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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【福島】110325_がんばっぺ福島ニュース

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【福島】放射線なんかに負けない!

福島県原水協事務局長の石堂祐子さんから3月21日に届いたメールを紹介します。

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3月20日の発表によると、大熊町→田村市 楢葉町→いわき市へそれぞれ移転したようです。

今日は、福島県原爆被害者協議(福島県被爆協)の星埜事務局長とやっと電話でお話できました。「県内の被爆協の会員でまだ連絡が取れない方たちが浜通りを中心に何人かいる。とても心配」とおっしゃっていました。

共同通信からインタビューを受け、「広島や長崎で被爆し、66年たってなお福島で被ばくを体験するとは、とても残念。被爆協はこれまで原発問題とは幾分距離をおいてきたが、今回の原発事故については県知事に対して強く言う必要がある」と答えたそうです。

福島では、今、農民連&新婦人が元気に避難所で炊き出しを行い、大変喜ばれています。福島市内では現在90,000人が避難所生活をしています。野菜がなかなか入ってこなかったのですが、全国の農民連から野菜が届いて本当にありがたいです。頑張っていいる方たちの話、応援してくれる方がいることを知ると「放射線なんかには負けない!」という気持ちになります。

今日は地域・団体にFaxニュースを出して帰宅します。この後雨になりそうですので。(石堂)

【福島】新署名スタートニュース

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【福島】3・1ビキニデー参加の青年が原爆展開催

福島市平和委員会青年の会“ピースぴゅぱ”は3月20日、市内において『原爆と人間展』を開催しました。 雨が降り寒い中、またゲリラ的に開催したにも関わらず、青年など20名が来場しました。 ビキニデーに参加した青年の「原爆展を開きたい」という一言がきっかけになり、参加した青年たちを中心に準備、当日案内が進められました。 日本被団協作製の原爆パネルと、イラク戦争開戦5年の日ということで森住卓氏の『イラク、戦争と子どもたち』を展示し、若いカップルからお年寄りまで幅広い世代の方々が来場してパネルに見入りました。 68才の女性からは「懐かしいもの見せてもらってありがとうね。いいもの見せてもらった。あんたらまだ若いんだから、若いうちにいろんなこと経験しなよ。頑張りな!」と励ましの言葉をいただきました。 当日参加したぴゅぱの会員は、「今後も継続して平和の取り組みをしていきたい」と話しています。

【福島】福島県原水協の総会でマーシャル核被害者支援交流団参加者が報告

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福島の「てっちゃん」から、「マーシャル核被害者支援交流団」に参加した「ゆりっぺ」による報告会の様子が届いたので以下に転載します。

福島地区原水協の青年たちが3・1ビキニデー報告会を開催

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福島から3・1ビキニデーに参加した「てっちゃん」から15日に報告会をしたという報告が届きました。 以下に転載します。 (転載ここから) 3月15日、福島地区原水協主催の「3・1ビキニデー」報告会が行われ、ぼくを含むビキニデーに参加した7人が、報告をしました。 ぼくは、今回初めて「3・1ビキニデー」に参加をしたんだけど、ホントいろんな事を考えさせられたし、学ぶことができました。特に印象に残っているのが初日に開催された「2006年3・1ビキニデー国際交流フォーラム」でのアメリカ・韓国・フィリピン・日本の4人のパネリストの発言でした。 各国で取り組まれている平和運動の報告はもちろんなんだけど、それ以上に各国の人たちが、今の日本(日本政府)のことをどのように見ているのか、各国の視点で見た日本を知ることができました。 そのなかでも韓国のカン・ジェスクさんの発言が印象的でした。 『日本政府が、広島・長崎で被爆した約70万人のうち、朝鮮人被爆者7万人をはじめとする在外被爆者に対して差別をしてきたこと。自国に帰っても日本に加担をしたからといって差別を受けたてたこと』初めて聴くことが多かったです。 約7万人の朝鮮人たちが被爆をした背景には、日本による強制労働があったわけで、その人たちが自国に帰ってからも差別をされていたことに胸がいたくなりました。 カンさん曰く、「平和とは、ただ戦争をしないことだけではない。差別や偏見がなくなってこそ本当の平和がやってくるんだ」その言葉に深く感動をしました。 その他の参加者も、それぞれにいろんな事を感じてきたみたいです。 Hちゃん:「何も知らなくても幸せに生きていけるかもしれないけど、自分の知らないとこで憲法9条が変えられるのは絶対にいやだ。そして、日本の被害だけではなく、私達も日本の加害についてもっと勉強することが必要」 kさん:「水爆実験だけでなく、戦争そのものがどれだけ無意味なものかを実感した。久保山愛吉さんの言葉の重みを感じてきた」 Uちゃん:「これから若い世代の力が必要」という言葉に私も入っていることを実感した。被爆者のこと、平和のことをどうやって伝えていくかが大切」 Iさん:「ビキニデーが単なるメモリアルデーではなく、原水爆禁止世界大会や母親大会など、いろんなことのきっかけになっていることを知った」 など、他にもいろいろな感想があがりました。 報告会では、絵本「とびうおのぼうやはびょうきです」の朗読などもありました。 (転載ここまで) みなさんも草の根で報告会をしたり、夏の世界大会に向けて実行委員会を結成した、これからする予定などの情報があればぜひお寄せください。