核兵器なくそう・世界青年のつどい2009inナガサキ開催

核兵器なくそう・世界青年のつどい準備委員会は8月7日、長崎市民会館体育館において、同つどい2009 inナガサキを行い、国内外あわせて1600人が参加しました。


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「核兵器のない世界」をアピールしながら一歩でも二歩でも一緒に歩こうと呼びかける国民平和大行進に岐阜から飛び入り参加し、広島まで歩き通した中平猛さん(22歳)、鶴田伸治さん(21歳)の開会宣言につづき、日本原水協で世界青年のつどい事務局長の前川史郎さんから主催者あいさつがありました。


核兵器なくそう・世界青年のつどい2009 in ナガサキ主催者あいさつ
事務局長・前川史郎

皆さん、こんばんは!ご紹介いただいた前川です。主催者を代表し、「つどいinヒロシマ」報告を兼ねた主催者あいさつを申し上げたいと思います。


「継承と発信」をテーマに8月5日、秋田、岡山や愛知の高校生、京都の中学生など163人が広島につどい、被爆者の大越和郎さんからお話をお聞きしました。また、「夏の書き初め」と題して、平和への想いをこのように画用紙に描いて交流しました。その場から行動に踏み出そうと原爆ドーム前で署名、折鶴宣伝を行い、30分で68人から署名をもらうことができました。


大越さんは、戦後の広島平和公園にはたくさんの碑が作られたが、占領軍の支配の中で、「原爆」という字を刻むことが許されなかったと話されました。ここ長崎にも同じことが言えます。爆心地公園には「原子爆弾落下中心地」という碑がありますが、この碑の文字の中で1文字だけ間違っているところがあります。それは「落下」の「落ちる」という文字です。原爆は人間の意思で落とされたのであり、天災ではないので、本来ならば「投下」の「投げる」という文字にするべきです。


事実を正しく伝えていくためには、体験者から話を聞くことがいちばんです。私たちが今日ここにつどい、被爆の実相を学び、交流することで、オバマ大統領も国家目標として追求することを明言した「核兵器のない世界」に向けてはじめの1歩を踏み出すきっかけとなることを期待して主催者のあいさつとします。

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▲主催者あいさつをする前川さん


長崎現地実行委員会「P-nats(「P」はPeace、「nats」はNagasaki Anti-nuclear Twenties(Teens,Thirties) Society の略)」が作成した城山小学校フィールドワーク映像を見ました。


▼P-nats作成の映像


後ろを振り返り、2階ギャラリー後方で「21万羽おりづるセレモニー」が行われ、全国から持ち寄られた千羽鶴が手すりにいっせいにかけられました。


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▲全国から持ち寄られた千羽鶴がいっせいに観覧手すりにかけられる


持ち寄った青年たちに「おりづるリポーター」が次々にインタビューしていきました。


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▲「ZERO」というタペストリーでアピールする山梨Peace eXpress09(PX)のメンバー


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▲折鶴で「ピースネット」の文字を作った和歌山の平和サークル「ピースネット」


長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄(すみてる)会長が千羽鶴を受け取り、感想と青年たちへのメッセージを語りました。


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▲青年へのメッセージを語る谷口さん


プログラムはふたたびメインステージに戻り、国内外の青年が「核兵器のない世界へ わたしの想い」と題してスピーチしました。


韓国・平和ネットワーク 李俊揆(イ・ジュンキュ)


私は複雑な気持ちで長崎の地に立っています。今現在「核兵器のない世界」へという大きな波が作り出されているその一方で、核施設の無能力化など進展を見せてきた北朝鮮の核問題がまたこう着し、2度目の核実験強行まで至ってしまったのはとても残念です。


長崎に来るたびに、爆心地公園の片隅に立てられている「朝鮮人原爆被害者慰霊碑」を見ると、つい涙が出てしまいます。戦時中、軍需工場や多くの炭鉱に強制徴用されてきた朝鮮人・韓国人の原爆被害者それぞれのヒストリーには、日韓の間、そして東アジアの悲しい歴史が凝縮されています。慰霊碑には「朝鮮民主主義人民共和国」という文言が書かれています。そういった北朝鮮が今日、核拡散の最大懸案になっているのは歴史のアイロニーです。


