マラヤ・ファブロスさんの行進日誌33日目

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平和行進三十三日目:愛知県の岩倉市、一宮市そして江南市

今日は暑さと雨の両方を経験しましたが、おやつにはプチトマトが用意され、各市の市長さんたちからは興味深いスピーチが聞けました。それに2人のフィリピン人女性とも出会う事ができました。

今日は岩倉市役所の中での面談からスタートしました。副市長の赤堀俊之さんと地域の平和活動に熱心な政治家であるいとうさんが出迎えてくれました。親切にも通訳さんも用意してくださっていました。通訳のデレク・クリングトンさんはカナダ人で現在は岩倉市に住んで市役所で福祉サービス課の通訳としてお仕事をされているそうです。

副市長さんは岩倉市で行われている平和活動を紹介してくれました。平和パネルを市役所の2カ所で展示しているそうです。このパネルはいつも8月の上旬から中旬にかけて展示されるそうです。また小学生や中学生を1年毎に交代で世界大会に派遣しているそうです。その子どもたちがカンパと市長からの賛同のメッセージを私たちに手渡してくれました。また岩倉市は市長による平和のための国際会議にも取り組んでいるそうです。

岩倉市の核兵器廃絶都市宣言は1985年に採択されました。そしてそれ以来常に核の持ち込みを許さない自治体であり続けてきました。また原発に替わる環境にやさしい新しいエネルギーへの取り組みも行っているそうです。市役所は現在太陽光発電、電力のリサイクル、そして節水にも取り組んでいるそうです。

副市長さんはいつも平和行進には感銘を受けていると言われていました。自分自身も平和への思いが強いので、いつも平和行進の参加者を自分が市役所に迎え入れていると言われていました。

地元の平和運動をされている政治家のいとうさんは岩倉市は平和行進を歓迎していると言われました。彼自身も平和運動に貢献したいと思っているし、平和行進によって地域社会で平和への意識が高まるのは嬉しいと語ってくださいました。村田さんも東京の初日の様子を話してとても良い会談になりました。副市長さんは誰も行進中に倒れてほしくないので、くれぐれも身体に気をつけてくださいと言ってくれました。

メッセージのコピーとカンパを受け取り、外に出て他の行進者のみなさんに合流しました。副市長さんといとうさんもみなさんに挨拶されました。暑い一日をスタートさせるのにとても良い式典だったと思います。

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それから私たちは岩倉の街を歩きました。このあたりにはたくさんのお寺があってとっても面白かったです。1ブロックにひとつお寺があるように思えました。ここは横江さんの地元で彼は巨大なランタンを水に浮かべるお祭りがあると言っていました。彼も参加しているそうです。3階建てくらいの高さのランタンのための部屋のあるお寺も通りました。この道は電線もとても高くに設置してあって、ランタンの邪魔をしないためだそうです。実際のランタンはその電線よりも高いので、運び出した後でてっぺんのパーツを付け足す事もあるそうです。ワォ!

私たちはちあき病院まで歩きました。そこではたくさんの高齢者の皆さん、お医者さん、看護士さん、病院のスタッフの皆さんが私たちを出迎えてくれました。これまで拍手で行進を迎えてくれた人たちの中で今回が一番多かったのではないかと思います。とっても温かいお出迎えでした。

今日の行進にはたくさんの若い方も参加していました。その多くは医療現場で働いておられる若いお医者さんや看護士さんでした。彼らは署名とカンパ集めの担当をしていました。

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一宮市役所に着く前に浅野公園でもう一度休憩を取りました。この休憩で出されたプチトマトが嬉しかった!おやつとしてプチトマトを食べたのは初めてでした。今日みたいな日は特にこんなおやつがホッとしました。

お昼には一宮市役所に到着しました。この市役所は一部がショッピングストリートと連結していました。とっても良いロケーションです。

私たちはそこで2人の被爆者の方に会いました。86歳の女性と88歳の男性です。おふたりが行進に参加してくださってとっても嬉しいです。被爆者の皆さんの行進への参加はいつもとても励みになります。山口さんはここでも広島に届ける折り鶴を2束受け取りました。

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お昼の後は私はおさじさんと一緒に署名とカンパ集めをしました。彼が日本語で話しかけ,私が署名用紙を出しながら「コンニチハ、ショメイ、クダサイ」と言います。2回目の休憩までに10筆以上の署名が集まりました。

またカンパも頂きました。ある親切な男性がカンパの封筒を手渡してくれました。そして少なくてごめんねと言ってくれました。すごく親切!

おさじさんは一宮の労働組合で専従をされているそうです。この労働組合はいつも平和行進に参加しており、彼はこの3年間はずっと参加しているそうです。

午後は2回休憩を取りました。1回目は広場のような場所で、2回目はお寺でした。ある平和行進参加者が私に彼女のフィリピン人のお友達を紹介してくれました。彼女の名前はアッラ・サントスさんです。彼女は私と同じケソン市出身でお互いにとてもご近所さんだという事が分かりました。

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再び歩き始めようとした時に雨が降り始めました。2回目の休憩はとてもタイミングが良かったです。私たちは合羽を着る時間がありました。行進をスタートさせた途端、雨が土砂降りになりました。雨の日の行進の辛いところは歩くのがいつもよりしんどく思える事です。その上私は雨に強い靴を履いていなかったので足がぐしょぐしょになりました。でも良い点は暑く長い一日の大変さを紛らわせてくれる事です。もしウエストポーチに電子機器や大事な文書を持っていなかったら合羽を脱いで雨に当たりたかったくらいです。

歩き始めて数分で江南市の端っこに到着しました。私と村田さんは他の何人かの行進参加者の皆さんと車に乗り込み、江南市役所に向かいました。そこで教育課の課長さんや国際関係課の課長さん、その他教育課のメンバーの皆さんと会談する事ができました。

そこでまたフィリピンの人との出会いがありました。彼女はロイエ・アオヤマさんで、私のために通訳をしてくれました。メッセージの英訳も用意してくれていました。彼女は行政に関係した仕事をしており、フィリピンからのお客さんがあった時は時々こうやって通訳などのお手伝いをしているそうです。

短い面談でしたが、皆さんに他の平和行進参加者が集まっている場所で挨拶してほしいと頼みました。教育課と国際関係課の課長さんたちがみなさんに挨拶してくれ、私たちは閉会式を行いました。

全ての行事を終えた後雨は小降りになりました。車に乗って名古屋のホテルに帰る前に近くで大きな稲光をみました。落雷の音は光とほとんど同時に聞こえました。多分とても近かったに違いありません。恐い!

今日は長くて楽しい一日でした。ハァー!

最後に署名集めの写真と沿道で手を振ってくださる皆さんの写真です。

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(日本語訳=三宅朋子)

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