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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【山口】マラヤ・ファブロスさんが岩国をいっしょに行進します

140714_山口ニュースNo.1

 

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【広島】集団的自衛権を容認する閣議決定に反対する文言を2014年「平和宣言」に入れるよう被爆者団体と連名で申し入れ

140711_広島市への申し入れ

広島県原水協と同被団協は7月11日、広島市の松井一實市長に対し、今年の「平和宣言」に、集団的自衛権を容認する閣議決定に反対する文言を入れるよう、連名で申し入れました。

申し入れには、県原水協の川后和幸代表理事(県労連議長)や県被団協の吉岡幸雄副理事長など7人が参加、広島市からは、平和推進課の横山課長など2人が対応しました。参加者からは、集団的自衛権行使容認の閣議決定は、これまでの日本の在り方を180度転換させるもので、市民とともに戦後の復興と平和を築きあげてきたヒロシマの歴史や「平和宣言」の趣旨とは全く相容れないもの。ぜひ批判する文言を入れてほしい、などの要望が出されました。横山課長は、みなさんのご意見は市長に伝える、と回答しました。

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【宮崎】広島、長崎の原水爆禁止世界大会に行こうチラシを作成

【宮崎】世界大会チラシ

 

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【広島】浴衣を着た青年も参加して6・9行動

140706_広島6・9行動

広島県原水協と被団協は7月6日正午過ぎから、広島市中区の金座街入口で定例の6・9行動をおこないました。

高橋信男県原水協代表理事がマイクで「あと1か月で、原爆投下から69年になります。来年のNPT(核不拡散条約)再検討会議と被爆70年に向けて、広島から核兵器廃絶の大きな世論をつくっていきましょう」と訴えました。

参加者は「核兵器禁止の声を世界に届けよう」「集団的自衛権容認の閣議決定に抗議する」と印刷したビラを配布しました。この日は、午前中に平和公園近くで「浴衣署名」に取り組んだ青年実行委員会から4人が合流、12人が参加して、約30分で56筆の署名が寄せられました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【動画あり】憲法9条を抹殺する歴史的暴挙 集団的自衛権行使容認の「閣議決定」に断固抗議し、即時撤回を要求する決議を出し、首相官邸前で緊急行動−日本原水協全国担当常任理事会

原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は2014年7月2日、全国担当常任理事会を開き、安倍首相宛の「憲法9条を抹殺する歴史的暴挙 集団的自衛権行使容認の『閣議決定』に断固抗議し、即時撤回を要求する」を決議しました。

【抗議】憲法9条を抹殺する歴史的暴挙 集団的自衛権行使容認の「閣議決定」に断固抗議し、即時撤回を要求する

会議終了後、参加者はただちに首相官邸前に移動し、「はだしのゲン」がデザインされた原水爆禁止2014年世界大会のポスターを掲げながら、緊急アクションをおこないました。

【動画】参加者全員でコール

【動画】日本原水協の安井事務局長の訴え

【動画】広島県原水協の古田事務局長の訴え

【動画】長崎県原水協の佐藤事務局長の訴え

【動画】神奈川県原水協の笠木事務局長の訴え

【動画】北海道原水協の嶋田事務局長の訴え

【動画】東京原水協の石村事務局長の訴え

【動画】愛知県原水協の小田前事務局長の訴え

【動画】大阪原水協の小松事務局長の訴え

【動画】兵庫県原水協の梶本事務局長の訴え

【動画】田村智子参議院議員の激励あいさつ

【岡山】「日本政府は核兵器廃絶の決意と行動を」県内16自治体で意見書採択

140617_請願する平井事務局長

岡山県原水協は4月にとりくんだ自治体キャラバンで、県内27の地方議会に対し、「日本政府に核兵器全面禁止の決断と行動を求める」意見書採択の請願をとりくんできました。6月議会終了時点で16議会が請願を採択しました。これは27自治体の60%になります。採択した議会は、

津山市、笠岡市、赤磐市、真庭市、総社市、井原市、浅口市、和気町、美咲町、久米南町、鏡野町、奈義町、吉備中央町、新庄村、西粟倉村、早島町

です。不採択となった議会は、

岡山市、倉敷市、新見市、高梁市、美作市、瀬戸内市、矢掛町

の7議会で、

「資料配布」扱いとなったのは

里庄町、勝央町の2議会、

継審扱いは

玉野市

議員選挙の関係で未提出は

備前市

でした。

このとりくみでは、日本共産党の地方議員さんの大きな協力をいただきました。

紹介議員が作れず「陳情」で提出した里庄町、勝央町では委員会審議にかけられないままとなりました。

請願者意見陳述をしました

▲笠岡市議会総務文教委員会で陳述する平井事務局長(6/17)