一般的には「韓国人は原爆のおかげで解放されたという意識が強い」と言われています。それは事実かもしれません。しかし「だから韓国人は核兵器反対意識が薄い」という結論を出してしまうのはとても恣意的です。実際に世論調査などを見れば、韓国でも多数は核兵器に反対していることがすぐわかります。ただし長崎と広島への原爆投下は、日韓の間の歴史というもうひとつの歴史のプリズムを通して認識しているのです。私たちが乗り越えなければならない、日韓両国だけでなく東アジア全体の歴史の課題であり現実の障害です。


2回にわたる北朝鮮の核実験、そして「核抑止力」へのこだわりは「核兵器のない世界」という世界史の大きな波に反する行為です。しかし、問題を解決するためには歴史を直視する必要があります。そのひとつは、北朝鮮の核問題が、植民、分断、戦争、冷戦という20世紀の朝鮮半島の歴史の文脈にその起源を持っていることです。もうひとつは、1993年から始まった「北朝鮮の核開発」を巡った交渉の進展・こう着の繰り返しの中には限界も、成果も、課題も共存してきたのです。


歴史を振りかえってみると、「北朝鮮核問題」は朝鮮半島や東アジアの歴史に基づいた視座からアプローチした時にその進展を見せてくれたのです。北朝鮮の核問題をめぐった交渉の場で、朝鮮半島の平和体制の構築、朝米の敵対的な関係の清算、日朝関係の正常化など、東アジアの冷戦構図の解体が同時に議論されなければならない理由でもあります。


しばしば聞かれたりします。北朝鮮が本当に核兵器を放棄すると思うのかと。その質問は間違いです。私たちに問われているのは、北朝鮮に核を放棄させるためには何をすべきなのかです。私たちは、特に核兵器に対しては、評論家になってはいけません。


2010年のNPT再検討会議は、オバマ大統領のプラハ演説で「核のない世界」に対しての期待が高まっているなかで迎えます。それと同時に、日本が朝鮮半島を植民地化してから100周年になります。そのような節目に至って、「危機はチャンスでもある」という言葉のように、北朝鮮核問題のこう着の打破、そして冷戦の遺産と絶縁した東アジアの新しい平和秩序のきっかけづくりという成果を出しましょう。そのきっかけは、反核・平和という理念に基づいた私たち一人ひとりの実践、何よりも冷静な頭脳と熱い心から成り立つものです。どうもありがとうございます。


アメリカ「プロポジションワン」ライアン・オランダー


私が成人にいたるまでの青年時代は、奇妙で惨めな状況に置かれていたといえます。私たちは、国家に忠誠と誇りを持つよう育てられましたが、国家の理想が現実の行動に裏打ちされていないことを知り、恥じ入るようになった世代です。


傷つき、排外的になっていた米国民の感情に付け込んだブッシュ大統領は、イラクとアフガニスタンへの攻撃に着手しました。


死者数が増大し占領が長引くなかで、私は気づきました。米国の軍事力を行使した者たちは、同胞の死についても、さらに多くの罪なきイラク人の死についても、歯止めをかける意思など持たないのではないかと。もしもいつか、不正や戦争、不平等が終結するとすれば、それは、ある政治家によるペンの素早いひと書きではなく、そのペンを動かすよう求めるさまざまな声がもたらすのだと、私は悟りました。そこでためしに反戦活動に飛び込んでみたのですが、この活動が心の中にゆっくりと浸透してきたのです。自らが指揮を取り、人びとへの力を行使する手助けができるという感覚は、非常にうれしいものでした。私は正義への情熱に燃えたぎっていました。


私はワシントンに移り、ワシントン平和センターとともに活動し始めました。平和センターにあるピースハウスを初めて訪れた日、長いあごひげの男性がピースハウスの前にいました。自分はウィリアム・トーマスだと彼は私に言いました。その男性が、私がワシントンで出会った最初の人物です。しかし、悲しいことに4日後の1月23日、トーマスは亡くなりました。


トーマスの死後、私は彼のたたかいについて学びました。彼と妻のエレン、コンセプシオンと他の仲間は、ホワイトハウス前で24時間の監視活動を28年間にわたって続けているのです! すべては核兵器廃絶のためです。私は、平和と正義のために自分が払った犠牲について疑問を持っていたのですが、人生のうちの28年間とは何と大きな献身でしょう。今まさにこうした努力が身を結びつつあるように思えます。


