27日の原爆と人間展は、「上毛新聞」が第2社会面に紹介してくれたこともあり、大勢の市民らが来場。2日目は昨日の倍近い200人を超える来場者でした。
被爆者団体群友会会長の須藤叔彦さん(86)も「私のDVD上映もあると報道されたので」とタクシーでかけつけました。
須藤さんは、この夏の原爆犠牲者慰霊式には体調が優れず参加できなかったため、お元気そうな姿に一同大喜び。モニター画面の前で約2時間、自ら語った長崎での被爆体験を確かめるように見入っていました。
須藤さんの隣で、「群馬大学の学生時代は後輩でいっしょだった」という吉田さんが「この方の記憶力は抜群だ」と話しかけて来ました。「須藤さんは、隣りにいるこの方ですよ」と紹介したら、びっくりされ、数十年ぶりの対面に拍手を交わした場面も。須藤さんには、帰り際「年末には被爆者連帯の募金を届けます」と伝えました。
群馬県議の酒井宏明夫妻や、NPT行動の写真を提供してくれた角田行生さん(渋川市・県展:写真部門役員)、甘楽町町議の山田邦彦夫妻なども来場。
山田さんからはちひろカレンダーの予約を50本いただきました!
加えて嬉しいことに、学校を終えてバスでかけつけてくれた藤岡あやめさんら3人の高校生が立ち寄ってくれました。
この夏、広島の世界大会へ「らぶぴーワゴン」で参加した仲間たちです。1人の高校生は「被爆者の描いた絵に描いてあったコメントが心にきました。やっぱり戦争は良くないと思いました。たくさんの人にもてほしいです」と感想を寄せてくれました。
会場内では、昨日に続き「被爆者連帯募金」「核兵器禁止アピール署名」への協力も。