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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【神奈川】ビキニデー成功を力に コロナ禍の2021年神奈川県平和行進を成功させましょう 全県各地で今年らしい“平和行進”を企画・立案中です

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【栃木】矢板市、野木町「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」採択

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【長野】生坂村議会「核兵器禁止条約批准求める意見書」全会一致で可決

2021年3月19日、生坂村議会3月定例会の最終日に議員発議による、「日本政府に核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書」が全会一致で採択されました。

これは、1月22日核兵器禁止条約の発効を機に、新たに村内でも日本政府に批准を求める署名集めを始めた「しゃべりばカフェ」の仲間が、平林進一氏を代表に村議会にもと請願書を提出。私が紹介議員として内容・理由を説明し、所管の委員会で全員賛成を得られた結果です。

審議に当たって20年9月末現在では、県下で採択自治体数50(県議会含む)、未採択23・不採択自治体数5という状況に、「これは人道的な問題で常識だよ」「不採択とした近隣村はとんでもない」といった意見が出され、多くの議員が快く賛成に応じてくれました。尚、村民の同署名は現在170人分を超えています。

(生坂村議・市川寿明)

【兵庫】3/18(木) 14:00-16:00 非核「神戸方式」決議46周年記念のつどいオンライン開催

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非核「神戸方式」決議45周年記念のつどいの動画

核保有国・依存国とのたたかいに必携 『国際情報資料51』

2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効しました。核兵器は国際法により違法とされ、保有、実験、使用および使用の威嚇を含む、核兵器に関するあらゆる行為が禁止されることになりました。長年、核兵器廃絶を求めてきた被爆者をはじめ、世界の反核平和運動の大きな成果です。

昨年の年明けから世界を襲った新型コロナ禍で、大きなたたかいの場になろうとしていたNPT再検討会議は延期されましたが、国連や各国政府は、核兵器廃絶国際デー行事や国連総会で、人類の生存を脅かす核兵器をめぐる危機に警告を発し、緊急に核兵器廃絶にとりくむよう呼びかけました。

本号には、国連核兵器全面廃絶デー・ハイレベル会合と国連総会第1委員会での主要な国々の発言と決議を収録しています。禁止条約発効への機運が高まるなか、国連と多くの国が核抑止力論を批判し、核保有国・同盟国に対し、NPT第6条の義務や過去の再検討会議の合意の履行を鋭く迫りました。「核兵器禁止条約」決議への支持は130か国、国連加盟国の3分の2に至りました。 一方日本政府は、「唯一の戦争被爆国」を自称しながら核保有国の代弁者・核廃絶の妨害者となっており、日本決議には非核国や同盟国からも批判が相次ぎました。また、米国の対日政策の指針となってきた「アーミテージ・ナイ報告」の最新版(第5次)は、「自由で開かれたインド太平洋」戦略とともに、今後の日米同盟の姿と日本が進む危険な方向を知るのに最適の資料です。3・1ビキニデーを前に、核の正義を求めるマーシャル諸島の現在のたたかいについてのレポートや、今年支援活動を展開するベトナムの枯葉剤被害についての資料も収録しています。

2021年は、再度延期されたNPT再検討会議が8月に予定され、核兵器禁止条約の第1回締約国会議も予定されています。日本政府をはじめ、核保有国・依存国に核兵器禁止条約への参加を迫り、草の根の世論と運動で大きな変化をつくるたたかいが求められています。そのために欠かせない資料集を、ぜひご活用ください。

B5版84ページ。頒価800円(送料実費)。ご注文・お問い合わせは、こちらから。

内容紹介

第75回国連総会・核兵器全面廃絶デー・ハイレベル会合より:国連事務総長、マレーシア、マーシャルほか/第1委員会より:中満上級代表、オーストリア、新アジェンダ、非同盟、ASEAN、米国、日本ほか/核軍縮決議と採択状況:「核兵器禁止条約」、「日本決議」ほかと各国の投票態度表明/NPT発効50周年にあたり17か国共同コミュニケ/NATO同盟国元首脳の核兵器禁止条約支持公開書簡/第5次アーミテージ・ナイ報告/自由で開かれたインド太平洋(米国務省文書)/マーシャル諸島:核の正義を求めるたたかい/枯葉剤とベトナム枯葉剤被害者協会/日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名

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核兵器禁止条約発効日行動まとめ

北海道 青森 秋田

茨城 栃木 群馬 東京 埼玉 神奈川

山梨 新潟 長野

愛知

石川 福井

京都 大阪 和歌山 兵庫

岡山 広島 鳥取

徳島 香川

大分 熊本 宮崎 鹿児島

【日本原水協】

アクションアワー

Towards a Peaceful New World(TPNW)~後戻りはしない~

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1/22 核兵器禁止条約 発効 関連 行動リスト

各地の計画を紹介します。(変更の可能性あり)