プロポジション・ワンは、米国の核兵器廃絶の提案ですが、下院で2人の賛同者がいます。法案の提案者のひとりは、ワシントンDC出身のエレノア・ホームズ・ノートン下院議員です。また、被爆者の前回の訪問の際、デニス・クシニチ下院議員が私たちとの会合の席で共同提案者になることを承諾しました。下院や上院、ホワイトハウスでの状況とはかかわりなく、監視を続ける人々は、核技術や核兵器の恐ろしさについて、大統領の住居を見ようと足を止める世界中の旅行者と議論を続けるでしょう。


しかし、平和と正義は、ひとりや数人が1ヵ所で一時的に行う努力によってもたらされるものではありません。さまざまな文化を持つ大勢の人びとの一致した努力が求められるのです。私は、被爆者の存在の重要性を強調したいと思います。彼らの懸命の努力やたたかいがなければ、ピースハウスの仲間が行った取り組みはすべて、その力を発揮できなかったでしょう。世界の半周分ほど遠く離れていても、こうした組織が一致してたたかいながらつくり出した調和は、米国の進歩を促進するものです。


国家に押し付けられた国境によって人々が分断される必要はないのです。そうではなく、私たちは共同して声を上げる必要があります。私たち皆が人類の普遍的条件を共有していると理解することが、恐怖を消し去る何よりの手段です。私たちの涙はすべてほおを伝って流れ落ちるし、笑いはすべての言語と文化に共通するものです。たったひとつの苦しみは、人類にとっての苦しみであり、私たちはみな団結してそれとたたかわなければなりません。そうしなければ、私たちは全員一瞬にして燃え上がることになるでしょう。


パレスチナ、スペイン、フランス、日本、アメリカ、あらゆるところで、被爆者のメッセージを携えていこうという思いに駆られています。すなわち、戦争は何ももたらさないということです。仲間であるすべての人間と連帯し、彼らの痛みを自らの痛みとして受け止めること、権力者に対し、人類のために決定を下すよう要求することが、唯一希望をもたらす道です。抵抗し、立ち上がり、テレビを壊して路上に飛び出しましょう。すべての力を人民に。


International Youth Forum - Nagasaki

Ryan Olander
USA


My youth and coming of age have been surrounded by odd and dire circumstances; a generation brought up to have faith and pride in their country only to become ashamed when its ideals had no footing in its action.


Preying upon a wounded and xenophobic American public, President Bush gave his State of the Union address in January of 2003 claiming that a deep-seated fear of nuclear annihilation may be realized by Saddam Hussein. The drums beat and the military razed Baghdad.


As the death tolls mounted and the occupation dragged on, I began to see that those who wielded American military might had no intention of ending neither the deaths of their own compatriots nor of the multitudes of innocent Iraqi citizens. I realized that if injustice, war and inequality were ever to end, it would not come from the swift stroke of a pen in a politician's hand, but from a cacophony of voices demanding that that pen move. So, I began dabbling in antiwar activism and it slowly crept into my soul. The feeling that we had control and that I could help assert the power of the people was immensely euphoric. This passion for Justice was quite consuming.


I moved to Washington, D.C. and began working with the Washington Peace Center; in the basement of the Peace House I showed up the first day to find a man with a long beard in front of the Peace House watching a beautiful yellow dog with kind eyes wander through the front yard. He told me his name was William Thomas, but to call him Thomas. He was the first person I met in DC and I thought that he would become a paternal figure for me in some capacity throughout my stay. And then, alas, four days later on January 23rd, Thomas passed on.


I learned about Thomas' struggle posthumously. He, his wife, Ellen, Concepcion, and others have sustained a 24 hour vigil at the white house everyday for 28 years! All in the name of nuclear abolition! This was incredibly inspiring to me. I had my doubts about the sacrifices that I've made for Peace and Justice, but the dedication of 28 years of one's life is quite a commitment and now seems to be the time that these efforts are coming to their apex.


Proposition 1, the proposal for nuclear abolition in the US, now has two sponsors in congress. Eleanor Holmes Norton, DC's congresswoman, is sponsoring the bill. And on the Hibakusha's last visit to America, Congressman Dennis Kucinich agreed to co-sponsor the bill upon our meeting. And many other state representatives will no doubt follow suit. Irrespective of what is happening in Congress, the Senate or the White House, the folks who keep vigil will continue discussing the horrors of nuclear technology and weapons with tourists from around the world who stop to see where the President lives.


However, Peace and Justice don't happen because of the efforts of one person or a few people in one place and time. It necessitates the concerted efforts of multitudes of peoples, with multitudes of languages and cultures. I would love to recognize the Hibakusha. Without out their hard work and struggle all the work done by the folks at the Peace House may not have rung with power it has. The harmony produced by these organizations struggling in unison half a world apart is the catalyst for the promise of progress in the US.


