0521米山幸子日誌

5月21日 <ゲートも守衛もいない米軍基地>


朝 CampFujiの真向かいにある国立青年の家前から出発した今日の行進、私たちの行進団の前を行き交う車の3/4は自衛隊のジープとトラック。

行進団が歩き始めると青年の家の敷地内を迷彩服を着た自衛隊員2人がカメラを持ってずーと追従してきた。ビデオカメラのようだ。終点桜公園の直前まで。


御殿場市役所まで車で移動し、集会・ペナント・市長メッセージ・カンパ。そのあと90人くらいで市内繁華街を行進、昨日もそうだったがここもシャッターが閉まり、ForSaleの案内がついた店が目立つ。??コンビニ店が午前の終点(昼食)、移動。


午後1時から沼津市役所前で集会・出発、沼津市内の行進、水曜日は商店街の休日と聞くが、テナント募集の張り紙がついたシャッターが目立つ。


4時直前に、米軍今沢基地につく。旧国道1号の県道の先に、松林越しに防潮堤のようなGateが見えた。「駿河湾に面したわずか93×271mの砂浜、2.63haが沼津海浜訓練場。更に沖合い4~5kmに向かって末広がりに広がる台形状の海面水域(沼津乗下船および積込積下訓練場)」とある。


誰もが立ち寄って海辺の散策を楽しめる砂浜で、説明を受けなければ米軍基地とは気がつかない。今日の行進の終点であったが、自衛隊との共同訓練が行われたという。砂浜にキャタピラの踏み跡がくっきりと付いていて、洋上はるかに旗艦「おおすみ」の艦影を見ることが出来た。


ついさっきまでここで訓練が行われていた跡を見つめ、ここから横須賀の港へ向け、LCAC(Ladeng CraftAirCushoned)エアークッション形揚陸強襲艇が引き上げたという報告を聞いて身が震える。


役人の見学だろうか、黒塗りの高級車が来ていた。ゲートも鉄条網もない米軍基地があることに驚いた。訓練のときは見張りが立つのだろうか。