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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【北海道】核兵器なくそう・・私たちが受け継ぐ決意新たに

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【北海道】中国からの観光客にも「ヒバクシャ国際署名」を/米NPRに抗議

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【北海道】商業港・小樽に、核搭載可能米艦船が2月2日から7日まで入港 森井秀明小樽市長に入港拒否の要請を

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【北海道】「創価学会でもやっているから」と署名 新春6・9行動

朝から季節はずれの雨、何としても新春6・9行動やりたいの願いがかない、1月9日昼に札幌市中央区パルコ前で30人近くで賑やかに署名(ヒバクシャ国際署名と、安倍9条改憲NO!憲法3000万署名)宣伝行動をおこないました。

ヒバクシャ国際署名を進める北海道民の会よびかけ人の髙﨑暢弁護士は、「広島の被爆者から『あと何年語れるだろう、広島を』」と書いた年賀状が届いた、二度と被爆者をつくらないためにと署名の協力を訴えました。新日本婦人の会北海道本部会長の石岡信子さん、日本民主青年同盟北海道委員会副委員長の宮内史織さんが核兵器禁止条約に参加する政府をと、それぞれ訴えました。

信号待ちの女性が「焼き場の少年」のパネルを、これがそうなんですかと食い入るようにしばし見ていました。熱心な呼びかけにこたえて青年が「創価学会でもやっているから」と、親の分も一緒に署名。「何の署名ですか」と聞いてきた英国ロンドン在住の方が「日本語少しわかります」と署名。

弁士の話で被爆者のことを聞いていて涙が出てきたという19歳の青年。16歳の女子高校生は「憲法を変えたら戦争できるんでしょう。大変!」と憲法3000万署名にサインし、対話になりました。多くの青年が足を止め署名にサイン。「ヒバクシャ国際署名」が31人、3000万署名が8人から寄せられました。

 

2018年 新年・新春「ヒバクシャ国際署名」行動計画

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【都道府県】

北海道:1月1日(月)12:00〜13:00、鳥取神社周辺の歩道(大通り側)で釧路原水協が元旦平和募金・署名行動、1月1日(月)10:00〜、市内湯倉神社前で函館原水協が第52回元旦行動(「核兵器廃絶!被爆者援護・連帯」と募金を訴え、ビラ入りのティッシュを配布します)、1月6日(土)13:00〜、JR帯広駅南口広場で帯広原水協が新春6・9宣伝行動、1月7日(日)12:30〜、江別市民会館前で成人式行動、1月7日(日)13:00〜13:30、芸術文化ホール(北広島駅東口)で北広島原水協が成人式ヒバクシャ国際署名行動、1月9日(火)12:05~12:30、札幌市中央区パルコ前で北海道原水協と新日本婦人の会北海道本部が新春6・9行動

宮城:1月7日(日)、仙台市体育館、岩沼市、塩釜市で地域原水協と新婦人などが「ヒバクシャ国際署名」と3000万署名の宣伝・署名行動

茨城:1月6日(土)11:30〜13:00、水戸駅南口ペデストリアンデッキで新春署名行動

群馬:1月6日(土)15:00〜、コープ宮子店前で伊勢崎新春宣伝、1月7日(日)10:00〜、高崎(スズラン交差点)で成人式署名行動、1月7日(日)10:10〜、前橋(グリーンドーム南入口)で成人式署名行動

東京:1月6日(土)11:30〜12:30、浅草寺雷門前で新年6・9行動、1月8日(月)11:30~13:00、荻窪駅北口で杉並原水協が成人式行動、1月9日(火)18:00~19:00、西荻窪駅で杉並原水協が6・9行動

埼玉:1月6日(土)桶川市、上尾市、越谷市、深谷市、1月8日(月)川口市、富士見市、1月9日(火)さいたま市(県原水協)、和光市、1月13日(土)八潮市(新婦人)