The multitudes need not be separated by state-imposed borders. Instead, our voices need to cry out in unison. There's no better antidote to fear than understanding that we all share the ubiquitous human condition. Our tears all stream down our cheeks, laughter knows all languages and cultures. There is only one plight; the plight for humanity and we all must struggle together or we'll all burn up in a flash.


These wild and destructive moments of my early adulthood have led me down a path; a path that rages in the face of destruction, war, injustice. Through Palestine, Spain, France, Japan, America and wherever else the ether pushes me I'll carry the message of the Hibakusha and the lessons learned at the Peace House with me; war doesn't work. Our only hope is standing in solidarity with all fellow humans and accepting their pain as our pain; pressuring those in power to make decisions for humanity. Resist, Rise up, murder your televisions, and take the streets. All power to the people.


イギリス核軍縮キャンペーン(CND) ベン・ソファ


友人のみなさん、英国の核軍縮キャンペーン(CND)より、心からのあいさつを送ります。今日この場にみなさんとともに出席でき、とても光栄です。被爆者の方々に対して敬意を表し、平和のために模範となり続けてこられたことに感謝します。


今日、私たちは世界のあらゆる場所から友人同士として集まっていますが、私たちの運動がこれだけ強力なのは、私たちのメッセージがシンプルで、結束したものだからです。つまり、世界から核兵器はなくさなければならない、広島と長崎は繰り返されてはならないというメッセージです。


イギリスの核弾頭の部品工場のある都市で育った私は、学生時代に平和運動に加わり、核兵器と、英国が巻き込まれつつあった米国主導の侵略戦争に反対しました。私が運動に参加したのは、私と同じ世代が、核兵器の脅威のない未来に生きられるようにしたかったからです。人類の資源が多数のために使われ、少数の利益に奉仕するようつくられた軍事システムに無駄に費やされたりしない未来です。


また、英国がトライデント核兵器システムに1500億ドルも拠出することに最も強く反対しているのは若者たちです。先月の世論調査によると、あらゆる年齢層で過半数が完全かつ一方的な核軍縮を望んでいますが、核兵器に最も強く反対しているのは18から24歳の年齢グループでした。この世代ははっきりと未来をもとめているのです!


最近CNDは、数千人分の請願署名を集めました。それは、トライデントの廃棄を求め、すべての国に対して核兵器の保有や開発を永久に禁止する核兵器禁止条約を支持するものでした。つい先月、ヨーロッパ最大の音楽フェスティバルで、数千人の若者が、NPT再検討会議の前に新型核兵器について決定を行うことに反対する内容の、首相あての書簡に署名しました。


友人のみなさん、NPT再検討会議に向かうなか、私たちは地球規模の核兵器廃絶で前進するよう政府に働きかける大きな機会を迎えています。真の変化が起こる見通しは、これまでのどの時代よりもおそらく大きいでしょう。米ロ交渉の成果に加えて、英国政府は(核兵器搭載のための)新型潜水艦の具体的建設作業を開始する決定を延期しました。私たち世界の平和運動には大きな責任があります。この可能性を現実に変えなければなりません。各国の人々、とりわけ青年の幅広い支持と希望があります。私たちはそれを今、政府の政治的意思に転嫁する必要があるのです。CNDは、世界の多数派を代表して私たちが力をあわせれば、勝利できると確信しています。




Youth Meeting-August 7, Nagasaki


Ben Soffa
Campaign for Nuclear Disarmament (CND)
UK



Friends, I bring you warm greetings from Britain's Campaign for Nuclear Disarmament. It is a great honour to be here with you today. We pay tribute to the Hibaksha and we thank them for their continued exemplary work for peace. Today we join together as friends from across the world, but our movement is so strong because of our simple and united message: that the world must be freed from nuclear weapons - that there must be no more Hiroshimas and no more Nagasakis!



Having grown up in a city that produced parts for British nuclear warheads, I joined the peace movement as a student - opposing both nuclear weapons and the US-led wars of aggression that Britain was becoming involved in. I joined this movement because I want our generation to have a future - a future free from the threat of nuclear weapons, where the resources of humanity are used for the benefit of the majority, not wasted on military systems built to serve the interests of a few.



