【熊本】被爆者訪問し ちひろカレンダーとシクラメン贈呈

熊本県原水協は、毎年12月に被爆者を訪問して、お見舞いとしてシクラメンとちひろカレンダーを贈呈しています。今年は21人訪問しました。

天草原水協は12月10日、天草市3人と苓北町5人の被爆者へちひろカレンダーとシクラメンを届けました。天草市の2人は用事があり、別の日になりました。被爆二世の方を見舞いこれからの被爆者運動についても話が弾みました。

苓北町在住の当時12歳の方からは、ラミー(繊維作物の一種)の皮取りをしていた時に、長崎原爆の光を見て振動を感じ、タコつぼに飛び込んだ。7日後、長崎に働きに出ていた33歳の姉を探しに長崎へ入市。姉は防空壕の入口のところで亡くなっていたと語りました。また、一本足鳥居を見たことを今でもしっかり覚えていると繰り返し話してくれました。

12月19日、熊本県原水協は熊本市内の7人のお宅を訪問しました。熊本市北区の方は93歳になられ、先般転倒して腕を骨折して入院しておられたそうですが、お元気そうで2年ぶりにお会いでき喜んでいただきました。お父様が三菱造船にお勤めだったので、3歳10カ月の時に長崎で被爆され防空壕へ出たり入ったりしたことを覚えているそうです。一緒に訪問した理事のお父様も三菱造船にお勤めだったそうで、話が盛り上がりました。

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