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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

リトアニア元大統領に原水協オリジナルTシャツをプレゼント

ヴァルダス・アダムクス元大統領(左)にリトアニア元大統領に原水協オリジナルTシャツをプレゼントするゲディミナス・リムデイカさん

ウクライナ市民と子どもたちのための緊急人道支援募金「ひまわり募金」キャンペーンで日本原水協と協力して活動してきたリトアニア側のコーディネーター、ゲディミナス・リムデイカさん(トラカイ・ロータリークラブ元会長)から届いた連絡と写真を紹介します。

(1月4日付け)原水協の友人のみなさん、

本日、アンゲレと私は大統領府に招かれ、リトアニアのヴァルダス・アダムクス元大統領(1998~2003年と2004~2009年に大統領を務めた)に会い、新年を祝いました。

ヴァルダス・アダムクス氏は、リトアニアの公的な活動に積極的に参加しており、ウクライナやウクライナ人を支援する企業にも積極的に参加するなど、現在リトアニアで最も注目されている人物です。この機会に私たちは、ご夫妻に原水協のTシャツを贈呈しました。

彼は驚きながらも喜び、「このTシャツを受け取り着用することは自分にとって名誉なことだ」と言っていました。リトアニアに住むウクライナ難民への経済的支援にたいし、みなさんに感謝を伝えてほしいとのことでした。

外交交渉官としてヴァルダス・アダムクス氏は、2004年11月26日、キエフで、ポーランドのクワスニエフスキ大統領とともに、極めて困難な交渉に当たりました。大統領選挙後のウクライナで対立していた両者を和解させ、ヨーロッパでの戦争勃発を回避することに成功したのです。

2007年5月、ヴァルダス・アダムクス大統領のイニシアティブにより、日本の昭仁天皇と美智子皇后がリトアニアを訪問されました。日本の天皇がバルト三国を訪問されたのは、このときが初めてでした。ヴァルダス・アダムクスは、リトアニアをNATO(北大西洋条約機構)とEU(欧州連合)に加盟させました。私は、彼がいかに偉大な人物であるかを知っていただくために、このようなことを説明しています。

改めて、核兵器の世界的な禁止と廃絶という共通の目標に向けて、すべての皆さんの健康と成功を祈りたいと思います。

ゲディミナスより

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「ひまわり募金」は原水協のキャンペーンに協力してくれた皆さんとリトアニア国内のウクライナ難民の心を通わせるとりくみでした

日本原水協と協力して活動してきたリトアニア側のコーディネーター、ゲディミナス・リムデイカさん(トラカイ・ロータリークラブ元会長)から届いた連絡と写真を紹介します。

原水協の皆さん、安井正和さん、高草木博さん、朝戸理恵子さん、

リトアニア国内のウクライナ難民支援の共同プログラムおよび資金提供について、改めて皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います。

先日、レントバリス市内のベルスメ中等学校で、プログラム終了のイベントがおこなわれました。この日はケルソン市の解放とリトアニア・日本の国交樹立100周年の記念すべき時にあたりました。

式典の冒頭にウクライナの子どもたちがウクライナの歌を数曲歌いました。

トラカイ・ロータリー・クラブの会員は、29人の難民の子どもたちに食料券を、2人には電話機を贈りました。

トラカイ市当局はこの援助プログラムの経過に大きな関心を寄せており、市の広報誌で何度もこのプログラムが模範として取り上げられたため、アンドリウス・シャテヴィチウス市長がこのイベントに出席しました。市長の演説は原水協への感謝から始まり、広島と長崎が経験した恐怖、ウクライナ占領戦争でのロシアの核兵器の脅威に触れたものでした。

また、数年前にみなさんから寄贈された広島・長崎の写真も会場で展示されました。

イベントの中で、ウクライナの子どもたちに愛媛県から送られた鶴が贈られました。折り鶴はまたトラカイ市内にある5つの中等学校に贈られることになり、それぞれの代表者に折り鶴が入った箱が進呈されました。日本からの日本語と英語の手紙は、リトアニア語とロシア語に翻訳して渡されました。