【日本原水協】1/22 14:30〜15:30 JR新宿駅西口・小田急百貨店前で核兵器禁止条約発効日行動。内容 禁止条約を記念する歌、共同よびかけ人(木戸季市日本被団協事務局長など)、団体・個人のスピーチ等。署名やチラシをデスクに置き、のぼりを立て、横断幕やプラスターを持ってスタンディング。

【北海道】1/22 10:00〜 ヒバクシャ国際署名を進める北海道民の会が記者会見 14:00〜14:30 JR札幌駅南口広場でポスターや原爆被害の事実を語るパネルを掲げて北海道原水協リレートーク&スタンディング。

【青森】1/22 青森市 13:00〜13:30 さくら野デパート前で宣伝行動(県原水協)、弘前市 12:30〜13:00 イトーヨーカ堂前で署名宣伝、スタンディング(弘前市原水協)、むつ市 11:00〜 マエダストア前で署名宣伝行動(むつ原水協)、八戸市 13:30〜 マチニワ前で宣伝行動(新婦人八戸支部) 1/23 青森市 10:00〜15:00 富田・コスモス館で原爆写真展・署名宣伝

【岩手】1/22 12:00〜12:30 県庁前でリレートーク(アピール)、横断幕・プラカード・のぼりを持ちアピール(ヒバクシャ国際署名をすすめる岩手の会)

【宮城】1/21 大崎市 「おめでとう ひろば」で展示と上映会(新婦人古川支部) 1/22 仙台市 12:00〜13:00 フォーラス前で街頭宣伝(県原水協)。12:30〜13:30 原町駅前でスタンディング(新婦人宮城野支部)。 18:30〜20:30 仙台市福祉プラザ2階プラザホールで「核兵器の終わりの始まりの日」記念イベント(ヒバクシャ国際署名連絡会宮城)。塩竈市 下馬と城南でスタンディング(塩竈原水協)。

【山形】1/22 鶴岡市 スタンディング(医療生協やまがた)

【福島】1/22 スタンディングを予定。

【茨城】1/22 JR水戸駅前をはじめ各地で署名宣伝行動を予定。

【栃木】1/22 栃木市 15:00〜 市役所前、小山市 14:00〜 小山駅東口、那須町 14:00〜 那須町役場前 1/23 宇都宮市 12:30〜 二荒山前 1/24 佐野市 14:00〜 城北公民館付近

【群馬】1/22 12:00〜13:00 JR高崎駅西口で署名宣伝行動。主な参加団体 高崎原水協、新婦人高崎支部、高崎9条の会等と群馬原水協。内容 発効に合わせた横断幕の披露。新しいノボリを4〜5本立てての宣伝行動。投票シール(あなたは、日本政府が核兵器禁止条約に批准をすることに賛成・反対?)、被爆者からのアピール。合間に9条の会メンバーによるギター伴奏等。群馬原水協からは、代表理事の滝沢、事務局の丹羽、原田、鬼形が参加。

【東京】1/16 立川市 10:00〜 JR立川駅北口(健生会及び原水協等5団体) 1/17 練馬区 西武池袋線練馬駅(ヒバクシャ国際署名ねりま連絡会) 1/21 目黒区 大岡駅(新婦人、平和委員会)、足立区 西新井大師駅前(東京土建足立支部、うたごえ、新婦人、友の会) 1/22 千代田区 12:00〜13:00 宣伝行動(新婦人)、新宿区 12:00〜 高田馬場駅(原水協、新婦人、うたごえ)、18:00〜 高田馬場駅(区労連、都教組)、大田区 15:00〜 蒲田駅西口広場(原水協)、中野区 中野駅北口(原水協)、豊島区 12:00〜13:00 […]

全日本教職員組合の書記局が宣伝行動~老若男女が足を止め署名&カンパ~

全日本教職員組合(全教)・全教共済の書記局は11月5日の昼休み、全国に先駆けて「唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」にとりくみました。

秋晴れの下、「核兵器禁止条約が来年1月に発効します」「唯一の戦争被爆国の日本は核兵器禁止条約に参加を」「子どもに核兵器のない未来を手渡すために署名を」とリレースピーチをしながら、ティッシュ配布、シール投票、署名にとりくみました。

中には、「条約を知らない」という人や、「パワーバランスのためにも核兵器は必要」と言う人もいましたが、下校中の高校生やランチ帰りのサラリーマン、駅を利用する人たちが何人も足を止めて署名をしてくれました。