地方議会改革の一つとして議会基本条例に基づき、請願者の意見陳述の機会がつくられました。岡山県では新見市、笠岡市、井原市、高梁市、倉敷市の5つの議会で陳述の機会が設けられました。

発言時間は5~10分で請願趣旨に補足する意見を述べ、委員の質問に答えるというやり方でした。資料を事前に渡していた笠岡、井原では熱心な質問が出され、委員会で満場一致で採択されました。そのほかのところでは反対意見もないまま採決がおこなわれ、不採択という結果になりました。高梁市では資料配布が禁止になっているなど問題があります。制度を有効に活用していく工夫が必要と感じました。 (岡山県原水協事務局長・平井昭夫)

【熊本】2000筆超え、さらにチャレンジ!“署名は最優先にとりくむべき運動です” 熊本県原水協副理事長 田中和香子

田中和香子さん

▲首(肩)かけタイプのマイ署名板で署名を集める田中さん

40年前、私は友人に誘われてある集会に参加しました。その中で、Aさん(男性)が自身の被爆体験を語り、終わりに近い個所で「被爆者は人間らしく死ぬことも、人間らしく生きることもできないのです」と話したのです。当時私が、「生」と「死」に日常的に遭遇する大病院のナースとして働いていたからかも知れませんが、どういう意味なんだろう?と心に重く残りましたので、広島・長崎の被爆者について勉強し始めました。後日、集会に誘ってくれた友人が「あなたも集めてちょうだい」と「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」署名用紙を私に託しました。何筆集めたか記憶にありませんが、“核兵器廃絶”署名に私が接した最初の出来事でした。

しばらくして夜勤は「2人以上で月8日以内」を要求した“2・8闘争”にとりくむ中で、新日本婦人の会を知り入会。“井の中のかわず”が徐々に社会の中に飛び出し、様々な学習と運動が繰り広げられる中で、職場のみんなの要求(主に待遇改善)をも勝ち取っていきました。新婦人の中で、県本部委員→県常任委員→平和担当と選出され、県原水協の理事に加わりました。理事になって、核兵器関連の学習や運動をする機会と時間が大幅に増えました。

その中で学んだことの幾つかをあげると、

・核兵器廃絶に潘基文事務総長をはじめ“国連”が非常に積極的であること。 ・私たちが集めた署名を“国連”は貴重だとし、大切に扱っていること。 ・署名が“国連”を動かし、“核兵器禁止・廃絶”が国際政治の中心課題となったこと。 ・ベトナム戦争時、フランスに核兵器使用を断念させたのは“世論”、中でも署名の力だったこと。 ・60年前、アメリカの圧力の下動き始めた“改憲”や日本の“再軍備”及び“核保有”の議論の大きな歯止めになったこと。

など、学べば学ぶほど署名の力の偉大さに感服しています。

私が定年退職後、核兵器廃絶を目標とした署名の表題は「すみやかな核兵器廃絶のために」「いま核兵器の廃絶を」と変わりました。どの署名も私が集めた筆数は2000筆を超えていましたので、「核兵器全面禁止のアピール」署名も2011年途中から2013年末までに1000筆をと目標を立て、13年10月初めに到達。12月6日から始めた1000筆チャレンジャーとしての活動でも2014年5月中旬に到達。5月31日に開かれた熊本県原水協総会で、「私は2015年のNPT再検討会議に向けて、更に500筆を追加したい」と決意を述べました。

私は66歳の時に転落事故で右上腕骨を骨折しました。両上肢で署名板を抱えるのが困難になったので、首(肩)かけタイプのマイ署名板を作りました。後日、小型の署名板も2種作りました。また、署名用紙を30枚以上ストックしているので、いつでも署名行動加能な状態を保っています。具体的には、

・「6・9行動」「3・1ばらの花行動」「国連軍縮週間連帯行動」等に参加する。「6・9行動」のみを試算すれば、1回25筆集めると25筆×24回(1か月に2回、12か月)で600筆を集めることが加能です。 ・いわゆる民主団体も入った実行委員会形式等の講演会・諸々の集会、催事等に参加して集める。 ・電話や手紙で訴え、返信用封筒と署名用紙を入れた郵送作戦で集める。元クラスメイト、元同僚、友人…対象は多彩。 ・私が客として通う衣料品店、クリーニング店、理容店、印刷屋等々に協力を依頼して集める。 ・いつでもどこでも、署名板・用紙を持参する。 ・目標を持つことが大事。節々で「残」を明らかにして、到達する具体的方法を練る。