神奈川:1月1日(月)11:00〜13:00、大雄山駅前で西さがみ原水協が元旦行動、1月6日(土)13:00〜、藤沢駅南口で藤沢市原水協が新春署名行動、1月6日(土)15:00〜、古淵イオン渡りで相模原市原水協が新春署名行動、1月8日(月)11:00〜13:00、小田原駅東口で西さがみ原水協が成人式行動、1月9日(火)12:00〜、桜木町駅前広場で神奈川県原水協が新春署名行動、1月9日(火)13:00〜、小杉グランツリー前で中原区原水協が新春署名行動

山梨:1月3日(水)14:00〜、甲府市・武田神社参道で2018年 新年・新春署名行動

静岡:1月1日(月)12:00~13:00、静岡浅間神社の赤鳥居下付近で静岡市原水協が被爆者支援・連帯元旦行動

愛知:1月1日(月)11:00~12:00、熱田神宮東門でヒバクシャ国際署名をすすめる愛知県民の会、愛知県平和委員会、愛知県原水協合同の元旦署名行動

石川:1月1日(月)10:00~、尾山神社前で元旦署名、1月1日(月)10:00~、倶利伽羅不動尊前で河北地域原水協が元旦署名、1月9日(火)12:30~13:00、武蔵エムザ前で6・9行動

京都:1月6日(土)、9日(火)各14:00~15:00、清水寺門前で京都原水協が新春6・9行動、1月13日(土)14:00〜15:00、祇園石段下(八坂神社門前)でヒバクシャ国際署名を大きく広げる京都の会(ヒバクシャ署名京都の会)が新春署名宣伝行動

兵庫:1月6日(土)12:00~13:00、神戸大丸前で兵庫労連宣伝カーを出して「平和の波」行動規模で宣伝・署名行動。弁士=津川・筆頭代表、和田・代表理事(神戸大学名誉教授)、岸本・代表理事(新婦人県会長)、成山・兵庫労連議長、松田・共産党県委員長、千葉・芦屋市被爆者の会会長など。1月6日(土)16:00~17:00、JR姫路駅前で姫路市原水協、1月6日(土)16:00~17:00、山陽電鉄高砂駅前で高砂市原水協、1月6日(土)14:00〜15:00、JR明石駅前で明石市原水協、1月6日(土)14:00〜15:00、市営地下鉄西神中央駅前で神戸市西区原水協、1月6日(土)JR垂水駅前で神戸市垂水区原水協、1月6日(土)15:00〜16:00、ミナエン商店街で神戸市兵庫区原水協、1月6日(土)16:00~17:00、JR六甲道駅前で灘区原水協、1月6日(土)14:00〜15:00、JR芦屋駅前で芦屋市原水協、1月6日(土)11:00〜12:00、阪神尼崎駅前で尼崎市原水協、1月6日(土)16:00~17:00、阪急伊丹駅前で伊丹市原水協、1月6日(土)13:00〜14:00、阪急逆瀬川駅前で宝塚市原水協、1月9日(火)12:00~13:00、神戸大丸前で新婦人など10~15人参加予定、1月9日(火)12:00~13:00、明石市原水協、1月9日(火)15:00~16:00、宇治川商店街で神戸市中央区原水協、1月9日(火)16:00~17:00、JR住吉駅前で神戸市東灘区原水協、1月9日(火)15:00~16:00、芦屋市原水協、1月9日(火)15:00~16:00、阪急西宮北口駅前で西宮市原水協、1月9日(火)15:00~16:00、伊丹市原水協。

岡山:1月3日(水)10:00〜、岡山神社で岡山市原水協が新年6・9行動、1月9日(火)12:15~、岡山駅西口・さんすて前で岡山県原水協が6・9行動

香川:1月1日(月)13:30~14:30、「大窪寺」原爆の灯前署名行動、8日(月)10:30~12:00、成人式会場前行動(高松市・丸亀市)

福岡:1月6日(土)12:00~13:00、天神パルコ前で福岡市原水協が6・9行動、1月7日(日)・8日(月)、新婦人を中心に各地で成人の日行動、1月9日(火)12:15~13:00、博多駅前博多口で県原水協が6・9行動、1月23日(火)12:00~13:00、博多駅前博多口で「ヒバクシャ国際署名」県推進連絡会が行動