And it is young people who most strongly oppose Britain spending $150bn on replacing the Trident nuclear weapons system. A poll last month showed a majority in all age groups favour complete, and unilateral, nuclear disarmament but the greatest opposition comes from those aged 18-24. This is a generation who clearly wish to have a future!



Recently, CND have been collecting thousand of signatures on a petition calling for Trident to be scrapped and also in support of a nuclear weapons convention - permanently banning any state from possessing or developing nukes. Only last month, at Europe's biggest music festival, thousands of young people signed letters to the British Prime Minister opposing making any decision on new weapons before the NPT.



Friends, as we move towards the Review Conference, we all have a huge opportunity to push our government into making progress towards the global abolition of nuclear weapons. The prospects for real change are probably better than at any other time. As well as the US/Russian talks, the British Government has just delayed the decision to begin detailed design work on new submarines. We in the global peace movement have a huge responsibility. We have to turn the possibility into the reality. The mass support and desire from the people - especially the youth of our countries - is there. Now we need to convert that into political will on the part of our governments. We in CND have confidence that working together - representing the world's majority - we can prevail.




フランス平和運動 マリー・オルセ



平和の仲間の皆さん、この非常に特別な場所に立った私は今、胸がいっぱいです。広島と長崎への原爆投下は、平和を支持する世界の人々の意識を高めるべきことです。フランスでは私たちは"ヒバクシャ"という言葉さえ知りません。「安全保障」という名のもとに、彼らはより強力で危険な武器を作り出す競争を正当化しています。



広島と長崎は、政治家たちが大量破壊兵器を使用しない保証など全くないという証です。
私はこの安全保障という考えは、自らの優位性を信じる人たちを安心させるだけの利己的なものだと思います。連帯してすべての人々の信頼と安全を守るという概念に照らして再定義されるべきです。



けれども今日、フランスではこの平和という概念は、ユートピア、昔のヒッピーの夢、抽象的概念のように思われています。暴力はあまりにありふれた出来事となり、いたる所で見られるため、もはやショックを受けるものは誰もいません。



こうした日常の暴力を目の前にして私は、戦争が本当は何を意味しているかを私たちが示さないといけないと思います。指導者たちは戦争や原爆による被害を認めず、隠そうとしています。戦争を受け入れられないものとすることで、無知は戦争を矮小化してしまうのです。ですから私たちは、いわゆる無知さを暴露しなければなりません。それがたとえ心の痛むことであったとしても、無知をくりかえさないよう現実視すべきです。



このように私は、被爆者の心を打つ証言と平和な世界を建設する役割を果たしていることに本当に感謝しています。私たちは彼らからのメッセージを若者たちに興味をおこさせ、彼らの心を開かせ、この暴力は必要ないということを理解させるために広げる必要があります。



従ってフランス平和運動の若者たちは2010年の2月に、平和の文化促進のための第4回国際会議を開催します。軍縮、特に核軍縮がそのメインテーマとなります。この世界規模の認識を考えるのに最良の方法は、お互いが顔を合わせ、それぞれの団体の実際の体験を交流し、核軍縮と市民教育、平和の文化の促進に向けた相互の、そして世界規模の青年のプロジェクトをいかに率いていくかを考えることです。



このイベントは2010年のニューヨークでのNPT再検討会議に参加する大規模なフランス代表団の計画の一部に組み込まれています。



現在の情勢からみて私たちは、再検討会議が再び核軍縮のための役割を果たすことができると考えています。



最後に、私は、オバマ大統領が打ち出した核軍縮の意欲が、私たちの期待通り連鎖反応を作り出すことを期待しています。実際、現在の世界危機のなか、2通りの反応があり得ると思います。



1つは暴力の増大につながる悲観主義、もう1つは、より良く、楽観的で公正な世界への希望です。



この2つ目の反応が、唯一の解決策となる平和の文化のための肥沃な土壌となるのです。ありがとうございました。


INTERNATIONAL YOUTH RALLY "LET US GET RID OF NUCLEAR WEAPONS!"
Nagasaki, August 2009

Marie ORSET
Le Mouvement de la Paix, France


Dear pacifist friends,


 First of all, I would like to express my deep emotion to be here, in this very special place... The Hiroshima and Nagasaki bombings should create world awareness in favour of peace. Yet, I can't help wondering why we deal so few with peace every day...

 According to me, peace is the basis of the society, it's necessary to live together. However, it seems that it doesn't mean the same thing for everybody.


