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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【千葉】NPT・ニューヨーク行動に呼応・連帯して県原水協が核兵器廃絶の署名行動

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千葉県原水協は4月27日、この日から始まった核不拡散条約(NPT)再検討会議に呼応・連帯し千葉駅頭で核兵器廃絶を求める署名行動をおこないました。

県原水協の紙谷敏弘事務局長や新婦人県本部の松山事務局長などがマイクで「今日からニューヨークの国連本部で始まったNPT再検討会議で、今度こそ核兵器の全面禁止国際条約を締結させるよう被爆国・日本からこそ声を上げましょう」と訴えました。

ある女性は「いいことですから署名します。核兵器はいらないですよね」と話し、夫婦連れは「核兵器は怖いです。被爆70年もたつんですね、子どもや孫のためにも核兵器をなくしてほしいです。がんばってください」と署名し、女子高校生も関心を寄せて署名に協力してくれました。

この日、新婦人、千葉労連、自治労連県本部、平和委員会など5団体から12人が行動に参加、1時間で41筆の署名が集まりました。なお、千葉県原水協関係だけで23人の代表がNPTが開かれているニューヨークでの要請行動に参加しています。

(千葉県原水協・早坂義郎)

【広島】NPT再検討会議に合わせ連帯集会を開催。「宣言」採択し米露仏英中の大使館と安倍首相、岸田外相に送付

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広島県原水協と同被団協は4月26日午前10時半から、平和公園記念碑(慰霊碑)前でニューヨーク行動連帯集会を開催。30人が参加しました。

被団協と新婦人がこれまでのとりくみと、核兵器禁止条約の交渉開始へ向けて世論を高めようと発言。「宣言」を採択して、米露仏英中の大使館と安倍首相、岸田外相に送りました。

その後、元安橋に移動し、「核兵器全面禁止のアピール」署名行動を約1時間実施。観光客や広島市民に「明日からNPT再検討会議が始まります。核兵器禁止条約の交渉開始を求めましょう」と訴えました。

1時間で308筆が寄せられました。外国人観光客もかなり署名してくれました。

【鹿児島】NPT・ニューヨーク行動代表団が森博幸鹿児島市長から英文の「平和のメッセージ」を受け取る

4月27日から国連本部で始まる第9回NPT(核不拡散条約)再検討会議に合わせ日本原水協の要請行動に8人の代表を送る鹿児島県原水協は4月14日、鹿児島市役所を訪れ森博幸市長から「核兵器の全面廃絶と恒久平和を願う。今後も平和メッセージを発信し続ける」と記した平和メッセージを受け取りました。書面は森市長の署名入りの英文で、平和都市を宣言した市の決意を示しているとしています。

訪問したのは、NPT・ニューヨーク行動に参加する朝日吉太郎(鹿児島医療生協会長理事・鹿児島県立短大教授)、馬渡耕史(鹿児島医療生協理事長・全日本民医連副会長)に加え、井上勇治(鹿児島県民医連事務局長)、竪山清隆(鹿児島市議会議員)の各氏です。

森市長への要請書はこちら(PDF)

【動画あり】「核兵器全面禁止のアピール」2015年NPT再検討会議への署名提出に向けた院内集会 主催者報告

4月15日に衆議院第1議員会館で開催した「核兵器全面禁止のアピール」2015年NPT再検討会議への署名提出に向けた院内集会で高草木博日本原水協代表理事がおこなった主催者報告は次の通りです。

「核兵器全面禁止のアピール」

2015年NPT再検討会議への署名提出に向けた院内集会

主催者報告

2015年4月15日14:00〜

原水爆禁止日本協議会

代表理事・高草木 博

本日の院内集会にご参加いただきありがとうございます。とりわけ、ご多忙な中をご出席いただいております衆参両院の議員および代理のみなさまには、ご協力に心から御礼申し上げます。

