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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

【2014国際青年リレー行進】ソフィア・ウォルマンさんの日誌(7月18日)

7.18(1)

2014年7月18日 — 岡山県

2014年平和行進は現在岡山県で終日行進の2日目です。兵庫県からの引き継ぎは7月17日でした。兵庫県内のとても大変な行進を歩きぬいたニーニョ・デシエルト、通し平和行進者とその他の行進者の方々、本当にありがとうございました。

ニーニョの兵庫県での平和行進のブログ投稿を待っている間に、岡山県からの国際青年リレー行進者であるソフィア・ウォルマンさんをお迎えしましょう。ソフィアはアメリカフレンズ奉仕委員会の代表で、パレスチナ連帯運動で積極的に活動してきました。他にも彼女は、経済的正義のための運動や、軍事優先主義、核兵器に反対する運動も組織してきました。彼女は2013年に原水爆禁止世界大会に参加しました。今年は岡山からの平和行進にチャレンジし、その後再び世界大会に参加します。ちなみに、彼女は美声の持ち主でもあります。

皆さん、今後の彼女のブログを通じて平和行進をフォローしましょう!(写真は平井昭夫さん提供。左から:五十嵐さん、岡山県内通し行進者、ソフィア・ウォルマン、田中さん)

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平和を愛する友人のみなさん!

こんにちは!ソフィア・ウォルマンと申します。平和行進の海外参加者の一人です。

米国のボストンから行進に参加しています。17日午前に岡山に到着して、お城や後楽園を訪れてカヨさんと屋外の商店街で買い物をし、素晴らしい日中を過ごした後、カヨさんと平井さん、そして私に国際青年リレーの横断幕を引き継いだニーニョさんと夕食を楽しみました。ニーニョは私が行進に向けて心の準備をするのを大いに助けてくれました。彼の経験談や、山中を登っての大変な行進について話を聞けたのは良かったです!

朝7時半にホテルまで車で迎えに来て頂き、渋滞する道を通って、まず原爆犠牲者の記念碑に花を手向けに向かいました。それから東区役所に向かいました。多くの方々が午前9時頃に集合し、何人かが短いスピーチをされました。今日は、朝ホテルに迎えに来てくれたシンコさんとほぼ一日中一緒に行進しました。通訳をして下さって大変助かりました。通訳者がいてくれるのといないのとでは本当に大きな違いがあります!

その後9時45分頃出発しました!通算今日は約7マイル(約11キロ)ほど行進したそうです。だいたい1時間毎に休憩があり、そこでは岡山医療生協の女性たちを含む主催者の方々が、私たちが近づくと拍手で出迎え、冷たいお茶やアイスキャンデー等をふるまって下さいました。7月の蒸し暑いお天気には打ってつけでした!ほとんど曇りの空模様や旭川を渡る際のそよ風と同じ様に、こうした休憩のお陰で行進者は涼しく過ごせました。それから別の記念碑に献花をしましたが、これは非常に力強い意思表示であり、また私たちの取り組みの厳粛さをかみしめるひとときでもありました。

一日を通して100人をはるかに上回る人々が行進しました。老若男女全ての行進者が非常にエネルギッシュで、行進中ずっと歌やコールを上げながらの参加でした。「コンニチハ!ヘイワコウシンデス!(Hello! We’re the Peace March!)」や、「カクヘイキハンタイ!(No Nuclear Weapons!)」など、お役立ちフレーズをだんだん覚えています。お昼頃、曹源寺で昼食のお弁当休憩を取るため立ち寄りました。そこは美しい敷地のあるところで、後に私たちがお線香を手向けた記念碑の所で被爆者のお話を聴きました。

今日の行進の終わり頃、幼い子どもたち(4〜5歳ぐらい)の一団に歓迎されました。子どもたちは私たちに折り紙と張り子のネックレスを贈ってくれました。終日、非常に幼い子ども達から年配の方々まで多くの人たちと一緒に歩くことができて素晴らしかったです。みんなとても礼儀正しい人たちばかりで、多くの青年たちは行進の雰囲気を明るく活力に満ちたものに保ってくれました。

岡山県庁の総務課の職員の方々と4時頃に小規模な会合を開いて、一日を締めくくりました。

ここに来られてとても嬉しく思います。またすぐに投稿します。ピース!!!

(翻訳:白石 亜子)

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