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反核平和運動・原水爆禁止世界大会

 

核兵器のない平和で公正な世界のために
原水爆禁止2010年世界大会への参加と賛同をよびかけます 

 広島・長崎の被爆から65年——8月2日から9日まで「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマに広島と長崎で原水爆禁止2010年世界大会を開催します。核兵器の廃絶を願うすべてのみなさんに大会への賛同とご参加を心からよびかけます。

 いま、核兵器をなくそうとの機運が内外で大きく高まっています。昨年は、アメリカのオバマ大統領が核兵器を使用した唯一の国の道義的責任として核兵器のない世界を追求すると約束しました。米ロの新たな戦略核削減交渉が続いています。鳩山首相も9月の国連安保理事会の首脳会合で、「核兵器廃絶の先頭に立つ」「非核三原則を堅持する」と約束しました。

 同時に、この機会を活かし、核兵器のない世界を実現するにはこれまでにもまして大きな運動と世論の発展が必要です。世界にはなお膨大な核兵器が配備され続けています。核兵器=「抑止力」との考えはなお根強く残っています。オバマ大統領自身も「核兵器が存在する限り、強力で効果的な核抑止力を維持する」と述べ、日本政府もアメリカの「核抑止力に依存」するとの立場を続けています。

 他方で、5月、ニューヨークでの核不拡散条約再検討会議にむけてアメリカをはじめ世界で核兵器廃絶の声と行動が急速に高まっています。原水爆禁止世界大会が被爆者とともによびかけ続けてきた「核兵器全面禁止を!」の声が、ますます多くの人々の心を捉えています。世界250の平和団体の連合が、5月に向け、「核兵器廃絶の交渉を直ちに開始」することを求めて、ニューヨークと世界の草の根で行動するようよびかけています。

 私たちは、被爆国の運動として、「核兵器のない世界を」の署名をはじめ多様な行動を発展させ、5月に向けた日本各地とニューヨークでの行動を成功させていきます。また、日本がアメリカの「核の傘」への依存をやめ、核兵器廃絶の先頭に立つこと、非核三原則と憲法9条を厳守・実行することを求め、さらに運動を前進させる決意です。

 これらの発展の上に開かれる原水爆禁止2010年世界大会は、広範な政府、公的機関、NGO、草の根運動を広く結集し、核兵器廃絶の世界の声と行動をさらに確実な流れへと発展させるでしょう。また、被爆者と世界の核被害者の声をつなぎ、世界へ、次の世代へと伝えていきます。

 日本と世界の平和を願うみなさんに、2010年世界大会への賛同と参加といまとりくまれている署名運動、5月から広島・長崎にむけて全国を歩く国民平和大行進などへのご協力をかさねて心からよびかけます。    

2010年2月12日
原水爆禁止世界大会実行委員会第65回総会

 

 

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