある活動です。平和行進が広がれば、原発ノーと安全への人々の意識を変えることができると思います。そのような意味のある活動に参加したいです。


キム・ジョングン

キム・ジョングン(韓国)

韓国体育市民連帯所属、28歳。

 長崎・福岡・広島( 6/28-8/4)を行進する予定。

 以前よりスポーツを通じて多様な表現が可能であると考えていました。金メダルやナイスバディが全てではなく、スポーツを通じて、政治、社会問題などに関わることができると思っていました。その意味で、今回の平和大行進は、広い意味での身体活動を通じて平和と安全について話すことができると考えています。


ゲレーロ・サニョ

ゲレーロ・M・サニョ(フィリピン)

愛称「A・G・サニョ」。「平和を教え、平和運動を作ろう」、壁画アーティスト、気候変動と環境問題提唱者。

 宮城・福島(6/19-30)、大阪(6/30-7/7)を行進する予定。

 広島・長崎の原爆投下70周年の世界大会に参加してもう1年が経とうとしていますが、被爆者の方が私に見せてくれた原爆の絵に描かれた恐ろしい惨害を今もはっきりと覚えています。

 この1年間、昨年の平和行進で受け取った力と希望を糧に、私は自分の国で、平和について語ってきました。

 全ての国民にとって平和が最も大事であるという信念を持って、今年、私は日本のみなさんと連帯してともに歩き続けます。


メアリー・テレーサ・ノーブ

メアリー・テレーサ・ノーブ(フィリピン)

愛称「マテット」。ミンダナオ人民平和運動地域組織担当。ビデオ・フォトグラファー、グラフィックアーティスト、ブロガー、30歳。ミンダナオ州立大学大学院でコミュニケーションとメディアを専攻。

 岡山・広島(7/16-8/4)を行進する予定。

 何事も時なり。今年、日本のみなさんとともに、原水爆禁止国民平和大行進の国際青年リレーを岡山から広島まで歩きます。正義と平和を求め長い道のりを歩んでこられたみなさんの運動に心から敬意を表します。

 学生の頃から平和と人権を求めて活動してきましたが、人生の先輩たちがいつも私たちを導いてくれました。そして、私たち若者はこの平和と正義を求める運動の仲間になることができました。

 いつも若い人たちを運動に引き込んでください。それが、世代間の隔たりを埋め、彼らの世代に素晴らしい現在と未来を保障することになります。二度と、人類がこの極限の暴力と大量殺戮の犠牲にならないように。核兵器ノー!ノーニュークス!

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