0605米山幸子日誌

6月5日 雨、9500歩


<感動No1 ブラボー 障害者と共に歩いた平和行進>


今日は本隊とは別のコース、南医療生協「たから診療所」からスタートし泉楽公園まで、1時間20分位で午前は終わった。


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ゆたか共同作業所その他のところから、障害者の方がたくさん参加されている。職員の方に伺うと、「平和行進について話し合い、参加したい人を募って参加しています、もう30年位続けているでしょう」とのこと。彼らたちは手作りの横断幕を持ち歩いていた。時々こぶしを挙げながら「戦争はいやだ!」と声をだして行進している。


障害者が、戦時下、いわれなき差別と偏見に苦しめられた歴史を学んでいるのだろう。平和の中での生活が自分たちの権利が守られることを知り、スローガンとして「戦争はいやだ!」と発言している姿は、見るだけで涙が出る程の感動を覚える。以前に神奈川県の障害児施設で働いていた私は、園児の入浴が週2回しか取れなかったこと、時には朝の入浴が順番待ちになる子たちがいるという、それが精一杯の職員体制で悲しかったことを思い出した。


泉楽公園に着き、仲間たちが焼いた美味しいパンをみやげにもらったり、クイズ「たから診療所から泉楽公園までは何歩でしょう」に、一番近い正解者に賞品が配られました。もらった賞品を大事そうにかかえ見つめている顔が何とも印象的でした。


午後曇天から雨がポツポツ落ちてきた。港北公園から協立病院への行進に、今度はイルカ作業所その他のところから又大勢の障害者が担当の職員と共に参加された。雨足がひどくなり、ビニールの合羽を着て傘をさして歩く彼ら彼女たち。満ち足りた表情で自分なりの言葉を発したり仲間と談笑しながら行進している姿は、私にとって初体験で興奮しましたが、同行の人達はいとも自然にいともと変わらない様子で、「こんにちはー平和行進でーす」と歩いてみえた。余りに自然な感じの中で、私一人がカメラでパチパチとシャッターを押して違和感を与えたかもしれない。こういうことが当たり前に行われているこの地域の日ごろの生活を知りたくなった。私にはこれまで歩いてきた中でこういう行進を体験した事がなかったので、高揚した気分のまま今日の一日があっという間に終わった。


神奈川医療生協の推薦を受けて歩いていた私に名古屋南部地区の医療生協の組合員や病院スタッフの方々は色々と暖かい心配りをしてくださり、昼食はたまり場「もーやいこ」で手づくり料理で、野菜一杯のご馳走を用意して待っていてくださった。うれしいこと!。


午後終結集会の後、協立病院の職員、組合員さん、理事さんたちと歓談、病院内で働いてみえる方々に紹介をしていただいたり、完成間もない新しい病院を案内もらいました。何とも心に残る平和行進の一日でした。みんな、ミンナ、皆様暖かく迎えて下さり本当に有難う!。有難う・・・・・・。

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このページは、Maekawaが2008年6月 6日 01:01に書いたブログ記事です。

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