NEW! 長崎:1月2日(火)平和公園で県原水協が新春署名行動、1月8日(月)長崎市の成人式会場内ロビーで「県民の会」が成人の日署名行動、1月9日(火)は平和公園で県原水協が署名行動

熊本: 1月6日(土)12:30~13:00、1月9日(火)12:30~13:00、パルコ前で熊本県原水協が新春6・9行動、1月9日(火)10:30~11:00、タイヨー本渡店(拓心高校横)で天草原水協が新春6・9行動

【中央団体】

婦人民主クラブ:1月5日(金)12:30~13:30、JR千駄ヶ谷駅前で新年「ヒバクシャ国際署名」行動

さいごまであきらめない 核兵器廃絶を訴え、ちひろカレンダー普及

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【北海道】 マイナス2.5度の下、「ヒバクシャ国際署名」を呼びかけ 年内最後の署名行動と幹事会・・・小樽原水協

2017年最後の6・9行動、日中とはいえ気温はマイナス2.5度、参加者は「本当に寒いね」と言いながら、私たちが核兵器禁止条約に参加する政府をつくろうと笑顔でよびかけました。

署名は「ヒバクシャ国際署名」と憲法3000万署名の2種類。北海道非核の会の小野内勝義さんが核兵器をめぐる国際情勢について、北商連の長谷聡子さんが日本政府が禁止条約に調印をと、北海道原水協事務局長の嶋田千津子さんは被爆者の訴えを読み上げ、署名の協力をよびかけました。北海道高教組、新婦人札幌中央支部、北海道原発連はじめ7人が参加、募金が2000円寄せられました。

年内最後の署名行動と幹事会・・・小樽

小樽原水協は2017年最後の取り組みとして、12月6日夕方「ヒバクシャ国際署名」行動をおこないました。年金者組合、新婦人、生活と健康を守る会、金融共闘、平和委員会はじめ15人が参加。署名行動終了後、場所を移して幹事会を開きました。

小樽原水協は7月の再開総会後、世界大会壮行会・報告会、毎月の署名行動や折り鶴アクションなどに取り組んできました。事務局会議や幹事会を開いて、行動への参加をよびかけるチラシを加盟団体に届けてきました。幹事会では活動日誌に基づいて活動報告がされ、新春の6・9行動の日程が確認されました。

【北海道】街頭でランチビュッフェの宣伝をしていた若いイタリアンレストランの店長が拍手をして署名

北海道原水協は11月6日昼に、札幌市内中央区IKEUCHI前で6・9行動をおこないました。

「日本政府は核兵器禁止条約に調印を」のビラを配り、「ヒバクシャ国際署名」と憲法3000万署名の協力を呼びかけました。

北海道高教組、新婦人札幌中央支部など9人が参加、北海道非核の会の小野内勝義さん、国民救援会の守屋敬正さんらが訴えました。

6・9行動の最後に原水協の嶋田千津子事務局長が、日本に来ているアメリカのトランプ大統領には、無条件に北朝鮮と直接対話をするよう、また日本政府はそのための役割を果たすよう、アメリカも北朝鮮も自国を核兵器で守ると同じことを言っているのだから両国とも核兵器禁止条約に参加してこそ平和的解決になるとシャウトしました。

最後の訴えが終わるとイタリアンレストランの店長さんが拍手を送ってくれました。彼は街頭でランチビュッフェの宣伝をしていたので最初から熱心に聞いてくれて署名もし、途中で対話になりました。「自分は反戦・非戦、だから後であの時にと後悔したくないから署名した」と話す31歳の店長さん。私たちが署名を国連に積み上げて核兵器禁止条約が採択されたことを話すと、「もっとパフォーマンスして広く知らせた方がいい。ライブハウスの前とか人の集まるところで」とアドバイスもくれました。

署名した後、原爆パネルに足を止めて一枚一枚熱心に見入る戦後生まれの女性は広島と長崎の爆心直下のパネルを見ながら今はどうなっているのかと尋ね、「忘れてはいけないですね。来年広島に行ってみようと思っているので、ぜひしっかり見てきます」と語りました。

