【兵庫】寒風の中、核兵器廃絶訴え新年初の6・9行動

兵庫県原水協は1月6日夕方、神戸市中央区の元町商店街で、2011年最初の核兵器廃絶を訴える「6・9行動」を行いました。

兵庫県原水協の津川知久代表理事(兵庫労連議長)などがマイクで、「NPT(核不拡散条約)再検討会議や国連総会などで核兵器禁止条約のための協議開始を求める世論がかつてなく高まった」ことを紹介し、「核兵器廃絶の声をいっそう強めて核兵器のない世界への道を切り拓こう」と訴えました。さらに、日本政府がアメリカとの軍事同盟優先、アメリカの「核の傘」維持の態度を取っていることをきびしく批判し、非核の国民の声を強めることを呼びかけました。

▲マイクで訴える津川代表理事

新婦人の由利美香平和部長や民医連事務局の今井雅一さん、兵商連、平和委員会などから10人が参加し、「核兵器のない世界を」署名を訴えました。川西市の被爆者は、「原爆症申請が却下され、原水協のお世話で弁護士と相談してきたところです」と声をかけ、「こんな天候でも私たちのために訴えてくれているのですね」と署名に応じました。

時おり小雨混じりの寒風が吹きつける冷え込みのきびしい中でしたが、「署名させてください」と駆け寄ってくる人が相次ぎ、59筆の署名が集められました。

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