さて、注目の第9回核不拡散条約(NPT)再検討会議が、いよいよ今月27日からニューヨークの国連本部で開催されようとしています。みなさまもご存知の通り、前回、2010年5月の第8回再検討会議では、核兵器廃絶へと盛り上がる世界の世論を前に、189の締約国が一致して、「核兵器のない世界の平和と安全を達成」することに合意いたしました。

その実現のために、5つの核保有国が「自国の核兵器の完全廃絶」を確認し、全ての国が核兵器のない世界」を支える「枠組」を創る「特別の努力」をおこなうことを誓ったのも、その会議でありました。

 

私たちも大いに意を強くし、世論の力でこの合意を実らせることを決意いたしました。翌2011年2月15日には、次のNPT再検討会議、すなわち今回の会議に向けて「核兵器全面禁止のアピール」を発表し、署名運動を開始したわけであります。幸いこの運動は、国際的にも潘基文国連事務総長をはじめ、多くの国の市民社会や国際社会の関係者、全国でも学術、文化、芸能、スポーツなどさまざまな分野の方々、全国の多くの自治体のリーダーなど、広範な方々の支持を得て、現在まで前進することができました。

この運動にはまた草の根の活動家の皆さんとともに、被爆後70年になろうとする今も、心や体の傷とたたかいながら核兵器のない世界の一日も早い実現を願う被爆者のみなさんや、運動発足直後の2011年3月11日、東日本を襲ったあの大震災と津波、東電福島第1原発の事故の被害のなかでこの運動に協力されてきた被災地のみなさんもたくさん加わっています。

 

私たちがNPT再検討会議に日本国民の署名を提出するのは今度で3度目になります。第1回目は、2005年5月4日、第7回再検討会議の議場でセルジオ・ドゥアルテ議長に対して503万8108筆の署名を提出しました。

第2回目は、2010年5月2日、国連前ハマーショルド広場で、カバクチュラン議長、セルジオ・ドゥアルテ国連上級代表に提出し、さらに4日には議場で目録を提出しました(691万2802筆)。カバクチュラン議長は、再検討会議開会に当たり、署名を受理したことを議場に発表し、「会議が市民社会の要望に応えるよう」呼びかけました。

今回の第9回再検討会議に当たっても私たちは、国連本部より開会前日の4月26日、国連本部前ハマーショルド広場においてタウス・フェルーキ議長(アルジェリア大使)、アンゲラ・ケイン国連上級代表のお二人が、私たちの署名を正規に受理し、会議に反映させてくださるとの連絡を受けています。

 

署名は、一筆一筆が、核兵器全面禁止を願う署名者一人ひとりの意志を表します。私たちはこれまでも全ての署名を大事にし、一筆も無駄にせずにニューヨークへ運び、必ず会議主催者に提出してまいりました。今回も私たちは同様の努力をおこなう予定でした。ところが、アメリカ太平洋岸での港湾労働者のストライキの結果、いまなお貨物の滞留の解決にめどが立っておらず、署名の搬入が不可能となりました。

もちろん、私たちは、1000人の代表団全員ができる限り、みずからの手で署名を運びます。同時に私たちは、どうしても積みきれない分もまた、大事にし、NPTおよび国連関係者にも了解をいただき、ここに日本の国権の最高機関である国会で、議員・関係者の皆様の立会いの下に、被爆国日本国民の核兵器全面禁止を求める硬い意思を目録と写真とし、提出することといたしました。

 

2010年5月、私たちを前に潘基文事務総長が言ったように、いまや「核兵器のない世界」は、地平線の上に姿を現しています。その世界を現実に変えるのは、主権者である世界の市民社会の世論と運動です。核兵器の非人道性を告発する世界世論の広がりの中で、この被爆70年を、核兵器のない世界実現への決定的な転換の年とするために、本日の院内集会をしっかりと成功させていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

核兵器なくせ、辺野古への新基地建設NO!沖縄連帯行進 参加のよびかけ

辺野古の浜で出発集会

▲辺野古の浜で出発集会

核兵器のない世界、核も基地もない沖縄を求めて、名護市・辺野古から原水爆禁止国民平和大行進(沖縄→長崎コース)が6月14日に出発します。新基地建設を許さない沖縄のたたかいに連帯する行進として、日本全国から、世界から、多くの仲間のみなさんが参加されることをよびかけます。