北海道原水協FAXニュースより

【北海道】国連軍縮週間行動で2種類の署名と原爆展 核兵器禁止条約への日本政府の態度に不満の声続出

北海道原水協は10月25日、札幌市中央区パルコ前で国連軍縮週間宣伝行動を行いました。

署名は『ヒバクシャ国際署名』と『安倍改憲NO!憲法生かす全国統一署名(憲法3000万署名)』の2種類。「核兵器禁止条約に日本政府はどうして署名しないんだろう。被爆国なのに」と言いながら署名する人や、行動参加者からは、日本政府の態度におかしいねと声を出す人が多かったと感想が出されました。

「何の署名?」と日本在住のオーストリア人も署名するなど「ヒバクシャ国際署名」は50人がサインしました。「戦争だけはダメ」と憲法3000万署名も25人が賛同しました。新婦人中央支部、北海道平和婦人会はじめ13人が参加しました。

自由法曹団北海道支部の桝井妙子弁護士、北海道高教組の佐々木瑛さん、非核の政府を求める北海道の会常任世話人の小野内勝義さんが訴えました。弁士は口々に、歴史上初めて核兵器禁止条約が採択されたこと、世界で唯一の戦争被爆国日本政府が条約に批准し、北朝鮮問題でも外交で平和的解決のために役割を果たすことを強く求めました。

国連軍縮週間 原爆パネル展

札幌市地下街オーロラコーナーで、国連軍縮週間・原爆パネル展(北海道原水協主催・札幌市後援)が始まりました。

24日準備中に熱心にパネルを見ていた女性は、「こういうことを語り継いでいくことは大事ですね。原爆はもちろん、戦争もダメです」と対話になり、これから友達に会うからと「ヒバクシャ国際署名」を持って行きました。『焼き場の少年』の前でハンカチを出し涙をふいている女性もいました。

原爆展は27日(金)夕方まで。

【平和行進】各地のコース・日程

東京→広島コース

東京(5/6-7) 神奈川(5/7-19) 静岡(5/19-31) 愛知(5/31-6/11) 岐阜(6/11-16) 滋賀(6/16-21) 京都(6/21-26) NEW! 奈良(6/26-30) 大阪(6/30-7/7) 府内マップ 兵庫(7/7-16) 岡山(7/16-26) 広島(7/26-8/4)

北海道→東京コース

北海道(5/7-6/4) 札幌(5/20)

青森・日本海側(6/4-8)太平洋側(6/7-10) 福島(内陸6/24-7/1 太平洋6/25-6/29) 栃木(7/1-15) 茨城(6/29-7/12) NEW! 群馬(7/7-18) NEW! 千葉(7/12-25) NEW! 東京(多摩地区7/20-25 23区7/25-28)西多摩コースチラシ

和歌山→広島コース

和歌山(5/8-6/8) 三重(6/8-6/17)

四国コース

愛媛(5/21-6/4)

富山→広島コース

富山(6/8-17) 石川(6/17-24) NEW! 福井(6/24-7/2) NEW! 鳥取(7/9-20)

沖縄→長崎コース

沖縄(6/18-24) 鹿児島(6/27-7/10) NEW! 長崎(8/1-8/6)

宮崎→長崎コース

宮崎(6/23-7/2) NEW! 長崎(8/1-8/6)

広島→長崎コース

広島(7/5-7/7) […]

【平和行進】北海道→東京(内陸)コース通し行進者 五十嵐成臣日誌4(6/1-6/12)

6/1 長万部町役場訪問。昔は機関区があり、人口も多かったが、今では激減。メイン通りはシャッター街でした。 午後、八雲町へ。役場訪問。夕方町内を行進。ここの国立病院は廃院の方向とか。行進の参加者の半分近くは全医労の方たち。