等を実践しています。県原水協事務局で、原水協のできていない地域や団体を訪問した際、南阿蘇村では総務課が対応してくれ、担当職員が先に送付しておいた「世界大会パンフレット」をよく勉強していて、署名も原爆展開催も快諾。熊本市のJA本部は、市内のJA支所の代表者会議にかけ、署名用紙を自ら増刷し、後日800余筆を寄せてくれた等、他にも感動的な体験がありました。

熊本でも「一点共闘」にとりくむようになりました。例えば「秘密保護法」「憲法集会」の時に集まった顔は、過去に出会ったことのない顔も多いと私は感じましたが、その方々が喜んで署名に応じてくれました。とりくむべき課題は、憲法・原発など、種々様々たくさん有りますが、このアピール署名(課題)は最優先にすべきで、来年のNPT再検討会議まであと半年余り、緊急にとりくむべき運動として進めたいと考えます。この署名は、みなさんに待たれています。“核兵器全面禁止・廃絶”の運動があること自体を知らない国民もたくさんいると推察できますが、私の実感です。

「署名してください」とどんどん声をかけましょう。核兵器のない平和で公正な世界が1日でも1刻でも早く訪れますようにと願いを込めながら。

【神奈川】NPT成功・署名推進実行委員会 6・13結成集会に70人参加 署名・世界大会参加に向けダッシュ確認

神奈川県原水協通信No67

 

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【平和行進】<富山−広島コース>富山県内行進ニュース

140605_富山1

▲朝日町役場を出発し、市街地に向かう行進団(6月5日)

富山県内を通し行進している中瀬益雄さん(64歳)からの通信です。

6月5日(木):出発地である朝日町の脇町長が行進の先頭で役場敷地内を歩いてくれました。

黒部市役所では、市議会議長の歓迎後「黒部の名水」茶を振舞ってくれました。

6月6日(金):滑川市での到着集会では、昨年11月に市議選に初挑戦・初当選した日本共産党市議が激励の挨拶をされ、「平和行進の自らの経験談」を語られ、元気を貰いました。

▲署名活動する行進参加者(6月7日、滑川市)

6月9日(月):富山県では行進の小休止中に「核兵器全面禁止のアピール」署名行動をやっていますが、小学生の中に【原子爆弾が落とされたことは知ってるよ】と言って署名をしてくれました。そして【塾に出すお金なので募金は?】と言った生徒が3人の友達も紹介して全員が記載をしてくれました。

富山県内通し行進者は私の他にもう一人、長森悦子さん(新日本婦人の会)がいます。長森さんは、最初の1〜2日目までは緊張もありましたが、今では「行進者の声援や署名に入ると色んな元気を貰える」という経験談を発言され、私が引っ張られている状況です。

私は市当局や市議会からの激励金や署名・ペナント・お茶などに対するお礼で次のように発言しています。

私は、2回目の県内通し行進です。1回目は興味本位と原発事故後でもあり、核兵器ゼロ・原発ゼロを訴えました。今回はそれに加え、安倍首相がこの課題に背を向けているので「国民とアベコベ」を訴えます。8月の世界大会や2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議参加に向け今から相談をお願いします。

(富山県原水協・中瀬益雄)

【岡山】日本政府に核兵器廃絶のイニシアチブの発揮を求め岡山駅前で6・9行動

140609_岡山6・9行動

岡山県原水協は6月9日、第66回目の6・9行動を岡山駅西口さんすて前でおこないました。この日の行動には県労会議、自治労連、県医労連、高教組、県人権連、岡山医療生協労組と事務局から14人が参加しました。

平井事務局長は「安倍首相は憲法9条の解釈を変えて集団的自衛権を使い、日本を戦争する国に作り変えようとしています」「非核三原則を持ちながらアメリカの『核の傘』に依拠する外交政策をとっています。そのために核兵器廃絶をキッパリと言えません」「日本政府に核兵器廃絶のイニシアチブの発揮を求めましょう」と訴えました。「核兵器全面禁止のアピール」署名17筆が寄せられました。

(岡山県原水協事務局長・平井昭夫)