私たちはいま、日米両政府による圧力に屈せず、辺野古への新基地建設反対、普天間基地の無条件閉鎖・撤去を求めて、翁長雄志知事を先頭に、県民ぐるみのたたかいに立ち上がっています。世論調査でも新基地建設に反対する県民は7割を超え、5月17日には、“新基地建設ノー”の県民大集会も開かれます。

沖縄のたたかいは、日本とアジアの平和に直結しています。尖閣諸島問題や北朝鮮の核問題など、軍事的緊張が生まれているもとで、軍事には軍事、核兵器には核兵器で対抗することは、緊張の悪循環を繰り返し、問題をいっそう複雑にするだけです。

日米同盟の強化、「核の傘」依存ではなく、憲法9条と非核3原則に基づく平和外交への転換を日本政府に迫りましょう。辺野古への新基地建設を許さず、沖縄を平和の発信地にするために、6月14日は辺野古に来てください。一緒に行進しましょう。

2015年4月14日 原水爆禁止沖縄県協議会、2015年国民平和大行進沖縄県実行委員会

※沖縄連帯行進の参加を希望される方は、下記にご連絡ください。

連絡先=沖縄県原水協 佐事安夫 携帯電話=090-1080-1391

≪沖縄連帯行進の日程≫

6月14日(日)9:30 名護市辺野古・砂浜集合

▲出発集会前は座り込みテント激励

10:10出発(予定)⇒⇒豊原公民館(休憩)⇒⇒久志区公民館前(12:00、昼食休憩)

13:00出発⇒⇒湯原(休憩)⇒⇒松田小前(休憩)⇒⇒宜野座村役場(16:40、解散/集結式)

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【岡山】「小さな声が核兵器を止める」―倉敷・総社市長がNPT再検討会議議長宛のメッセージを要請代表団に託す

倉敷市長

▲伊東市長(中央)と揃いのユニホームで記念撮影する代表団

倉敷市の伊東香織市長が4月10日、NPT(核不拡散条約)再検討会議・ニューヨーク行動に参加する倉敷市からの参加者を激励し、第9回NPT再検討会議のタウス・フェルキ議長へのメッセージを代表団に託しました。

この日倉敷から参加する9人のうち7人が参加。伊東市長は「注目されているNPT会議。しっかり頑張ってきてください」と激励。参加者を代表して志賀雅子さんが「私は被爆2世としての役割を果たしてきたい」と決意とお礼を述べました。日本共産党市議団のご協力をいただきました。

小さな声が核兵器を止める

同日、総社市の片岡聡一市長が同市から参加する加百智津子さんに「小さな声が核兵器を止める」という激励のメッセージとNPT議長宛のメッセージを寄せました。

片岡市長は毎年の平和行進でも行進団を激励し、自ら行進の先頭に立って歩く熱心な市長です。県内でもいち早く平和首長会議に参加しています。

▲加百さんにメッセージを渡す片岡市長(4/10市長室)

【広島】自衛隊とのコラボイベント「CARP×自衛隊DAY」中止を求めカープ球団に抗議文を提出

自衛隊コラボイベント、カープ球団抗議

広島東洋カープは4月7日、読売ジャイアンツとの試合で「CARP×自衛隊DAY」と位置付けたコラボ企画をやろうとしています。これに対し、広島県原水協は新日本婦人の会広島県本部、広島県労働組合総連合とともに球団に提出しました。

▲クリック(PDFファイルが開きます)

【佐賀】鹿島「酒蔵ツーリズム」会場で署名行動 45分の活動で90筆を集めました!

