新型コロナウイルスのパンデミックにより延期されていた第10回核不拡散条約(NPT)再検討会議が、ことし8月1日から26日まで、ニューヨークの国連本部で開催されます。
この再検討会議にむけて、日本の市民社会の声として第10回再検討会議議長と締約国政府に要請します。
5月6日からはじまる平和行進、自治体への要請行動で、国会議員、地方自治体議員や各界各層の著名な方々から賛同署名を集めましょう。
そして、それを力に「禁止条約参加署名」を推進しましょう。
署名用紙はひとり1枚の用紙と、5人まとめて署名できる用紙があります。
状況に応じて選んでお使いください。
ウクライナへの軍事侵略が続く中で、プーチン大統領、ラブロフ外相など、ロシアの首脳による核兵器使用の威嚇的発言が繰り返されていることに強く抗議します。破滅的な人道的被害をもたらす「絶対悪の兵器」、核兵器の使用は、断じて許されません。私たちは広島・長崎の被爆者とともに、このことを強く訴えます。
核兵器・大量破壊兵器の使用は国連憲章、核兵器禁止条約をはじめ国際法、国際人道法に真っ向から反するものであり、どのような背景、どのような理由があれ絶対に正当化しえない人道に対する犯罪です。第二の広島、第二の長崎を世界のどの地にも絶対に起こさせてはなりません。
ロシア政府に対し、核兵器使用に関わるいっさいの計画と行動、威嚇の停止、ウクライナでの戦闘の即時停止と撤退、紛争問題の平和的手段による解決を強く要求します。
また、全国、全世界平和を願う人々に、核兵器を絶対に使わせず、戦争をやめさせ、核兵器の全面禁止・廃絶、核兵器のない世界を実現するために行動するようよびかけます。危機を終わらせ未来を拓くために、原水爆禁止2022年世界大会(8月4日~9日、広島、長崎)を成功させることはいよいよ重要になっています。そのために全力を挙げて奮闘しましょう。
2022年4月28日
原水爆禁止世界大会実行委員会運営委員会
提供:日本のうたごえ全国協議会
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