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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【千葉】ピース☆バス☆チバがNPTニューヨーク行動報告会開催

ピース☆バス☆チバは5月29日、船橋市東部公民館で「ニューヨークで考えたこと~NPT報告会」を開き、20人が参加しました。

民青千葉代表として参加した学生の吉田隆寛さんと民青県委員会で働く宮城みのりさんから自己紹介とお礼の言葉が述べられた後、日本原水協事務局の前川史郎さんより「NPTニューヨーク行動と今後の展望」と題して報告がありました。

質疑応答・休憩をはさみ、吉田さん、松本さんから報告がありました。

吉田さんは、「自分よりもはるかに年齢も経験も上の人たちが活動していることを学び、自分なんかが参加して平和を語ることができるのかと不安に思っていたけど、英語を学ぶ学生として学びを活かせるのでは」と参加のきっかけを話しました。

「この経験を自分だけのものにしないことを一番大事にした」と語る吉田さんは、出発までに自分の携帯電話に登録されているメールアドレスにニューヨーク行動に参加する想いを伝えたうえで、「みんなにとっての平和とは?」という質問への答えをスケッチブックに描いてパレードで掲げたといいます。

このとりくみを通して、一人ひとりの幸せに生きたいという思いが平和な世の中につながっているんだと確かな自信を持てたこと、今後も「Shake our hands」を合言葉にして「What is your peace?」と聴き続けたいと話しました。

宮城さんは沖縄県名護市出身。沖縄戦の経験者である祖父母から話を聞いて、二度と戦争は起こしてはいけないと思ってきたこと、高校生の時に初めて広島で被爆体験を聞いて衝撃を受けたことなどを語りました。

ニューヨークに行く前に千葉の被爆者組織「友愛会」の2人に3時間も聞いた時に、「私たちは生かされているが、死ぬまで被爆者なのだ」と言われたことが印象に残っていると話す宮城さん。千葉には「佐倉連隊」という部隊が広島市で入市被爆しているという話も聞いて自分と核兵器の距離が縮まったと話しました。

ニューヨークには怖いイメージを持っていたけど、一瞬にして打ち解けられたこと、何かを変えられるパワーを感じたことなどイキイキと語ってくれました。

その後、報告会参加者にとっての平和とは?核兵器をなくしていくために自分にできることは?を交流する中で、夏の原水爆禁止世界大会に向けて、いっそうとりくみを強めていこうと確認し合いました。

ピース☆バス☆チバは、今年広島にバスツアーを出す予定になっています。

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