 For politicians who lead our States and are responsible of the world order, war is considered as a way to reach peace while it is totally paradoxical. War is justified and accepted as a way to save the world whereas it destroys it.
In the name of "security", they justify the race for more and more powerful and dangerous weapons. Hiroshima and Nagasaki are the evidence that nothing assures us that politicians won't use weapons of mass destruction.


 I think this concept of security is egoistic because it only reassures those who believe in their superiority. It should be redefined, considering notions of confidence and the safety of everybody, in solidarity.

 But nowadays, this notion of peace appears like an abstract concept, a utopia, a dream of old hippies, lightly "has been". Violence is so trivialized that it is present everywhere and doesn't shock anybody anymore. What can we think of war pictures of burning houses and dying children which are broadcasted in news without any detachment and any piece of analysis? Those pictures are part of our daily life without any awareness of what they really mean.

 In front of this daily violence I think that some of us have to show to the others what war really is. Our leaders try to hide disasters caused by wars and atomic bombs because they don't accept it. Consequently, we have to bring the so-called ignorance out in the open because it trivializes war by making it acceptable. We have to show reality even if it can hurt. This is the way to prevent it from repeating and to build peace all around the world.

 That's why organizations like "Le Mouvement de la Paix" have to interest young people who have been raised in this society and are used to the trivialized violence, to open their mind and make them understand that violence is not necessary. Peace culture is the only future for the whole humanity.


 Consequently, young people of Le Mouvement de la Paix will organise the Fourth International Meeting of young people for the promotion of Peace culture in February 2010. Disarmament, especially nuclear ones, will be the main theme.
Peace culture goes through a better knowledge of our near as far apart neighbours and the setting up of a genuine worldwide awareness in favour of non-violence and peace values.


 In order to think about this worldwide awareness, the best way is to meet each other and to exchange about our practical associations experiences and to think about how to lead mutual and worldwide youth projects in favour of nuclear disarmament, citizenship education, peace culture promotion.


 This event fits into the scheme of a big French delegation in New York in 2010 in order to participate in the Review Conference of the NPT (Nuclear Non Proliferation Treaty). The present situation allows us to believe the Conference can once again fulfil its role for nuclear disarmament.


 To conclude, I hope that nuclear disarmament sketched out by Obama will have knock-on effects living up to our expectations. Indeed, in the present worldwide crisis, I think two reactions are possible. On the one hand, it can be pessimism which leads to an increase in violence. On the other hand, it can be the hope of a better world, optimistic and fair. This second reaction is a fertile ground for peace culture which is the only solution.


Thank you.

イタリア「Bang(核兵器禁止世代)」 ジョルジョ・アルバ



親愛なる友人のみなさん、発言する機会をいただいてありがとうございます。僕は「長崎ピースメッセンジャー」である長崎の2人の女子高生と出会い、大きな贈り物をもらいました。彼女たちは楽しみながら人々から直接署名を集めたり、被爆証言を集めたDVDを作り上げるエネルギーを持っています。このことは僕に希望を抱かせてくれます。なぜなら思いやりのある、献身的な若者たちの小さいグループでも、世界を変えられるということを僕は信じて疑わないからです。



では、僕等が生きているうちに共に何ができるでしょうか?



変化をもたらすためには人と対話し、共通点を見出すためにその人たちを理解することが大切です。人と対話するのが大切なのは支持や参加を人にお願いするときは、その人たちの時間やお金や注意をゆだねるようにお願いすることにもなるからです。



僕たちは皆、「核兵器のない世界」という共通の目標を抱くべきです。



それは人類の安全を確保する核兵器廃絶の世界です。核時代から引き継がれてきた問題を解決してきたこの世界で、国連ミレニアム開発目標や気候変動や人間による環境破壊の解決や平和に取り組む用意があり、さらに力強く取り組むつもりです。



2009年は積極的な展開が期待できる年です。2010年はNPT(核不拡散条約)再検討会議での建設的な現実で幕開けとすべきであり、これを実現させるのは僕たちの肩にかかっているのです。



皆さんには多くのことができます。つまり眼を見開き、批判的な雑誌やテレビでニュースを読み、「BANg」が出した「2009年NPT青年声明」のような心強い書類を読み、NGOのウェブサイトを見て、「核兵器廃絶の炎」のような彼らの運動の一環を捉え、自ら志願して企画のリーダーとなり、友人たちに企画を提案することです。



