【国民平和大行進】入戸野福島大学学長が歓迎あいさつ

2013年原水爆禁止国民平和大行進・北海道−東京コースは6月24日、福島大学で入戸野修(にっとの おさむ)福島大学長の歓迎挨拶を受けました。

入戸野修(にっとの おさむ)福島大学長挨拶

以下、あいさつ全文を紹介します。

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福島大学の入戸野です。

本日は、国民平和大行進の「通し行進者」の皆様を福島大学にお迎えできますことを、大変光栄に思います。また、私としては、原発事故を受けた一福島県民として、改めて「核兵器全面禁止を訴える重要性を再認識させていただいた」という点で、大変感謝しております。

日本では、1958年からこの運動が、核兵器のない世界へと、国民の反核平和への願いを訴え続けて継続されていること、また、世界でもさまざまな反核平和の運動が実施されていることは、いかにこの訴えが人類にとって重要であるかを改めて認識させられております。

一昨年、大地震・津波・原発事故による放射能物質の拡散・そして風評という経済的被害を被った福島県民は、いま新しい福島の復興に向けて「ふくしまからはじめよう!!Future From Fukushima」をスローガンとして掲げて、復興再生に向けたさまざまな取り組みを展開しております。

地元の大学・福島大学として、昨年4月に創設した「うつくしまふくしま未来支援センター」も竣工し、約50人ほどの専門家が、新たに起こっている各種の支援活動に積極的に取り組んでいるところです。また、原発事故により拡散された放射能物質の動態挙動の基礎的研究を、国内外の専門の研究者を結集して取り組む「環境放射能研究所」を今年7月に創設し、その研究成果を福島県の除染技術の開発や農作物への安全生産管理へと応用することを目指しております。福島の復興は、まだまだ道半ばであると認識しております。

こうした中で、皆さんのこの度の「原水爆禁止国民平和大行進」の活動は、希望の光を求めている私たち福島県民の一人ひとりを力強く勇気づけてくれるものと感じております。

皆さんに代わり、御礼を申し上げます。「励ましをありがとうございます」。

「通し行進者」として直接に加わらない私が多くのことを言うことはできませんが、平和行進がますます国民世論の結集につながることを願ってやみません。

行進が予定通り進行し、目的を達成されますことをお祈りいたしております。

本日は、福島大学にお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

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