6/2〜3 午前中は森町を町内行進。この町は「いかめし」で有名。駅前にのぼりが立つ。 七飯町へ。大沼より行進。雨模様で、町役場に着く頃には土砂降りに。役場での歓迎集会には中宮町長も参加。核兵器廃絶の署名は町民の過半数を集めたところ。「核兵器禁止は当然」「原発の廃棄物を地下処分するのもとんでもない。どこに埋めても被害を広げる」と語っていた。 大雨のため行進は断念。五稜郭近くから函館中心部へ(雨の中の行進だった)

6/4 青森へ。平和公園で引き継ぎ集会後、行進。100人ぐらいが参加。子どもの参加も多い。県庁近くまでの行進。雨模様のためか新町通りも人が少ない。

6/5 青森市を出発。この日は津軽半島の各町村を訪問(蓬田村、外ヶ浜町、平舘村、今別町、三厨村、中泊町)し、五所川原市で引き継ぎ集会。ここも3回目。立ねぶたの会館を外から見る(中に入ったことはない。残念)

6/6 五所川原市内を行進した後、つがる市、鶴田町、板柳町と町内を行進し、浪岡(青森市)へ。これまで中学生数人を平和学習のため送っていたが、一昨年の市長選で当選した市長は止めた。中学生たちは、復活するよう署名を集め、目標の777人分を上回り、1000人分を超えてさらに集めている。

6/7 藤崎町、田舎館村、黒石市などを行進し、弘前市へ引き継ぐ。医療生協の強いところで、引き継ぎ集会には160人も参加。市内行進。

弘前城追手門前行進

6/8 市内行進も150人以上。車の中から手を振る人、頭を下げる人など多い。 大鰐町へ。今日は小学校での授業が3時間のため、小学生が自転車で行進についてくる。 いかりがせきを通って秋田との引き継ぎ場所の矢立峠へ。 引き継ぎ後、大館市を歩く。市のメインの通りがシャッター街と参加者の声。

6/9 大館市を訪問。大館市内には三菱のロケット燃焼実験場があるので、北朝鮮のミサイル発射は現実の問題と話す。 市内行進で下川沿へ。ここは小林多喜二生誕の地(9年前は林の中を歩いた記憶があったが、今は公民館に多喜二の本を置いてあるとのこと)。小学校などが作られていた。

小林多喜二生誕の地の石碑

小林多喜二出生地の説明板

能代市内を行進

6/10 能代に引き継ぎ。市役所周辺を行進。終了まで雨。この週は雨が多い。

6/11 今日は行進は休み。市内のスーパー「ITOKU」前でおこなわれているスタンディングに参加。参加者32人。

6/12 能代市を訪問。議会中なので総務課長と会う。その後、八峰町、三種町を訪問。

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【平和行進】北海道→東京(内陸)コース通し行進者 五十嵐成臣日誌3(5/18-6/1)

5/18

岩見沢市に移動し市役所訪問、市の中心部で「ヒバクシャ国際署名」を集めた後で市内を行進。小選挙区候補の女鹿さんも参加。「この選挙区はJR北海道の廃止路線の半分がある。大変なところです」と。

5/19

江別市は2015年に「平和都市宣言」をおこない、「平和の碑」を作った(宣言文には、核兵器の禁止の文が入っている)。市役所、教育委員会の訪問後、ここは水道部を訪問(10年以上前より訪問しているとか)。主に話題は、原発事故の問題。「放射能が降ってきたら、水道事業は打撃を受ける」。一事業所では対応できない。

午後、行進と市民センターで激励会。

5/20

朝、札幌へ。野幌100年記念公園より札幌市内へ幹線コースの他、市内各地より6コースが札幌駅へ向けて行進。幹線コースでは、小学2年の男の子や5歳の幼児が「原爆ハンタイです。友達と仲良く遊びたいです!」などとコールした。大通公園では、いっせいに咲いた花を見る観光客や市民が集まり、平和行進に手を振る人、拍手する人など、注目の行進となった。行進にはのべ650人以上が参加した。