皆さんは世界で唯一の被爆国の若者として核実験国家の若者と特別な役割を共有しています。皆さんがすることは、ヨーロッパの若者への重要なメッセージであり、彼らを励ます重要なメッセージとなります。核兵器禁止条約を要求し、その模擬交渉に参加することができます。核兵器が僕たちの安全や環境や命を脅かす世界を引き継ぎたくはありません。



もし自分が重要な人間ではないと思っているならそれは誤りです。あなたは重要です。もし自分が無力だと思われるなら、それも誤りです。あなたの行動は、たとえ些細なものでも影響を及ぼします。もし怖いから行動を起こすべきだと思っているならそれは誤りです。恐れではなく愛が推進力です。僕らが大切だと思う人たちへの愛、国への愛、人類の歴史的、芸術的達成への愛、自然界、動物、植物、山や海への愛。



悲観論者に対してはこう答えなくてはいけません。「無関心の過ちを起こすな、物事は変えられるのだから!」 懐疑論者に対しては「僕らの行動や参加や成功で、人間の意志が何をなし得るかを示します」と答えなくてはいけません。次回NPT会議にあなたが参加することは核兵器を保有することで手に入れた権力をもって「核抑止力」、「核の傘」「核の負担共有」、「弾道弾ミサイル防衛」など抽象的な言い訳をでっち上げる人たちへのメッセージになります。僕らはこんな嘘を信じません。僕らはそんなに幼稚ではない。核兵器は僕らをより安全にするのではなく、より危険にするのだと訴えます。



そして僕らは1人ではありません! 科学者、意思、教師、政治家、軍事指導者、政府、活動家、そして一般市民もまた、「核兵器のない世界」という考えを支持しています。心の奥に燃える共通の願いによって結ばれた僕ら、今日の世界の若者は、必ず核兵器を禁止する世代になるでしょう。



僕らはあなたが行動するお手伝いをします。核兵器の入る余地のない、より平和で安全な未来のためのたたかいに参加してください! この世代が共に達成し得ることを世界に示しましょう!



We will have a nuclear weapons free world
Speech by Giorgio Alba (Italy)
BANg & Archivio Disarmo



 Dear friends, thank you for this opportunity to speak.



 I joined the movement for abolition of nuclear weapons in 2005, after my first meeting with a group of Hibakusha. At that time I realized that this is not a game, it is a reality.



 Nuclear weapons and their effects are real, so my and our ordinary life is affected. I arrived here with the idea that in the past less people than were needed have raised their voice for nuclear disarmament. Some youth are active, but many believe that they can't influence governments. I had doubts that we will see a nuclear weapons free world in our lifetime.



 But two girls from a Nagasaki High School, that I met in Hiroshima, the "Nagasaki Peace Messengers", gave me a big sign: they have joy and energy to collect with their friends signatures face-to-face and to create a DVD featuring the Hibakusha testimonies. This offers me hope because I have no doubt that even a small group of thoughtful, committed youth can change the world. So imagine what we can do all together.



 The year 2009 is a time of positive promises. The year 2010 must begin with positive facts at the NPT Review Conference. It's up to us to make this come true. As youth of the only atomic bombed country in the world, you share with the youth of nuclear testing countries a special role. What you do will be an important message to the European youth, to encourage them. You can do many things: visit NGOs websites, get part of their campaigns, join us in New York for the NPT.



 Don't think you are not important, because you are. Don't think you are powerless, because your actions can make the difference. And don't act just because you are scared, that's a mistake: not fear is our driving force but love. Love for those we care about, love for our countries, love for the natural world.



 From the past we must keep memories and testimonies of the Hibakusha to find strength and motivation. It is an outrage to the deaths of the past that we are still in the present situation. Whether these deaths were for a new hope or they were for nothing, it is you and us who give them their meaning, taking action to ensure that it never happen again.
I appeal to you. Too often we had to hear that "young people don't care", too often we had to hear that "it is a complicated and an adult's business". I am a young person and I do care about what this world and its future are like, how it is run and what decisions are made. Do you?



 Your participation at the next NPT Conference must be the message to the people that are against a nuclear weapons free world. We will make clear that nuclear weapons decrease our security. We are not alone! Scientists, teachers, political and military leaders, governments, activists and ordinary citizens are also supporting the construction of a nuclear weapons free world!



 We, the youth of the world of today, united by this common innermost wish, are the generation that will ban nuclear weapons by 2020!