【広島】「とうかさん」初日で賑わう中、核兵器全面禁止・廃絶を訴え

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広島県原水協は6月6日、広島市・金座街入口、佐伯区・JR五日市駅、安佐北区・サンリブ前、尾道市・長江口交差点、9日には呉市・JR呉駅前の計5か所で6月の6・9行動をおこないました。

金座街では、この日から始まった広島三大祭りのひとつ「とうかさん」(市中心部にある圓隆寺の祭礼~夏の訪れを告げ、この日から浴衣を着ると言われる)の初日で露店が出ていつもよりちょっと賑やかでしたので、地声で署名への協力をよびかけました。行動には12人が参加して、72筆が寄せられました。尾道では、9人が参加して、商店街にも入り、90筆が集まりました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【兵庫】雨に負けず核兵器廃絶を訴え

140606_6・9行動

兵庫県原水協は6月6日夕方、神戸市中央区の元町商店街で、「核兵器禁止条約の交渉開始」などを訴えて「6・9行動」をおこないました。

雨が降りしきる中でしたが、兵庫県原水協の津川知久・筆頭代表理事(兵庫労連議長)や平和委員会の大森幹雄事務局次長らがマイクで、「安倍首相が憲法9条の解釈を変えて、集団的自衛権行使に踏み込んで軍事対軍事の悪循環、アジアの緊張、危険を増大させていることは許せない」ときびしく批判しました。そして、「国連を中心に核兵器禁止条約の実現のとりくみが前進している」ことを紹介し、「安倍内閣はアメリカの『核の傘』に頼る政策をやめ核兵器廃絶の先頭にたて」「憲法9条破壊、戦争態勢づくりに反対し、国連憲章と憲法9条が示す紛争の平和的解決に力をつくせ」と訴えました。

参加した安保破棄実行委員会の後藤浩事務局長や神戸港原水協の見満豪さんなど7人が、「核兵器全面禁止のアピール」署名を訴えると、雨の中にもかかわらず仕事帰りの若い男性や観光客などが足をとめて署名に応じました。神戸市東灘区の女性は、「雨でもがんばってるので足を止めてしまいました。核兵器をなくすのは簡単でないですがあきらめないことですよ」と声をかけて署名に応じました。西宮市の高齢の男性は、「国連に届けてくれるの?すばらしいアイデアですね」と、笑顔で署名しました。

雨の中の行動でしたが、「核兵器全面禁止のアピール」署名が48筆、2000余円の被爆者募金が寄せられました。

(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)

【徳島】核兵器のない世界をめざして2014年原水爆禁止国民平和大行進<四国−広島コース>が香川県へバトンタッチ 徳島県内24自治体に要請

徳島県原水協通信(2014年6月6日)表

▲徳島県原水協通信(2014年6月6日)表(クリックするとPDFファイルが開きます)

▲徳島県原水協通信(2014年6月6日)裏(クリックするとPDFファイルが開きます)

【北海道】“2015年NPT再検討会議めざして3万筆の署名目標を”ー道北原水協が2014年度総会ひらく

道北原水協総会

▲開会あいさつする阿部代表理事(写真右端)

原水爆禁止道北協議会(道北原水協)は5月28日、2014年度総会を開き、署名の推進、原水爆禁止世界大会の成功、2015年NPT再検討会議に代表派遣の運動方針を決めました。阿部理代表理事は開会あいさつで、「道北の拠点として一つひとつの運動を原則的にしっかりとりくんできました。先進的経験に学んで署名の大きなうねりを作り出すため奮闘しましょう」と呼びかけました。

霜野洋一事務局長は「日本原水協は署名は集められるだけと目標を決めていないが、運動を進めるためには目標を設定して目指していきたい。北海道原水協は3月の全道総会で50万筆の目標を決めています」と3万筆の署名目標を提案しました。

総会は、旭川年金者組合、道北勤医協、旭川平和委員会、日本共産党、高教組旭川支部、通信労組、新婦人旭川支部、旭川民商から22人が参加し、議案を満場一致で採択しました。

新婦人旭川支部の木元靖子さんが第50回記念矢臼別平和盆踊りツアーの訴えと、昨年の原爆展のとりくみについて報告しました。今年も7月25日(金)~28日(月)の4日間、新婦人旭川支部と道北原水協の共催で原爆展にとりくみます。

【兵庫】スタートしました 2015年NPT兵庫の会 50万署名をニューヨーク行動へ

140525_兵庫FAXニュース(27)

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