酒蔵ツーリズム

佐賀県原水協は3月29日、鹿島市の一大イベント「酒蔵ツーリズム」の会場である浜町通りにて、核兵器廃絶署名行動をおこない、5人が参加しました。

集合場所にしていた富千代酒造(「鍋島」を作っている酒蔵)では朝の10時半には大勢の人だかり。しばらく街並みや蔵を見学。蔵の中で美術展があったり、酒造りの民謡を歌ったりなど、楽しい会場です。昨年もとりくんだ場所をお借りして署名活動をおこないました。

署名を呼びかけるやり方はいつもの活動と同じなのですが、お酒を飲んでいい気分になっている人もいるし、何よりも歩く人が多いから署名が多く集まりました。「これは大事な活動だよね」と署名をする人もいました。「鍋島が買えなかった」と残念がっている人も。長崎から買い物にやってきた方からは、活動に励ましの言葉もいただきました。45分の活動で90筆を集めました。

(佐賀県原水協事務局長・田中龍一郎)

【茨城】「核兵器全面禁止のアピール」署名の賛同依頼に「平和行政に力を入れていきたい」と大洗町長が署名

「大洗町核兵器に反対し平和を守る会」は3月13日、「核兵器全面禁止のアピール」署名への賛同を依頼するために小谷隆亮大洗町長を訪問しました。

懇談では、同席した県原水協の加藤岑生会長がニューヨークで開かれるNPT再検討会議に茨城からも代表が参加することなどを説明し、署名への賛同を求めました。

小谷町長は、「大洗町は27年前に非核平和都市宣言の議会決議をし、平成22年には平和首長会議に加盟している。今年は日本非核宣言自治体協議会に加入するなど平和行政にも力を入れていきたい」と話し、その日のうちに町長を筆頭に40筆の署名を集めて頂きました。

(「原水協通信」茨城版 2015年4月号No.50より)

【宮崎】「核兵器全面禁止のアピール」署名目標超過達成!ニューヨーク出発まで最後のひと踏ん張り

宮崎県原水協は3月24、26日、宮崎市内にあるCOOP5店舗の店頭で「核兵器全面禁止のアピール」署名行動をおこないました。

1店舗だけで200人分の署名が集まり、合計639人分をこれまでの署名数に加えたところ、50,058となり、県の目標を突破しました。

3、4月に集めた署名はNPT・ニューヨーク行動宮崎県代表団の4人がスーツケースに詰め込んでニューヨークに持って行くことにしています。出発まで最後のひと踏ん張りです。

(宮崎県原水協事務局長・毛利泰之)

【徳島】走る前に1筆!徳島マラソン参加ランナーに「核兵器全面禁止のアピール」署名呼びかけ 1時間で70人から寄せられる

徳島マラソンランナーから署名もらう

徳島県原水協は3月22日、徳島マラソンのランナーに「核兵器全面禁止のアピール」署名をよびかけました。

朝8時にスタート地点の徳島市福島新橋のたもとに集合した3人が、走る前の緊張感漂う中をランナーたちにお願いすると、次々に署名に応じてくれ、約1時間で70人分の署名が寄せられました。

【広島】「被爆の真実を知れば、誰にでも理解してもらえる。原爆の非人道性をしっかり伝えて来る」NPT再検討会議・ニューヨーク行動代表団 結団・壮行式に62人参加

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▲自己紹介と決意表明するNPT・ニューヨーク行動広島県原水協代表団に参加するみなさん

広島県原水協と2015年NPT再検討会議を成功させる広島県実行委員会は3月19日夜、広島市東区のロードビルで「広島県代表団結団・壮行式」をおこないました。

式では最初に、広島・長崎の原爆と東日本大震災で犠牲になった方々に黙祷。県原水協の古田事務局長が2011年2月から始めた今回の「核兵器全面禁止のアピール」署名を、原爆展とともに進めた経過と各団体・地域での奮闘を紹介しました。署名は3月16日現在、12万筆を超えたこと、NPT会議が終わるまで継続し、国連にヒロシマの思いを届けようと訴えました。

