【福島】ちひろカレンダーをいわき市の福祉作業所へ贈呈。みんな大喜び/楢葉町仮庁舎で副町長さんに面会し150本贈呈

12月28日、日本宗教者平和協議会の森修覚事務局長と福島県いわき市に実家のある青年の佐藤聡さんが同市を訪問し、福祉作業所「りんべるハウス」と楢葉町へちひろカレンダーを届けました。今回、岩手自治労連・岩手の各単組、日本宗教者平和協議会、RingLinkZero核兵器なくそう青年実行委員会、京都原水協、大阪原水協から集められた募金で200本が贈呈されました。12月28日現在で、贈呈は2500本に達しました。

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▲宍戸副町長(右)にカレンダーを手渡す森日本宗平協事務局長

いわき市内の楢葉町役場仮庁舎で、仕事納めの多忙な中でしたが、生活支援課課長補佐の磐城さんに応対していただきました。宍戸陽介副町長に面会でき、森さんから、日本原水協の被災地カレンダー贈呈キャンペーンの趣旨を説明し、町役場でも配布にご協力いただきたい旨をお願いしたところ、宍戸副町長は「責任を持って配布します。ありがとうございます」と述べ、ちひろカレンダーを受け取りました。

さっそく磐城課長補佐から「仮設住宅は12カ所ありますので、集会所等で必要な方に配布できるように対応します」と返答をいただき、150本を贈呈しました。

うれしくて握手を求め、「ありがとう」の言葉に感動!

役場仮庁舎を後にして、日本宗平協会員の早川篤雄(浄土宗宝鏡寺住職)さんが理事をしているいわき市内の福祉作業所「りんべるハウス」へ向かいました。訪問した時は入所者と職員25~26人で年末の大掃除をしている最中でした。ちょうど休憩の時間になったので、早川さんからご紹介いただき、森さんから、「ちひろカレンダー」を全国の仲間から預かってきたこと、楢葉町のみなさんの姿を見て自分自身が励まされたことを述べ、一人ひとりにカレンダーを手渡しました。

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▲入所者にカレンダーを手渡す

うれしくて握手を求めてきたり、「ありがとう」とお礼を述べるなど、入所者全員が大喜びでした。

「りんべるハウス」には知的・精神障害を持つ方たちが入所しており、原発事故前は97人が入所していましたが、現在は40数人が働いています。職員の方も事故前は22人が勤めていましたが、今は15~6人が避難しながら勤務しています。まだまだ入所が増える見込みで手狭になってきているので、役場に仮設の作業所をつくってほしいと要望しています。(森修覚、佐藤聡)

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