私が写真展について話をすると、子どもたちは佐々木禎子さんの話にとても感動し、ウクライナに残っている友達にこの話をすることを約束してくれました。

これは単なるウクライナ難民への支援活動ではなく、互いの心を通わせるとりくみとなりました。みなさんのおかげで、数多くのパソコン、タブレット、食料券、靴、衛生用品、子ども用のおむつ、台所用品、食器、衣類、設備の整った子ども用プレイルームなど、たくさんのものを入手することができました。難民の多くはリュックサックと数ユーロしか持って来ていなかったので、彼らの生活に欠かせない様々な機器や道具を贈ることができました。

原水協の皆さん、トラカイ・ロータリー・クラブとウクライナ市民をを代表して、DOMO ARIGATO GOZAIMASITAと、改めて皆さんにお伝えしたいと思います。

ゲディミナス・リムデイカより

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2023年版「いわさきちひろカレンダー被災地贈呈キャンペーン募金へのご協力をお願いします

23年版ちひろカレンダー被災地贈呈募金のお願いダウンロード

核兵器・大量破壊兵器の廃絶へ 枯葉剤被害のビデオ・パワポ3点セットDVDの普及を!

左から時計回りに、坂田雅子監督監修のビデオ、石川文洋氏の写真、中村悟郎氏のパワポタイトル画面

「被爆者と枯葉剤被害者へ支援と補償を!核兵器と大量破壊兵器の被害を二度と繰り返すな!」未曾有の被害を受けた日本とベトナムの共同の運動が始まっています。

昨年、枯葉剤被害者協会(VAVA)とベトナム平和委員会は、98万の「ヒバクシャ国際署名」を集め、日本の運動に貢献してくれました。今年、8月10日は、ベトナム戦争で枯葉剤被害を受けてから60年目を迎えます。被爆者と同様に、60年が経とうする今も、枯葉剤の影響で300万人以上が苦しんでいます。

DVDは、これまで枯葉剤被害の実態を広め、支援にとりくんできた写真家や映画監督の協力で完成しました。DVDを普及・活用し、被害者への支援・補償、核・大量破壊兵器の廃絶のための運動を進めましょう。枯葉剤被害者への募金活動もよろしくお願いします。

【DVD内容(3点セット)】・ビデオ「今も続く枯葉剤の傷跡」ベトナム国営放送制作・坂田雅子監督監修・パワポ「ベトナム戦争と枯葉剤」中村梧郎(フォトジャーナリスト)制作・パワポ「今も続く枯葉剤被害」石川文洋(報道写真家)制作頒価:1枚1500円(税込、送料別)。収益の一部が募金になります。問い合わせは日本原水協まで。

核兵器禁止条約(TPNW)発効記念キーホルダー限定販売スタート

核兵器禁止条約(TPNW)発効記念キーホルダー限定販売開始広島と長崎の被爆から76年目の今年1月22日、核兵器禁止条約がついに発効し、核兵器の開発、実験、製造、貯蔵、使用、威嚇はすべて違法となりました。被爆者や内外の平和運動、市民、国連に参加する多くの政府が力を合わせた結果です。

若葉は、原爆投下後75年は草木も生えないと言われた被爆地に芽吹いた命の象徴として1955年の第1回原水爆禁止世界大会成功の募金活動のために普及されたバッジで、著名な彫刻家の本郷新さんがデザインを手がけました。今日まで日本原水協のシンボルマークとして親しまれています。

中央の「TPNW」は、核兵器禁止条約=Treaty on the Prohibition of Nuclear Weaponsの頭文字をデザインしたもの。禁止条約に反対する核保有国や「核の傘」の国々で、多くの人が条約への参加を政府に求めています。

日本は唯一の戦争被爆国として参加するのが当たり前、誰もがその思いを表せるよう、ぜひ広げてください。 Dive into the heart of cricket excitement with Crickex , your premier destination for immersive online sports betting! Experience the thrill of live cricket matches with competitive odds, real-time updates, and a user-friendly interface designed for seamless navigation. Crickex goes beyond the boundaries of […]

核兵器廃絶と被爆者援護・連帯の輪を草の根にひろげる2021年版いわさきちひろカレンダーを広げてください

ご注文・お問い合わせは、あなたの街の原水協へ

いわさきちひろカレンダーは、1975年(76年版)以来、40年以上にわたって核兵器廃絶と被爆者援護・連帯の輪を草の根にひろげるとともに、全国の原水協を支える重要な財政活動として発展してきました。

被爆75年の今年は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い原水爆禁止世界大会がオンライン開催となったことで原水協募金収入が得られず、日本原水協も都道府県原水協も財政危機に直面する中で緊急募金にとりくみました。

