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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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読者のこえ

香川県 蔭山 芽
1月6日付の記事では20ページ吉永小百合さんの原爆詩朗読についての記事、原爆で焼かれた人のことを思うと涙が出る思いです。
北海道 竹腰三男
 新年号は北海道の運動が多く紹介されており興味深く読みました。また、埼玉の「2006ピースフォーラム」のような取り組みをいつの日にかやりたいと思い続けてきただけに、うらやましく思います。「手作り。自前」の運動が基本と考えるが、自分たちのワクを越えたものにするために、吉永さんのような方の参加が大きな力になることは間違いないから。
三重県 落合郁夫
 核兵器を保有しながら核拡散許さぬ、という論理はいよいよ通用しなくなってきていると思います。ほんとうに拡散の防止をめざして北朝鮮、イラン(平和利用と主張)などを説得できる保障は、核兵器廃絶そのものではないでしょうか。
 2007年は、その課題に真正面から挑む年と考えます。
神奈川県 小島達司
 万死に値する閣僚の核兵器保有発言。
 被爆者の友人から年賀状がきた。
 「日本の国があやしくなってきました。過去の戦争によって痛めつけられた私たちは日本をふたたび“過去の道を歩まない国”にするように全力を尽くします」と書いてあった。そして、自筆でさらに「お元気でしょうか。私は相変わらず被爆者の仕事に専念しています」と添え書きがしてあった。
 被爆者の平均年齢は75歳と聞く。普通でも余命幾何もない。政府は暖かく手をさしのべてあげて当然なのに。あの日から60年以上も経ったというのに、何もしないばかりか、標記の発言をしたのだから人間ではない。鬼もあきれると思う。地球から外に出てもらいたい閣僚の発言である。
千葉県 夏目侑子
 新しい年、2007年が始まった。今年は日中戦争から70年。現憲法制定から60年。原爆医療法制定50年。10年単位の区切りの良い事柄ばかりを列記してしまったが、『通信』読者の方々には何れの項目もそれなりに思い入れのある内容だろうと思う。昨年は“教育の憲法”というべき「教育基本法」改正案が、十分な審議のないまま衆議院を通過。防衛庁の“省”格上げ(早晩、実行に移る)。今年は「憲法改正」が焦点となり、誰の目にも今日の日本社会が一歩ずつ戦前へ逆戻りしていることは明白。戦後、私たち(の先輩方)が廃墟の中で誓った“不戦の誓い”が、先の戦争を指揮した者たちの手で再び破られようとしている。当時の市民の目に今日の日本社会はどう映っているのだろう。
 今回のパズルの答えは“非核平和の日本”と出た。今、これを書いている時点では、正解か否かは判らないのだが、この言葉通りの社会を築いていくことは非常に大切なこと。微力ながら努力したい。平和は「国民の不断の努力の」結晶だ!!
兵庫県 上田宇堂
 1月12日未明、初孫が誕生し家族が1人増えました。私には似ていないようですが、元気な男の子でした。まる一日経っていないのに、いそいそと会いに出かけました。新米の祖父母然として病室に入ったものの、面はゆい気がしてカメラばかり覗いていました。フラッシュの光にしかめ顔して迷惑そうな表情をし、生命の不思議さを感じさせました。
 昨年4月に「法定老人」に達した私が、名実ともに「じい」になれたことも感慨深いものがありました。とりあえず子らに祝意を持って祝辞を述べました。孫は私の所有物ではないので、何も慌てることはないのに、当分の間うろたえる癖が続きそうです。
「じい」の仕事として、何をして遊んでやろうかといまから本気で考えています。世の中は男社会がまだ続きそうなので「逞しく優しく」育って欲しいと願っています。男社会などと言うと「ばあ」がすぐ怒るので内緒ですが、少々貧しくとも清く正しく生きる姿の本物を研究しようと思っています。海釣りもいいし、カブトムシ探しもよし、などと自己中丸出しです。日進月歩の環境の変化についていけない者はこの程度で、自分の少年時代の絵しか思い当たりませんが、工夫しようと思ってはいます。
ともあれ、いま少し平和のうちに生き延びて、彼と一緒に出歩き、自然や社会の「本当の美しさ」を理解し生きていけるように、そしてのちに私の生と交替できるような、そんな将来をイメージしながら、ひとりでにやにやと嬉しがっています。生命の誕生では、実に強烈なインパクトを与えるものでした。
北海道 脇神昭悦
 毎号、充実した紙面を拝読。勉強になります。益々のご発展を祈ります。
京都府 宗像好男
 今年は新年より平和・憲法・教育選挙でいそがしくなりそうですが、ともに頑張りましょう。
長崎県 中村幸一
 先日、吉永小百合さんの原爆詩朗読をテレビで見ました。このたびは長崎の被爆者の作品が読まれ、思わず引き込まれました。どの作品も感動を与えるものでしたが、ことに永井隆先生の娘さん・筒井芽乃さんの「娘よ、ここが長崎です」は、当時の状況がこまかに綴られており、涙なしでは聞けぬほどの感激を受けました。
栃木県 本田新太郎
 子どもを生む機械以上に暴言を吐いた厚労相等安倍内閣の閣僚の外相や政調会長の中川氏など北朝鮮の核実験に負けじと「日本も」と発言したタカ派連中がうようよし首相もこれをたしなめない等、日本国憲法破棄内閣は解散以外にはないのではないか。大いに九条守る会や3・1ビキニデーに向かってたたかおうではないか。老兵ながらやりますぞ!
