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川中優子さんの原爆症訴訟を支援する岡山の会・結成


2007年01月28日

裁判支援・500名の会員・50万円募金など活動方針を確認  1月27日、倉敷市で「原爆症認定訴訟を支援する岡山の会」結成総会が開かれました。総会には県内各組織・団体から63名が出席、川中優子さんの裁判闘争を必ず勝利しようと決意を固めました。水島サロンで午前10時から開催された総会で、開会挨拶に立った呼びかけ人の杉山信義倉敷医療生協理事長は「安倍首相の憲法改悪の動きの中で、原爆症認定を勝ち取ることは憲法を守ることとつながる大事なこと」と挨拶されました。平井「会」事務局長が経過報告と活動方針、会則を提案し満場の拍手で確認されました。  確認された活動方針は①裁判闘争を支援する②闘いの宣伝、学習活動を強める③当面500名の会員にすることと、闘いを支える50万円募金を集める④原水爆禁止、憲法9条を守る平和運動との連携⑤全国ネットワークとの連携です。   「会」の事務局は、倉敷医療生協労組内(倉敷市水島南春日町6-10 ℡086-445-1258)に置き、8人の世話人の代表に松岡健一氏(反核医師の会・ソワニエ看学校長)、事務局長に平井昭夫(県原水協事務局長)を選出しました。 原爆被害は現在進行形 斉藤先生の記念講演  記念講演は、広島・福島生協病院斉藤紀院長が「原爆症認定訴訟の意義」と題してお話されました。斉藤先生は、アメリカが広島・長崎で人類初の核兵器による大量殺戮を行った意図から説明され、「2030年には地球上から被爆者はいなくなる。投下から80年余におよぶ『核の実験』の終末期に私たちはどう立ち向かっていくのかが問われている」「原爆被害は現在なお進行形である」と強調され、白血球減少症は被爆者で5%、非被爆者で0%という状況や、被爆によるダメージを受けた体が長期の潜伏期間を経て「多重がんの発症」などの形で現れていることを説明されました。国の「基準」では救いきれない被爆者の存在を、科学者の立場でわかりやすく説明されました。 勝利をめざし頑張ります  「私は、1歳のとき爆心地から4Kmの地点で被爆しました。幼少期病弱な体で過ごしました。核兵器による人類初の犠牲者として、二度の大手術を乗り越え今日まで生きてきました。健康不安で眠れない夜もたびたびです。もうこれ以上私たち被爆者を苦しめないでください。勝利を目指し皆さんと一緒にがんばります」と川中さんは決意を語りました。 川中さんがんばろう 加百智津子(岡山コープ職員・被爆二世)さん   「私の母は爆心地から800メートルで被爆。奇跡的に助かりました。被爆後紫色の体で生まれた2人の兄は亡くなるという悲しみを背負って生きてきた母です。二世として核兵器廃絶、川中さんの勝利のためにがんばりたい」 中本輝夫(国民救援会県副会長)さん  「県本部として組織をあげて支援したい」 田辺昭夫(水島原水協副会長)さん  「原告の地元としてがんばる」  それぞれ川中さんを激励、救援会、水島原水協から支援カンパが寄せられました。 1月30日(火)13:10~岡山地裁で第1回公判が行われます。

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