5/21

行進はお休み。市内散策。

5/22

札幌市を訪問。市長、議長、教育長(いずれも代理)に署名、ペナント等をもらう。

北海道平和行進の前半のまとめを道原水協事務所でおこなう。

5/23

北広島市へ。広島県東広島市の人たちが、明治に移住し開拓した地であり、東広島市とは姉妹都市を結んでいる。毎年、被爆者の方に市内の学校に語り部をしに来てもらうなど、平和教育に力を入れている。副市長、議長、教育長と懇談。「被爆国の日本が核兵器禁止に反対とは、認められない」と話していた。竹葉公園より行進し恵庭市へ。

夕方、激励会。昔、動労闘争で八王子に行き、JMIUの方にお世話になったと話す人も。激励される。

5/24

朝、恵庭市を訪問。秘書課主査と議会事務局主査と会い、募金、ペナントを受け取る。雨模様のため行進が中止になり千歳市へ。ここも秘書係長、議会事務局次長と会う。募金のみ。今、千歳市は市議選最中。地元の人の話によると、議会閉会直前に議席数を減らされ、自衛隊出身者(自民党)、公明党の現議席数以外の4議席を8人で争う激戦とのこと。

5/25

千歳市内の行進。保守無所属の市議候補者も行進団に手を振ってきた。選挙中のためか行進参加者も少な目。

午後、苫小牧市入り。勤医協苫小牧病院で院内集会の後、60人の参加で市内行進。終了後、苫小牧駅前で「ヒバクシャ国際署名」行動。下校してくる高校生も署名。

5/26

苫小牧市を訪問。市長、議長は出張中。代理の方に会い、募金、ペナント、「ヒバクシャ国際署名」を受け取る。市は毎年、小・中学生2人を広島に送って報告会や作文を書いてもらっている。

午後、白老町へ。行進参加者は10人。すれ違う車の中から手を振る人も。

登別市へ。ここも市長、議長は出張中。教育長も外出中のため、代理の人が対応。

5/27

雨の中、登別市を平和行進。かなりの雨で自動車の水しぶきがかかり大変だった。

登別市雨の行進

江別市も同じだが、市街の中心を通っていた道道のバイパスを作ったところ、バイパスに大型店舗ができ、旧市街の小さい店舗はシャッター通りに。車を持たないお年寄りは生活できなくなっている。若い人は大都市へ出て行き、街はどこでもお年寄りばかりに。

5/28

室蘭市で平和行進。20人が参加。

5/29

室蘭市役所を訪問して伊達市へ。

夕方、伊達市内を平和行進。参加者20人。伊達市は噴火湾に面して周りは山に囲まれ冷たい風が入りにくく暖かいところ。稲作や野菜、いちごが作られ農業が盛ん。

伊達市の行進参加者と

5/30

伊達市役所を訪問。市長、議長、教育長は急用のため、代理の方が対応。募金、「ヒバクシャ国際署名」、ペナントを受け取る。午前10時より洞爺湖町に向けて行進。

伊達市。思いのこもった手作り弁当

洞爺湖町役場で伊達町との引き継ぎ。町長などと面談。「強い者が弱い者を支配するのは許されない」「核兵器はなくさねば」と真屋町長。

この後、一昨年まで行進団の引き継ぎがおこなわれていた北海道虻田高校を表敬訪問。校長先生との面談の後、この高校が約25年前移転した時に作られた「平和の鳩」のモニュメントを見学。当時の高教組の先生たちの平和と反核の想いを伝えている。 fz-5.com/blond/

虻田高校の平和と反核のモニュメント。鳩のデザインは原水協が使ったものと高教組の先生は言っていたが?