また、ロシアのプーチン大統領の「核兵器使用準備」発言について、許し難いことであり、同日県被団協と連名で抗議文を送ったと報告がありました。

続いて県被団協、新婦人県本部、青年実行委員会から、この間のとりくみの報告があり、代表に選ばれた31人のうちこの日参加した26人全員が自己紹介と参加することになった動機や決意を表明。団長に県被団協副理事長の佐久間邦彦さん、事務局長に被爆2・3世の会事務局長の奥尾秀之さんを選出。県原水協の高橋信雄代表理事が被爆の実相をしっかり広げてきてほしい、と激励しました。

代表団長として挨拶した佐久間さんは、これまでの活動、とくに街頭署名に触れ、最初は署名しなかった子どもが、原爆パネル写真を見て引き返して署名してくれた経験に触れ、「被爆の真実を知れば、誰にでも理解してもらえる。原爆の非人道性をしっかり伝えて来る」と決意を披露しました。

最後に、高橋代表理事から、ニューヨークのパレードで使う横断幕を佐久間団長に伝達、川后和幸代表理事が、代表団の現地での奮闘を要請し、最後まで署名活動にがんばろうと閉会挨拶して終了しました。

▲高橋代表理事から佐久間団長へパレード用の横断幕を伝達

結団式には、NHK、広島ホームテレビ、中国、毎日、読売の各紙と共同通信が取材しました。NHKは3月19日朝のテレビとラジオのローカルニュース、中国新聞が3面、読売新聞が広島版で報道しました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【北海道】「NGOが声をあげ続けることが大事だ」―上田文雄札幌市長とNPT・ニューヨーク行動北海道代表団が懇談

ツインタワー写真に見入る札幌市長

▲ツインタワーの写真に見入る上田市長(写真右)=北海道勤医労・伊達さん提供

NPT・ニューヨーク行動北海道代表団(23名・肘井博行団長)は3月13日、上田文雄札幌市長と札幌市長会議室で懇談しました。

団長の肘井博行さんから、上田市長が「核兵器全面禁止のアピール」署名にスタート時点で賛同していること、平和都市宣言をしているほか札幌市の平和行政にふれ、あらためて日本政府に核兵器全面禁止のための行動と決断を求める意見書への協力と、NPT再検討会議議長への会議成功にむけた激励のメッセージを要請しました。

上田市長は、「協力できることはさせてもらう。平和首長会議はニューヨーク行動にも参加している。世界は自治体レベルでは圧倒的に核兵器の存在は恐怖という認識だ。『核抑止力』論への疑いは市民レベルで共有している。NGOがさまざまな声をあげ続けること、あきらめないで言い続けることが大事だ」と語りました。

意見広告ポスターの自治体首長の賛同マップと国連の署名ツインタワーに関心を示し、「これ(意見広告ポスター)をもらっていいですか」と言っていました。

▲意見広告ポスター(表面)

▲意見広告ポスター(裏面)

北海道勤医労からニューヨーク行動に参加する伊藤賢太さんが「自分の娘だけでなく、世界中の子どもたちに明るい未来を手渡したい。音楽は人を団結させる。トランペットをニューヨークのパレードで演奏したい」。新日本婦人の会北海道本部からニューヨーク行動に参加する鈴木由妃江さんは「新婦人では外へ外へということで、別海町では役場、漁協、農協に署名の申し入れ活動をしている。美唄市では平和宣言していると300名の署名が寄せられた」と発言しました。

「核廃絶への明確な意思をNPT議長へのメッセージに」 勤医労苫小牧支部の冨田昌美さん、苫小牧市長を表敬訪問

NPT・ニューヨーク行動に参加する冨田さんは3月16日、岩倉博文苫小牧市長を表敬訪問し、なごやかに握手し激励を受けました。

岩倉市長は「非核平和都市条例に核廃絶の明確な意思を示している」とNPT議長へのメッセージを送付すると語りました。

苫小牧市の被爆70年平和予算は100万円を計上し、8月に被爆者を呼んで映画の上映会などを予定しています。

渡辺満日本共産党苫小牧市議会議員が同席し、マスコミ2社から取材を受けました。

【北海道】七飯町が過半数の住民から「核兵器全面禁止のアピール」署名を集める

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▲スーパー前に立ってマイクで署名を呼びかける中宮町長。左は舟見幹事長

