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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【埼玉】わらび原水協が469回目の6・9行動

わらび原水協は2月9日、蕨駅西口で469回目の6・9行動を行いました。

蕨の行動はいまのわらび原水協会長の炭谷巴之助さん(92歳)が数え始めて40年近く継続している行動になります。炭谷さんは、いまも毎月の6・9行動や原水協の行事には自転車でかかさずに参加しています。

▲署名を集める炭谷会長

山脇紀子副会長は「まもなく58回目の3・1ビキニデーを迎えます。ビキニデーはその被害の大きさだけでなく、人々の行動が歴史を動かした点でも記憶にとどめる日でもあります。核兵器のない世界へ、歴史のページを開くのは、そのために努力する多くの政府の協力と市民社会の草の根の行動、みなさん一人ひとりの行動です」とマイクから訴え、「核兵器全面禁止のアピール」署名への協力を呼びかけました。

寒い中での行動でしたが、階段を降りてきてすぐに署名する人や、学生や家族連れの若い世代が積極的に署名をしていく姿も見られました。

この日の行動には4団体11人が参加し、署名は21筆、募金は1221筆が集まりました。次回は3月9日(金)午後5時半から蕨駅西口で行われます。

わらび原水協では、他に6・9行動での募金を被爆者の方にお渡しをする「第31回被爆者連帯援護わらびの集い」を12月3日に開催したり、8月6日の広島原爆投下の時間には、1758年(宝暦8年)に作られたもので江戸時代の名鐘の一つと数えられ、戦時中の金属供出も免除となった鐘をもつ長泉院で市長と被爆者の方を迎えての「第46回原爆死没者慰霊鐘つき祭」など継続して行っています。

【埼玉】「核兵器全面禁止のアピール」署名の大飛躍めざす1・21学習・交流集会に43人の参加

埼玉県原水協は1月21日、「核兵器全面禁止のアピール」署名の大飛躍めざす1.21「学習・交流集会」を開きました。

朝からみぞれ交じりの冷たい雨が降り、王子駅前の飲食店街の火災による送電線切断、信号故障で高崎線、宇都宮線、京浜東北線などの運休・遅延も重なりましたが、全県の8団体、11地域原水協から43人が参加。プロジェクターを駆使した日本原水協・安井正和事務局長の講演に聞き入りました。

安井事務局長は、「2011年の行動で、『核兵器全面禁止が世界のゆるぎない流れ』となっていると確信した」と強調。国連総会や国連第1委員会での各国の活動、NATO加盟国内での動き、中南米カリブ海首脳会議・ASEAN外相会議などの動向を紹介しました。

安井氏はつづいて「核兵器廃絶の目標は政府と市民社会の共同の努力でこそ実る」と述べ、セルジオ・ドゥアルテ国連軍縮問題担当上級代表の第1委員会開会演説や潘基文国連事務総長の東西研究所での講演で、原水協がNPT再検討会議に提出した700万筆の署名が紹介されたこと、昨年3月、原水協の署名が国連本部の常設展示にされたことなどを紹介しました。

安井氏はまた核兵器禁止に背を向ける日本政府を「『核兵器廃絶』を口にするが、それを実行する努力は拒否」と厳しく批判。「核の傘」では日本の安全は守れないこと、国民は「非核3原則」を支持し、非核自治体宣が86.9%に拡がっていること、普天間基地の無条件撤去を求める運動や原発ゼロ、エネルギー政策の転換を求める声の高まり、TPP反対、年金・社会保障改悪への怒りなど、「国民世論はアメリカ言いなり、財界言いなりの政治に批判を強めている」として、「日本を非核の方向に変える大きなチャンスを迎えている」と強調しました。

安井氏は最後に「核兵器のない世界の扉を開くために、新アピール署名の飛躍を」と呼びかけ、全日本仏教会との懇談、北海道七飯町の経験、新春の各地の署名行動などを紹介。3・1ビキニデー、4月末のNPT準備委員会に向けて署名の大波をと訴えました。

質疑応答では、たくさんの質問が寄せられ、一つひとつ丁寧に回答がありました。

参加者の感想

原水協の署名が国連本部に常設展示されていること、国連の事務総長やドゥアルテ上級代表が演説で原水協の署名に言及していることなど、草の根の運動が世界を動かしているんだと実感できました。その一方で、日本政府の態度には本当に腹が立ちます。(春日部市議 卯月武彦)

昨年秋の国連総会で新アジェンダ連合の提案に169カ国、核兵器禁止条約の交渉開始を求めるマレーシア提案には130カ国が賛成(中国やNPT参加外のインド、パキスタン、北朝鮮も)するなど、私たちの新アピール署名に託される「世界から核兵器をなくしたい」思いは、確実に国際政治に届き、次回のNPT再検討会議にむけて核兵器廃絶の流れが広がっていることが確信できました。(新婦人浦和支部 関原雅子)