30分の行動で20人分の署名と2000円のカンパが寄せられ、関心の高さを感じました。

広島・長崎で日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名スタート集会開く

広島で10月29日に開かれたスタート集会には43人が参加しました。

森真理子広島県原水協代表理事(新日本婦人の会広島県本部会長)の司会で進行し、最初に原爆犠牲者に黙祷しました。

神部泰代表理事は、セントビンセント・グレナディーンのラルフ・ゴンザレス大統領の国連総会での演説「(今や大国は)長期にわたり届かなかった声―人民と進歩、共同と(国連の)原則を代表する私たちの声―に耳を傾けなければならない」を引用しながら、世界の大きな変化の流れに確信を持ち、新しい署名を進めようと開会挨拶しました。

経過報告と当面の行動提起をした古田文和事務局長は、一部の大国が世界を意のままに動かす時代は終わった、条約が来年1月に発効することが決まったいま、これに背を向ける日本政府をこの署名で変えていこうと報告。さらに行動提起では、11月「6・9行動」から署名を開始し、11月28日(土)に「スタート行動」を元安橋でおこなうことを提起しました。

リレートークでは7人が発言。共同呼びかけ人で県被団協理事長の佐久間邦彦さんは、政府が「日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増している」と言うが、核抑止力に頼るのではなく、「安全保障は外交努力で」という考えが必要だ、と強調しました。

新婦人の大平由美子さんは、新婦人の発足の原点や県本部が被爆手記集を長年発行し、署名にもとりくんできたことを紹介し、新署名にも全力でとりくむと決意表明。

民青の小丸涼さんは、青年にアンケートを取った時に日本政府が条約に入っていないことを伝えると「おかしい」と言う青年が多い。もっと仲間を増やして署名にがんばると決意。

1人で10万人分以上の「ヒバクシャ国際署名」を集めた忍岡妙子さんは、原爆ドームのそばで原爆被害について訴えていると、ほとんどの人が原爆被爆者の苦難に思いを寄せ、署名してくれる。新署名も引き続き集め続けると語りました。

市原水協の金子代表理事は、50か国に到達した10月25日(日本時間)は原爆の子の像のモデル・佐々木禎子さんの命日。因縁めいたものを感じる。自治労連でおこなっている市役所前の街頭署名に力を入れると報告。

元教員で、退職後碑めぐりガイドをしている藤川晴美さんは、子どもたちは日本が禁止条約に当然賛成すると思っており、参加していないと説明すると、「えーっ」と反応する。子どもなりにヒロシマを発信できるようにどうしたらいいか日々考えていると発言しました。

その後、全日本教職員組合(全教)の加藤陽穂さんが「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を迫るために、多くのみなさんに署名への協力と行動を呼びかける」との集会アピールを読み上げて提案、満場の拍手で採択しました。

最後に福岡代表理事が、日本はこの50か国に入るべきだった。日本政府はこの期に及んで「アピロ―チが違う」などとまだ言っているが、地方議会の意見書をさらに増やすとともに、政府に核兵器廃絶への主導的地位を確立することを求め、新署名を進めていこうと閉会挨拶して終了しました。

メディアは、テレビ5局、新聞4社が取材しました。

長崎市立図書館新興善メモリアルホールで10月29日に開かれたスタート集会には60人が参加しました。

長崎市に原爆が投下された時刻の11時2分に黙とうをおこない、「唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める署名」を提唱した理由、署名の役割や意義を説明しました。

長崎のよびかけ人を紹介した後に、髙見三明大司教などのメッセージやスティーブン・リーパーさんと宝田明さんのビデオメッセージが紹介されました。

続いて、4人の被爆者団体の代表による挨拶がありました。代表はそれぞれ、被爆当時のことにふれながら、50か国が批准し、核兵器禁止条約が発効に向かっていることを喜ぶと同時に、日本が参加していないことを残念に思い、早期に署名・批准してほしいと発言しました。また、広く共同を求めて署名運動を進めてほしいという発言もありました。

会場からは、国に対する禁止条約の署名・批准を求める意見書についての市議会でのとりくみなどが報告されました。

最後に「集会アピール」を採択して終了しました。

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【熊本・天草】国連軍縮週間最終日に核兵器禁止条約の発効確定を歓迎し日本政府への条約参加を求める署名とスタンディング宣伝

熊本県の原水爆禁止天草地域協議会は国連軍縮週間の最終日である10月30日、 タイヨー本渡店で「唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」にとりくみました。

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隣り合わせの国道の歩道では、ハンドマイクと県原水協で作成してもらった横断幕を使ってスタンディング。条約発効日の確定を市民にアピールして署名への協力を訴えました。

タイヨーのお客さんは、「日本が禁止条約に入らないのはおかしい」と言って進んで署名にサインしました。参加者は7人と1匹、日本政府への署名は44人分でした。この日の行動に「ヒバクシャ国際署名」11人分も寄せられました。

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