町の歴史に残る事業の達成

「七飯町核兵器をなくす会」では、NPT再検討会議に向けて住民の過半数を超える、1万5000筆を目標に2月から毎週土曜日の午前、地域に入り署名活動を行ってきました。

3月13日日時点で、1万4200に到達し、14日の地域署名では11名の参加で402筆をやりあげ、1万4602筆となり、1月末人口(2万8706人)の過半数を突破しました。これは七飯町の歴史に残る事業の達成だと思います。

何故ここまで達成できたのか、ふりかえってみますと、

(1)核兵器廃絶の一点で大きな団結をしたこと

(2)原水協運動の原点と被爆者の願いに絶えず立ち返ったこと

(3)すべての国民に訴えることは、私たちの責任であること

これらを貫いたことだと思います。私たちは引き続きとりくみを強め、4月12日までに1万5000筆を達成するために奮闘します。

(七飯町核兵器なくす会・幹事長 舟見洋三)

 

中宮安一町長インタビュー

「七飯町核兵器なくす会」に加わり、自ら署名をよびかけた思いを聞かせて下さい。

日本は、世界で唯一の被爆国であります。そして、アメリカは、それを使用した国なんですね。アメリカのオバマ大統領が就任してまもなく、核兵器をなくそうと、 使用国がなくそうとおっしゃったんです。それに続いて日本もそうだと言うのかなと思っていましたら、そうではありませんでした。非常に残念でありました。 ここにきて署名運動を七飯町で1万5千人分、つまり人口の半分でありますけれども、1万5千人分の署名を集めたい、それを集めて、国連に届けたいという旨 のお話を聞いたとき、私は感動させていただきました。私が先頭に立って一所懸命にがんばらせていただきたいと、そんな思いでやらせていただきました。

(原水爆禁止2012年世界大会記録集より)

▲2015年3・1ビキニデー日本原水協全国集会・全体会で報告する北海道原水協の嶋田事務局長

【京都】NPT・ニューヨーク行動代表がニューヨーク行動に参加する思いを語り、「核兵器全面禁止のアピール」署名を国連本部前に積み上げる決意を表明

NPT京都代表団のつどい

▲ニューヨーク行動に参加する思い、決意を表明する京都代表団のみなさん

京都NPT代表派遣・署名推進委員会は3月14日、京都代表団結団のつどいを開き、代表を先頭にニューヨーク出発までにたくさんの「核兵器全面禁止のアピール」署名を集め、国連本部に積みあげようと決意を固めあいました。

京都の代表は、新婦人12人、自治労連11人、民医連5人など、総勢54人となりました。つどいでは、前回のNPT・ニューヨーク行動のDVD上映、NPT再検討会議をめぐる情勢と課題の学習、京都代表団の行動説明がおこなわれ、この日参加した28人の代表がニューヨーク行動に参加する思い、決意を表明しました。最後に全員でウィ・シャル・オーバーカムを合唱して署名・宣伝行動に向かいました。

▲西院駅前で署名・宣伝行動

阪急「西院駅」前の署名・宣伝行動には、NPT代表をはじめ35人が参加し、「核兵器をなくしたいというみなさんの思いを私たちがニューヨークへ届けます」と、ティッシュ付の「はだしのゲン」リーフを配布し、署名への協力を訴えました。

行動では、「原爆と人間」パネルを展示し、京都のうたごえから参加する代表が平和の歌を演奏し、元気に行動。寒く荒れ模様の天気でしたが、40分の行動で署名55筆、カンパ1,000円が寄せられました。

NPT・ニューヨークへ 核廃絶署名・宣伝行動

4月9日(月)には14:00から1時間、清水寺門前でおこなわれる京教組女性部の6・9行動に合流します。

京都原水協はNPT代表をはじめ多くの人の参加を呼びかけています。