(2012年2月6日付「原水協通信」埼玉版第133号より)

【埼玉】朝からの冷え込みが一時的に収まるなか、浦和駅前で6・9行動

埼玉県原水協とさいたま市原水協は9日、浦和駅西口で6・9行動を行いました。朝からの冷え込みが一時的に収まるなか、県原水協の佐藤事務局長、埼玉土建の竹嶋常任中執(県原水協常任理事)、埼教組の北村書記長が交代で訴えました。

50分の行動には5団体から22人が参加し、「核兵器全面禁止のアピール」署名が58人から寄せられました。

【埼玉】非核平和のまち本庄を全国へ、世界へ発信

2010年12月19日に本庄市原水協が主体となった「本庄市非核平和都市宣言の碑」建設市民実行委員会が本庄市役所前庭で除幕式を行いました。

碑の揮毫(きごう)者畑田重夫氏、吉田信解市長、高橋和美市議会議長、茂木孝彦教育長、碑の建設発起人の月生田幸枝氏や市内4中学校から8人の生徒ら60数名が出席しました。

埼玉県原水協からは、吉野良司理事長が出席しました。

▲市役所前庭に設置された非核平和都市宣言碑

▲碑の裏側には原水協のシンボルマークである「わか葉」も入っています

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本庄市原水協は本庄民商を事務局に「核兵器全面禁止のアピール」国際署名キャンペーン市民実行委員会を結成し、市長、議長、教育長、自治会連合会会長、児玉郡医師会長など著名人の連名でチラシを出しています。

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2010年本庄市原水協のとりくみを紹介したニュースはコチラ

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【埼玉】福島県双葉町を激励、救援募金6万円手渡す

埼玉県原水協は3月22日午後、福島第1原発から町役場まるごとさいたまスーパーアリーナに避難してきた双葉町役場を吉野良司理事長と佐藤俊一事務局長が訪ねました。

町長が次の避難場所とされる加須市の旧県立騎西高校に出向いていて不在のため、秘書広報課の大住宗重課長と懇談・激励、救援募金6万円を手渡しました。

吉野理事長は、「私たちは核兵器のない世界をめざして活動している団体です。このたびの事故は、絶対に許されない。この事故にあわれた皆さんに、心からお見舞いを申し上げます」と述べました。

大住秘書課長は、「ほんとうにありがとうございます。救援金は、町長に代わって私が受けとらせていただきます。町長には、皆さんの趣旨をお伝えいたします」と応えました。

 

▲大住秘書課長(左)に募金を手渡す吉野理事長

【埼玉】被爆者体験を語りつぐ会を青年たちが企画

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【埼玉】草加市ではじめての被爆証言聞く会―青年たちが企画

埼玉県草加市の勤労福祉会館で2月20日、被爆者体験を語り継ぐ会か開かれ12人が参加しました。主催は、同地域で活動する民青同盟のフルミエール班と埼玉東部南地区委員会。

埼玉しらさぎ会の土田和美さん(5歳で被爆。草加市在住)が被爆体験を語りました。

 

▲被爆体験を語る土田さん

 

土田さんは一昨年ピースボートで世界を周った時に船中で一緒になった被爆者が証言活動などをしていることを知り、その後自らも証言活動をはじめました。

いまもけっして忘れることのないあの日のこと、原爆症に苦しみながら母親がひとりで3人の子どもを育ててきた家族のその後の苦労などを語りました。

土田さんは当時、広島の牛田(原爆が落とされた地点から3~4キロ離れた地域)にある早稲田神社のすぐ後ろに住んでいました。朝、牛乳を取りに行き戻ってくる途中で、ものすごい爆風と光に襲われ、はっきりとした記憶はないものの「何が起きたのか分からず、自分の泣き声ではっと気がついた」そうです。母や兄弟は奇跡的に助かりましたが、父親は、爆心地の北西側で被爆し、全身が火傷でむらさき色になり、クモの巣が張りめぐらされたような身体で三日三晩うなり続けて亡くなりました。

土田さんは、今の若者に「戦争、原爆、そして、その後の苦しみが世界の崩壊につながることを伝えたい」とのことでした。

埼玉県在住の被爆者は約2000人。私たちの世代にとって「原爆」は歴史上の出来事のように感じますが、今も苦しんでいる方がすぐ身近にいることを知りました。他人事ではないその現実に、私に何ができるのかを考えさせられる体験でした。

昨年民青に入ったばかりの青年が「今年の世界大会に行きたい!」と手を挙げてくれたりと、参加者一人ひとりにとって本当に貴重な時間となりました。

(佐藤のりかず・草加市会議員、26歳)

