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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【福島】県原水協通信2012年4月号

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【福島】「ちひろカレンダー」を飯館村の子どもたちに届けようと教育長に要請

福島県原水協の石堂事務局長と福島地区原水協の二階堂代表は2月22日、全国の皆さんから寄せられた「ちひろカレンダー」を飯館村の子どもたちに届けようと、福島市飯野支所内で行政事務を行っている飯館村役場の教育委員会を訪問しました。

応対してくれた教育長の広瀬要人氏は「いわさきちひろさんの絵は本当に癒されますね」と言って大変喜んで下さいました。点在している子どもたち全員に配るのは難しいということで、飯館村の中学生150人にプレゼントすることになりました。

現在飯館村では、村独自で「放射線教育」の指導書を新学期に合わせて作成中という事ですが、これは全国で初めてのことです。

広瀬教育長は「これまで、文科省では、原子力エネルギーを推進する方向での指導はあったが、放射能に関する指導は全くしてこなかった。村が独自に専門家と現職の先生たちで指導書を作成している。子どもたちはこの先長い期間、この放射能と向き合っていかなくてはならない。生きる力をつけて欲しい、そのために大人は正しい知識を持って子どもたちを指導していかなくてはならない」と話されました。また、県外に転校していった福島の子どもたちが、いじめを受け、不登校になるケースが増えていることにも触れ、「子どもだけではなく、日本全体で放射能に対する正しい知識、情報を共有しないといけない」とも話していました。福島の子どもたちが過酷な環境にあることを再認識しました。

懇談の最後に核兵器全面禁止の署名をお願いし、「後日送ります」ということになりました。

なお、23日には郡山市の仮設住宅で、新婦人郡山支部が「うたごえ喫茶」をやるというので、そこにカレンダーを持って行くことになっています。

(福島県原水協事務局長・石堂祐子)

【福島】いわき原水協が震災・原発事故に負けず6・9行動

いわき原水協は1月9日、JRいわき駅前で6・9行動を行い、3団体から11人が参加しました。

成人式に参加する若者や買い物のお客さんなどが署名に応じてくれて、1時間のとりくみで109筆集めることができました。いわき市では、いわき平和委員会の結成を機に97年2月から6・9行動が再開されています。震災と原発事故による影響で、昨年4月は中止となりましたが、今回で189回目となります。

いわき平和委員会の高萩事務局長は、「原発事故の影響で駅の利用客は減ったようだが、人通りが少ない割に署名してくれる人が多くいました」と話しています。

(日本平和委員会活動推進ニュースNo.38より)

【福島】県原水協FAXニュース120110

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【福島】ふくしま復興共同センター子どもチームニュース第5号

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ふくしま復興共同センター 子どもニュース ―子どもの笑顔を守り、福島で暮らしつづけたいーNo.4(11月12日付)

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【福島】ふくしまの子どもたちを放射能被害から守るための署名スタート

福島県原水協も参加する、「ふくしま復興共同センター」は、安心して暮らせる福島県を取り戻し、子どもたちを守るためのあらゆる選択ができるようにと、標記の署名をはじめました。

10月30日には「ふくしま復興共同センター放射能対策子どもチーム」が呼びかけて福島市で「大集会」を開く予定で、それまでに20万筆を目標に署名を集めることにしています。

全国のみなさんの協力でとりくみを成功させましょう。

 

1.署名については、福島県原水協にお送り下さい。

〒960-8103 福島市舟場町3―26 福島県青年会館内

 

2.期限 10月末まで。(10月30日に1万人集会を予定しています)

 

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桜井勝延南相馬市長から原水爆禁止2011年世界大会にメッセージが寄せられました

「原水爆禁止2011年世界大会」が開催されるにあたり、南相馬市民を代表してご挨拶を申し上げます。

まず、このたびの東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故に際し、全世界の皆様から多大なるご支援、ご協力をいただいておりますことに対し、改めて感謝申し上げます。

さて、「原水爆禁止2011年世界大会」は、昨年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議で合意を受けた、「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」という目標達成に向け、一歩を踏み出す重要な大会と捉えております。

また、この大会を通じて、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故を受け、甚大な被害を受けている被災地域の復旧・復興のため、原発に依存しないエネルギー政策への転換というテーマについて、世界各国の多くの皆様方により議論されることを期待いたします。