 

5/31

壮瞥(そうべつ)町を訪問。ここは幹線コースに入っていないため、今まで一度も行進団が訪問しなかった町。今回初めて訪問し、国民平和大行進について説明。来年から訪問を快諾してくれた。佐藤町長も「アメリカが核兵器で脅すから、北朝鮮も持とうとする。核兵器はなくすべき」と。

平和行進が初めて訪問した壮瞥町の佐藤秀敏町長との握手

[…]

【平和行進】北海道→東京(内陸)コース通し行進者 五十嵐成臣日誌2(5/12-5/17)

5/12

士幌町を訪問。町長出張中のため、総務課長と面会。「平和のために長いこと活動されていることに頭が下がります」と。この街は、明治時代に屯田兵が入植した極寒で最北の地で、他の屯田兵の部隊は、より条件のいい地に移って行ったが、この部隊は日露戦争に出兵したため移る機会を失ったとのこと。「冬は天井のすき間から雪が舞い込み、布団の上に雪が積もった」とか。

夕方に旭川に入り、引き継ぎの共産党事務所へ。

5/13

花咲スポーツ公園(陸上自衛隊旭川駐屯地の前)より平和行進が出発。バス停で待っている人や車の中から手を振る人も。国際青年リレー行進タスキは医労連の青年とそのお子さんが掛けてくれる。参加団体18、参加者約100人。

終了後、旭川駅前の買い物通りで署名行動。約40分間で28人分の「ヒバクシャ国際署名」が寄せられた。一本駅寄りの通りでは、新婦人などの「共同行動委」の人たちが「共謀罪」法案反対の署名を集めていた。

5/14

朝、深川市に行き、市役所前から行進。参加者約20人。「商店の人も店の前に出てきて手を振る人が増えた」そうだが、核兵器禁止条約ができることが関係しているのかな。

深川の周辺は、米の産地。田んぼには水が張られ、早いところは苗を植えられたところも少しあった。水が張られると、1〜2度気温が下がるとか。菜の花も産地。ここは油を取るための花。手入れが大変とか。あと1〜2で満開。

午後は共産党女性講演会のつどいに参加。講師は大阪の清水ただし衆議院議員。なにわ弁の大変面白い話に大笑い。

深川市内の平和行進で手を振る五十嵐さん(左から2人目=5月14日)

5/15

深川市役所を訪問、副市長が対応。「核兵器をなくすためのたゆみない運動が必要」とペナントに署名。市議会議長代理もペナントに署名。深川市内の7割の寺院が核兵器廃絶に理解し募金に応じているのは、「先輩たちの努力によるもの。これは守り続けなくては」と。

午後、妹背牛町へ。「モセウシ」とはアイヌ語のイラクサの茂ったところの意。「町長出張のため副町長が対応。この町は米の生産が中心。田んぼも大きい農家では5〜6町歩。作付けは大型の機械で大変なようだ!!菜の花の生産もしており、菜種油の生産も盛ん、菜の花は咲き始めていた。

5/16

午前中、滝川市役所で「ヒバクシャ国際署名」をおこなう。人通りの少ない場所で8人分あまり。募金は通りがかりと思われる人が1000円を。100円だけ募金の人も。

午後は市役所を訪問。市長、議長、教育長の3人とも不在。「ヒバクシャ国際署名」のみ後日送ることを約束。

夕方、砂川市内を行進(自動車パレード)。前住職で九条の会会長の西川壮一さん(88)の寺、西願寺までパレードの後、交流会。

5/17

午前中、砂川市役所を訪問後、砂川商工会議所を訪問し、専務理事に面会。ペナントと「ヒバクシャ国際署名」をお願いし、快諾を得た。

午後、奈井江町で町長と面会。「核兵器廃絶の運動は継続が大切。そしてぶれずに続けてきたこと」と激励を受ける。8年前に奈井江商業高校に訪問した時、来年閉校すると聞いていたが、「新しい制服になります」とのポスターが貼ってあった。運動で閉校はなくなったとのこと。町内を行進後、美唄市へ。

美唄市内を行進した後、交流会に参加。新日本婦人の会の活動が話され、市内のほとんどの保育園を回り、「ヒバクシャ国際署名」を頼み(消防署にも)これから回収にまわらなくてはと・・・。

【平和行進】北海道→東京(内陸)コース通し行進者 五十嵐成臣日誌1(5/4-5/11)

5/4

羽田発ANA便で北海道へ。午後、北海道原水協で道内通し行進者5人と道実行委員長、事務局長と打ち合わせ会議。署名、ペナントの扱い、自治体訪問など打ち合わせ後、通し行進者の集合写真。