【埼玉】さいたま市で新年初の6・9行動

埼玉県原水協は1月6日正午から1時間、今年初めての6・9行動をJR浦和駅西口で行い、新日本婦人の会を中心に15人が参加しました。

県原水協の吉野理事長と佐藤事務局長が交互にマイクをにぎり、昨年のNPT再検討会議での前進を踏まえ、核兵器禁止条約の交渉開始を求めて、今年こそ「核兵器のない世界」へ向けたあらたな前進の年にしようと道行く人々に訴えました。

冷たい風の中でしたが54筆の署名が寄せられました。

【埼玉】被爆者の証言を聞き、核のない世界を求める学習会案内チラシ

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【埼玉】8月の6・9行動

原爆投下された8月。狭山、上尾、ふじみ野市などで久々の取り組みを行い、全県17地区で6・9行動が行われました。この行動には延べ約200人が参加、1249筆の署名と22000円を超えるカンパが寄せられています。

【埼玉】「支援する埼玉の会」を結成へ

原爆症の認定申請が却下された故中野久司さんの恵美子夫人が、故人の遺志を継いで、国を相手に認定却下の取り消しを求める訴訟を起こしました。「訴状」は4月28日さいたま地裁に提出しました。これにより中野さんは原爆症認定集団訴訟運動に参加されました。 この日は、さいたま地裁前に埼玉県原爆被爆者協議会(しらさぎ会)のみなさんをはじめ県原水協、労働団体、婦人団体、反核平和の諸団体から多くの方々がかけつけ中野さんのたたかいを励ましました。 「支援する埼玉の会」への加入・支援をよびかけ しらさぎ会 しらさぎ会(肥田舜太郎会長)は今回の集団訴訟の提訴にあたって「原爆症認定集団訴訟を支援する会」(仮称)の結成と参加を広く個人・団体に呼びかけました。これに対し、賛同の声と加入申し込みが早くも寄せられています。 県原水協でも加盟団体と地域原水協を通じて、多くの組織と個人が加入し支援を強めることを訴えています。 「支援する埼玉の会」結成総会 <日 時> 5月15日(月)午後1時半 <会 場>埼玉会館・7A会議室

【埼玉】埼玉県原水協が「すみやか」署名学習パンフレットを作成

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埼玉県原水協は4月11日に第4回常任理事会を開き、「すみやか」署名を加盟団体と地域原水協が、「秋の国連までに35万」の県目標をやりきる上で「学習会」が欠かせないとして、討議・学習用のパンフレットを作成し普及することを確認しました。そして、5月30日の県原水協総会(第101回理事会)で「学習会」を企画するとともに、職場・地域・学園で学習会を行うことを確認しました。

【埼 玉】2月の6・9行動

2月の6・9行動は、14地域17ヶ所で取り組まれ「すみやか」署名は合わせて307筆でした。行動への参加は100人を超えています。また、深谷市のさくら保育園では、6日~9日の間に園児の父母らの協力を得て300筆の「すみやか」署名を集めました。 <さいたま・大宮> 6日昼、大宮駅東口にて7人参加で行動。66筆の成果でした。 <さいたま・浦和> 9日昼、浦和駅西口で取り組み、67筆集めました。参加者は3団体から5人。 <わらび> 9日夕刻、蕨駅の東西両口に7団体から16人が参加して訴え、署名24筆と2,286円のカンパが寄せられました。 <鳩ヶ谷> 6日夕方1時間、スーパー・マルエー前で、4団体8人参加で行動。署名が30筆とカンパ100円が寄せられました。 <越谷> 6日夕方1時間、越谷東口に5団体7人が参集し行動。若者との対話もあり署名は11筆でした。 <羽生> 9日夕方1時間半、羽生駅東口で教組の「9の日行動」とドッキングして行動。 <入間> 9日夕方1時間、入間市駅前で3団体から6人参加で行動。新署名42筆と憲法署名9筆の成果でした。 <富士見> 6日と9日の2回取り組み、合わせて18筆の署名。2回とも4団体4人の参加でした。 <鶴ヶ島・坂戸> 今回は両市が合同で、年金者組合を中心に15人が参加して、18日午後4時から1時間、鶴ヶ島西口で取り組みました。すみやか署名が9筆、憲法署名33筆が集まりました。 <寄居> 5日の「共産党後援会のつどい」で訴え、新署名53筆寄せられました。つどいには5団体から32人が参加しました。 <熊谷> 9日午前11時から1時間、熊谷駅北口で訴え、新署名7筆と9条署名5筆が寄せられました。 <深谷> 6日(キンカ堂前)と9日(深谷駅北口)の2回実施。両方とも平和委員会の内川さんが奮闘しました。 <桶川> 22日に桶川駅東口で行動。参加者は3人。すみやか署名21筆とカンパ3100円が寄せられました。