最後に、今大会のご成功と、皆様の御活躍、ご健勝を心から祈念申し上げます。

平成23年8月

南相馬市長 桜井 勝延

【福島】原発事故の収束と福島原発の廃炉、全面補償求める署名

福島県原水協は「核兵器全面禁止のアピール」署名と一緒に、東京電力福島原発事故の収束と福島原発の廃炉、全面補償を求める署名を集めています。

ぜひPDFファイルをダウンロードして広げてください。郵送の場合は下記の住所へお願いします。

東日本大震災・原発事故の救援・復興めざす福島県共同センター

〒960−8061 福島市五月町2−5 電話024−522−3097

まだ集約日は確定していませんが、一定の時期に集約して国や東電へ届けられます。

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【福島】避難所で使ってほしいと贈ったちひろカレンダーが好評

日本原水協は避難所で使ってほしいと「ちひろカレンダー」を南相馬市、浪江町、富岡町、川俣町に贈っています。

5月30日に福島県原水協が会津若松市の大熊町、会津美里町の楢葉町、会津坂下町の葛尾村に全国から寄せられたお見舞い金を届け届けた際に「この絵はとても良いですね。50本いただきたい」と渡辺利綱町長から申し出がありました。

平和行進が通らない地域の葛尾村では、会津坂下出張所に訪問した福島県原水協の事務局が『原水協通信』6月号も紹介しながら説明すると、松本允秀村長は真剣に聞いてくれました。

▲楢葉町役場で使ってほしいと草野町長に手渡す石堂事務局長(5月30日、会津美里町)

【福島】震災・原発被災9自治体に全国から寄せられたお見舞い金を届ける

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【愛知】飯舘村、南相馬市など放射能汚染調査 浜岡原発なくす決意あらたに

5月19日、福島第一原発事故による放射能汚染測定調査を行った愛知県原水協の佐竹康行事務局長による感想を紹介します。

5月19日朝、高速道路上、福島に向かうにつれ、線量計のゲージが動き始めます。地震によって崩壊した道路上の壁、道路自体も陥没しているところもいくつもあり、惨状の一端を示していました。高速道路上でも、2マイクロシーベルトをこえる数値。

▲JRバス東北「渡利唐沢」バス停にて測定。アスファルトで1.3マイクロシーベルト(以下、μSv)、草の上に置いたところ、2μSvを記録。

飯舘村へ向かう途中、畑の中、道の駅、道ばた、わき水の流れている付近など所々で、放射線量を計測。2マイクロシーベルトにアラームをセットしてありましたが、飯舘村に近づくにつれ、度々鳴り続きます。雨水が流れる付近はやはり線量が高い。

▲県道12号線で飯舘村に入った直後、二枚橋のたんぼで測定。約2μSvを記録。車内は0.08μSv程度。

飯舘村役場で、線量調査をしていると、ある村の方が「1や2(マイクロシーベルト)なんてたいしたことない」との反応。役場に置いてあった、「広報いいたて」を見て納得。3月15日には44.7マイクロシーベルトの測定値が書かれていました。

▲線量を測定する横江副会長

別の方は、「政府のことは信じていない。でも、避難しろというので仕方なく避難する」と怒りを露わに。

▲通りすがりのおじいさんが「(5月末までに出て行けと言われて)みんなピリピリしとる」と話してくれました。

測定器は常時役場前に置かれており、どことなく緊張感があります。でも、村の中で一番賑わっているのが、引っ越し業者が並んでいる役場前というのはとてもつらい。自家用車は家々にあるにもかかわらず、人気がなく、とても寂しい村となっています。

▲役場の入口には佐川急便の他に、引越しのサカイの受付窓口が設けられていました。

役場を後にして、南相馬市の境界線まで出かけました。

▲福島第一原発から半径20km圏内のため「原子力災害特別措置法」により立入禁止となった南相馬市の境界線

北海道警の若い警官がマスクだけで警備。

▲警備していた北海道警察の警官は、何時間で交替するのかと質問すると「勤務状況については答えられない」とのことでした。

やはりその近くが一番高い数値で5マイクロシーベルト。「気をつけてね」と警官にも声をかけるすがら、白装束にマスク姿の自衛隊員がトラックで出入りしていました。

▲警官の格好に比べて、封鎖されている方向からどんどん出てくる自衛隊車に乗っている隊員は全員白い防護服で完全防備でした。

すてきな村だと感じた村々が、人災で、こんな惨状になるのを目の当たりにして、被災地への支援をもっと強めようと思いつつ、「地元の浜岡は無くさんといかん」ととても強く感じました。

 

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110426_被災3県特別報告

2011年4月26日に開かれた日本原水協第295回常任理事会で発言した被災3県(岩手、宮城、福島)原水協の代表の特別報告です。

【福島】被爆者団体から署名が届く

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【福島】110405_がんばっぺ福島ニュース

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