神奈川県 小島達司
 梶本修史さん静養専一元気に
 原水協通信2月6日号で病気入院を知りました。梶本さんとは私が10年以上前の東京―広島平和行進を歩いたとき以来の平和の友人です。以来、広島大会・長崎大会、3・1ビキニデーでは必ずお会いしました。非核神戸方式については大きな励ましを受け、川崎港についても何とか実現できないものかと神奈川・川崎の仲間と話し合ったものです。再会を願っています。
 ネルソン・アンジャインさん安らかにお眠りください。
最後にお会いしたのは、マーシャルを訪れた際、家族・友人に囲まれて病床についていたときでした。
三重県 坂 久
 2月に入りました。一年中で一番寒い季節だと言われています。これほど暖かい1月は経験ありません。温かい冬は有り難いけれど、冬はやっぱり寒さ厳しい日が続く方が冬の季節感に浸れることができます。
東京都 村野陽太郎
 アメリカの大犯罪的な行為が、イラクの戦争以上のものが明らかになった。世界的な異常気象、温暖化傾向、「50年後には北極の氷がなくなる」などの話もあるが、いま、日本だけでなく世界の気候がくるっている。その原因をつくっているのはアメリカだ。平和を守るのと同じように、イラク戦争をやめさせるとともに温暖化の元凶アメリカを徹底的に糾弾を。
千葉県 夏目侑子
 1月31日、昨年5月大阪地裁、8月広島地裁に続いて3回目となる、今年最初の原爆症認定集団訴訟の判決言い渡しが名古屋地裁で行われた。
前日、東京地裁で中国残留孤児に対する敗訴の判決がおりた直後のことで、その余波を受けるのではと不安でもあった。当日夜、日比谷公会堂で持った「トーク&ライブ今こそ解決を!被爆者の願い、その実現をめざして」大集会でも一応報告はあるだろうがそれまで待てない。日中、外出する用があって居ても立ってもおれず、ポケットラジオを持ち歩いて聞き入る。結果は2名勝訴・2名敗訴の“一部勝訴”。「大阪でも広島でも全員“認定”されたのだから、名古屋でも確実に勝つ!」と信じていたところがまさかの結果に落胆。(支援者の一人として)我々に油断(スキ)があったかも。
その夜、大集会会場に集まった各地の原告や顔なじみの方々を前に、そして勝訴した甲斐さんの喜びの表情と、敗訴した2人の「認定かちとるまで頑張る」姿を前に自分が励まされた。そうだ、支援者が失望したのでは、原告の心が萎えてしまう。被爆者は9連勝、個別裁判を含めて53人が勝利。個々の勝者の数が増えていけば、国は方針転換せざるを得なくなるに違いない。皆でがんばろう!!
大阪府 上原正雄
 映画『夏少女』全国縦断イベントの記事に驚きました。映画の上映と坂田明さんの演奏を一緒に行うという企画は画期的だとしか言いようがありません。かつてラジオで中央アジアの演奏家とセッションされる坂田さんのサックスを聞いたことがあり、「ミジンコ」を研究される一面にどこか哲学的な背景を感じさせました。森川時久さんといえば『若者たち』、『若者はゆく』、『若者の旗』と劇場で何度も見たことを思い出します。早坂暁さんの脚本ならばと心待ちにしています。

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