今後の原水協活動を支えていただくためにも、2021年版「ちひろカレンダー」の普及にご協力をお願いします。

2021年度版いわさきちひろカレンダー(A2版、表紙とも7枚)、頒布価格1400円+税。また、今年も募金で被災地に届ける予定です。

ちひろカレンダーを購入すると「ちひろ美術館」の入館料が無料になります。 「ちひろ美術館」では、子どもがいつでも気軽に訪ねることができるようにと、小・中・高校生の入館料が無料になっています。 また、カレンダーには、ちひろさんの紹介と美術館の案内があります。 そのページのアンケートはがきを切り取り持参すると、東京、長野(安曇野)各美術館で2人分の入館料が無料となります。 新型コロナウイルス感染の予防もおこなっています。 ぜひご利用ください。

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「コロナ禍のもとで 考えよう核兵器・地球・私たちの未来」パンフレット(未来パンフ)発行

新型コロナウイルスとのたたかいは、人間の命や安全、被爆者のみなさんが警告してきた核兵器の問題について考える大きな機会となっています。

いま世界中で、新型コロナ、格差と貧困、地球環境問題の解決、自由と人権、民主主義を求めて人びとがたたかいに立ち上がっています。「核兵器のない世界」の実現へ、共同をひろげるチャンスです。

「未来パンフ」は、核兵器のない平和で公正な世界のために、核兵器禁止条約に参加する日本の実現を国民規模で働きかける学習パンフレットとして、制作しました。

「未来パンフ」には、国連軍縮問題担当上級代表の中満泉(なかみつ・いずみ)さんが「原水協がとりくむ国民向けキャンペーンは、核戦争の危険性に対する認識を高め、世界的な核軍縮の課題を推進するため重要な役割をはたしています」とのメッセージを書き下ろしてくれました。

広島の被爆者のサーロー節子さんも「核兵器のない世界を実現するために、いま行動するときです」とよびかけています。

その他にも、国際労働組合総連合(ITUC)書記長のシャラン・バローさん、作家の室井佑月さん、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長の吉原毅さん、環境活動家の武本匡弘さんなど、多彩な顔ぶれの方々が登場します。

8月の原水爆禁止2020年世界大会(オンライン)と「平和の波」の成功、秋の国連総会から2021年NPT(核不拡散条約)再検討会議にむけて「核兵器いらない」の世論と運動を前進させて、日本が「唯一の戦争被爆国」にふさわしい政治を実現するために、文字通り数百万人の市民や若者に読んでほしい内容です。

また、原水爆禁止世界大会実行委員会起草委員/関西学院大学教授の冨田宏治さんを講師に、「未来パンフ」を使った学習講座を6月27日(土)14時〜16時、Zoomウェビナー(1000人+YouTubeライブ配信)で計画しています。

「未来パンフ」はB5版24ページ(本文22ページ)オールカラーで1冊250円(税込)です(※送料実費)。6月19日(金)から発送を開始するので、予約注文を受け付けています。

ご注文・お問い合わせはお近くの都道府県原水協へ。http://www.antiatom.org/intro_activity/local_addrss.html

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【福島】郡山市の小学校を訪問し ちひろカレンダー贈呈

200115_日本原水協活動交流ニュースダウンロード

【熊本】2020年新春6・9行動 被爆者を先頭に各30分で210筆

200109_熊本県原水協ニュースダウンロード

【福岡】被爆者との連帯を! 県被団協と懇談、募金贈呈

202001_原水協通信福岡版ダウンロード

【宮城・長野】県原水協が被災地にちひろカレンダー届ける

191223_日本原水協活動交流ニュースダウンロード

【神奈川】2020年版ちひろカレンダー 4300本になりました!

191210_【神奈川】2020版ちひろカレンダー普及ニュースNo.2ダウンロード

【福岡】ローマ教皇フランシスコの「核兵器廃絶」の訴えをうけコース・マルセル神父が署名(カトリック美野島司牧センター)

201912原水協通信福岡版ダウンロード

【徳島】12月議会で政府へ意見書の決議を つるぎ町、美馬市へ要請に行く

191206_徳島県原水協通信ダウンロード

【茨城】署名を積み上げ、今年こそ日本も核兵器禁止条約の署名・批准を!

原水協通信(茨城版)19-12ダウンロード