5/5

朝7時30分発特急「宗谷」で稚内へ。稚内港からフェリーで礼文島へ。午後5時近くに着く。海は少し荒れ、「明日は欠航になるかも」とフェリー会社の人が話していた。

5/6

午前中、島内の観光バスで、スコトン岬、スカイ岬、桃岩、猫岩などを見学。島特有の花礼文ウスコキソウ、レブンアツモリ草はまだ先の6〜7月頃。

午後は東北6県の原水協が植樹した桜の木を訪問。写真を撮る。

島の人の話だと、昨年ウニも昆布も不漁とのことで、礼文島のものは少ない。ウニはホテル、民宿へは割り当てであってなかなか出せないとのこと、食事まで4〜5年前につくられた天然温泉「うすゆきの湯」に入る。

5/7

朝8時に村役場前より平和行進が出発。フェリーの港まで行進。地元の教組の組合員、宗谷からの参加者9人と行進。フェリーで稚内へ向かう。

稚内市民センターで集会。6月の国連の会議に合わせてニューヨークに向かう北海道の代表も参加しあいさつ。たくさんの署名を持っていきたいので協力をと訴えた。

前日と同じで風が強く、行進は大変だった。参加者は40人。

5/8

稚内市、豊富町、中川町、音威子府村の4自治体を訪問。どこの自治体でも核兵器禁止条約国連会議で被爆国の日本が反対することを問題にし、「頑張って歩いてください」と激励された。

5/9

美深町訪問前に音威子府村にある旧美幸線のトロッコに乗車。連休中は1600人がトロッコを楽しんだとのこと。湿地帯には水芭蕉が花ざかり。

午後、美深町長と懇談。核兵器禁止条約に日本が反対したことに「唯一の被爆国なのになぜ反対なのか」と。

5/10

名寄市へ。新日本婦人の会名寄支部の方々と懇談。私の平和行進への思いなどを発言、「子や孫へ核兵器のない世界を手渡したい」と行進への思いについて話した。参加者も核兵器禁止条約をつくるためにも「ヒバクシャ国際署名」を一人でも多く集めなくちゃと。行進は25人が参加。

5/11

午前中、名寄市を訪問。副市長、教育長、議長と懇談。各氏とも核兵器禁止条約が作られることに、長年にわたり運動を続けてきたことが今日に結びついている。今後も地道な活動を続けてください」と激励される。

午後は下川町を訪問。名寄市と同様に激励される。士別市内の行進は参加者15人。

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【北海道】「私が6月の国連の交渉会議に参加します」と道行く市民に「ヒバクシャ国際署名」の協力を訴える

北海道原水協は4月6日、札幌市内で6・9行動をおこないました。

マイクを持った長谷聡子さん(北海道商工団体連合会事務局次長)は、「核兵器を使わせない、使わない強い意思を署名に。署名は大きな力になります。私が6月の国連の交渉会議に参加します」と道行く市民に「ヒバクシャ国際署名」の協力を訴えました。

6月にニューヨークに行く長谷さん

北広島市出身の田村優実さん(北海道勤医労)は、「2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議ニューヨーク行動に参加して国連前のハマーショルド広場に積み上げた署名の山を見て、署名の力がすごい、国連に届いていると思った。『生きているうちに核兵器のない世界を』という被爆者の思いを受け継ぐために、あなたの意思を署名にあらわしてください」と呼びかけました。

非核の政府を求める北海道の会の小野内勝義さんも国連交渉会議について報告し、次回6月の交渉会議へ圧倒的な署名を届けようと訴えました。

「昨年、子どもが生協の企画で広島へ行った」と話しながら署名したり、署名した後に小銭入れからごそっと836円を募金する人もいました。

北海道高教組、国民救援会、新婦人札幌中央支部はじめ9人が参加し、「ヒバクシャ国際署名」27人分、沖縄統一署名9人分が寄せられました。

(北海道原水協事務局長・嶋田千津子)

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