▲左から板倉市長、大木教育長、小川議長からペナントや賛同金を受領する早坂代表
千葉県印西市平和行進実行委員会は7月7日、早坂義郎代表ら8人が印西市役所を訪問し板倉正直印西市長、大木弘教育長、小川義人市議会議長とそれぞれ懇談し、平和行政、平和教育行政の改善を要望しました。
実行委員会が市長などへ要望したのは、戦後・被爆70年にあたる今年こそ、①平和基本条例の制定、②非核平和都市宣言20年の記念事業の開催、③広島、長崎の平和祈念式典への児童の派遣、④平和の鐘を市のホームページで誰でも聞けるようにすること、⑤自然再生エネルギーへの転換のための調査・研究、⑥7月19日におこなう2015年度印西市平和行進への賛同の6項目です。
印西市と教育委員会は文書回答を用意していましたが、内容は実行委員会の要望がほとんど反映されてないため懇談の中で参加者それぞれが要望の趣旨をさらに訴えました。
板倉市長は「私は平和が一番だと思っている。平和の鐘は、文化財だといって飾っておくのではなく撞鐘をもっと公にし、多くの市民に平和の音色を聞いてもらうほうがいい。それが寄贈していただいた作者の願いでもある」と発言、その場で市の担当者に指示しました。平和条例の制定については近隣市の先例を調査研究しつつ前向きに検討することとなりました。
印西市長、教育長、議長はこの日、いずれも2015年原水爆禁止国民平和大行進への賛同のペナントに協力し、賛同金を供出してくれました。
(早坂義郎)