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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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東京⇛広島コース・渡邉正郎さんの行進にっき 6/25~6/26

京都府ただ一つの村、南山城村を行進

6月25日、宿を朝8時前、相楽郡南山城村へ向けて出発しました。南山城村は京都府、奈良県、三重県の県境に位置し、京都府内唯一の村です。車で役場前に着いたのは9時20分頃でした。車から降りるとお茶の香ばしいいい香りがします。ここは、宇治茶、煎茶の名産地として有名だそうです。

さっそく応接室に案内され山城村の手仲村長に対し「平和行進」からの要請を行い、村長からペナント・署名等協力を頂きました。要請には京都府実行委員会、通し行進者、府内通し行進者、前村長で現在は村議会議員の橋本洋一さんが出席されました。しばらく懇談の後、村内を行進するための準備にかかりました。

行進参加者総勢10数人が役場前を出発し、163号線沿いをしばらく歩き、“生活道路”の狭い道に入るときれいに手入れされた庭には草花・樹木が植えてあり、キンカンの実がまだいくつも付いていました。ハンドスピーカーに合わせ、「核兵器なくそう」「危険な原発はなくしましょう」などと唱和しながらゆっくり歩きました。

沿道には人影はなく、家から出てくる気配もなく静かな行進でしたが、しばらくして、私はふと後ろを振り返ると道路に3人、少し坂上の家から1人私たちの行進の様子を見ていてくれたのです。私は思わず、「平和行進です、お邪魔しています」「核兵器のない世界をつくりましょう」と大きな声を出すと、道路にいた人が手を振ってくれました。

この日の行進は、南山城村はじめ笠置町、和束町、宇治田原町、井手町を要請と行進を行いました。

 

京都から奈良県へ 通し行進者の竹田昭彦さんと合流

26日、京都から奈良県に入り、引継ぎ集会が、奈良県般若寺前広場で行われました。

京都実行委員会より、京都6日間の行進内容が報告されました。延べ参加人数は1750人と報告がありました。

すでに奈良県を行進中の竹田昭彦さん(和歌山⇛広島コース)と初めて合流しました。昼食後短い休憩でしたが般若寺を巡り、奈良県は5日間の行進となりました。般若寺を出て柳生街道を行進しました。昔ながらの商店が軒を並べ、低い屋根瓦やひさしの上にちょこんと魔除けなのか、あるいは縁起かつぎなのか鬼の顔をしているものや、恵比寿様に似た焼き物がのっていました。屋根の下は格子戸があり、一本一本をみるときれいな模様で彫られていました。

奈良県庁に向かう途中、修学旅行に来たのか、男子中学生数人の背中を追うように鹿が餌を求めて歩いていました。観光客は多く、女子学生5、6人が行進団を見て笑顔で手を振り、2人の外国人は我々に愛嬌をふりまきながらカメラのシャッターを押していました。

行進は奈良県庁、奈良市役所を訪れ、アピール署名への賛同、原爆写真展開催、世界大会への賛同など要請文を読み上げ協力をお願いしました。奈良市では、市の職員14人が行進団を出迎えてくれました。今日の行進距離は15.8キロでした。

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