ニュージーランド・アオテアロア平和協議会 アカネ・サンドム



みなさん、こんにちは。私は世界大会と青年のつどいに出るのは初めてです。そして広島と長崎に来るのも初めてです。本当に64年前にこの2つの街に原爆が落とされたって思えないくらいキレイな街ですね。



この世界大会に出て聞いたことのないヒバクシャの話を聞けて本当にありがたく思っています。



ヒバクシャたちの話を聞いて、本当に感動しました。



ですので、このヒバクシャたちの話やこの世界大会で学んだことをニュージーランドの青年たちにも伝えて、みんなで核兵器をなくすために頑張りたいと思っています。ありがとうございました。



つづいて国内の青年からの発言です。




埼玉高校生平和ゼミナール・折原悠子



埼玉高校生平和ゼミナールです!平ゼミでは、「楽しく学ぶ」をモットーに自分たちの学びたいことを幅広く学んでいます。



私たちは何をすべきか...?



被爆者の平均年齢が高くなる中で、私たちは被爆者と直接話せる最後の世代です。私たちは次の世代に原爆をはじめとする核兵器の恐ろしさを伝えるバトンなのです。そのためには証言の証言をできるように準備をしておくことが必要です。



いま、平和の尊さは教科書だけでは学びきれません。若い私たちだからこそ、知らない事実や知識がたくさんあります。知らないのは恥ずかしいことではありません。自分が知らないという状態を知らないことが恥ずかしいのです。まずは自分を知り、見たり聞いたり触れることで視野を広げ、自分なりに吸収することが大切です。そして自分なりに考え、



周りの友達や次の世代へ伝えるのが私たちの役割だと思います。



平和ゼミでは署名活動にも力を入れています!昨年の夏の広島がキッカケで始めた署名活動は、私たちでも気軽にできるので始めました。高校生でもわかりやすいように、独自にアレンジした署名用紙を使って、駅前や教室などで署名活動をしています。少しずつ集めた署名は1900筆を超えました!目標の2010筆までもう目前です!



世界中で核廃絶の動きがある中で、私たちは今動かずにいつ動くのでしょうか? 今がチャンスです!



身近なことから1歩ずつ、若者の力強さで核廃絶のうねりを大きくしていきましょう!




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▲埼玉高校生平和ゼミナールのメンバー




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▲手作りの署名を紹介する折原悠子さん




東京大学大学院生・今中政輝



東京大学大学院の今中です。今日は私の核兵器廃絶への思いを話します。 私は幼稚園に入る前から研究者になりたいと思ってたのですが、中学3年くらいから、世界の飢餓や貧困、あるいは戦争といった問題を意識するようになりました。そして、自然科学は人間の可能性を広げる、それで生産技術を発達させインフラを整備していけば、貧困や戦争はなくせる、そう思って核融合の研究を志すようになりました。「科学は人を幸せにする」それは私の夢を支える信念でした。



しかし、そんな私にとって、核兵器の存在は自分の信念に強くNo!をつきつける存在でした。純粋な理論物理学の発展が核兵器製造の可能性を生み出し、核兵器によって一瞬にして広島・長崎の街は破壊され、今も多くの人たちの身体と心を蝕んでいる。そのことを意識した高校3年の私は、深く悩むようになりました。



そんな私に希望を与えたのは、核兵器を戦後ずっと使わせずにきた、力強い運動を知ったことです。そして核兵器廃絶に取り組む多くの人々の存在を知ったことです。核兵器は最強の破壊力を持つ兵器ですが、核兵器は人々の世論によって使わせないこと、廃絶することができることを、私は学びました。核廃絶の声をあげ続けている人がたくさんいるから、私は希望を持つことができる、ならば私もその一員になろう、その人たちと共に生きて、核兵器の廃絶を、そして本当に科学が人を幸せにする社会を実現しよう、それが私の原点です。だから私は勇気を持って、これからも核廃絶の声をあげ続けたいと思います。ありがとうございました。




高知・ピースパイオニアーズ・門馬一平



ピースパイオニアーズとは、2002年から原水爆禁止世界大会に向けて立ち上げた青年の実行委員会です。昨年は絵本を作り、県内の図書館に寄贈し、全国でも100冊ほど普及させました。



<絵本>
青年が戦争の悲惨さについて知り学ぶ機会が少なくなっていると感じている中、高知の被爆者・故上杉卓助さんの原爆症認定訴訟を知りました。私たち青年がこういった事実や被爆者の平和への思いを何らかの形にして、多くの人へ伝えたいと思い、絵本を製作しました。また絵本を作るだけでなく裁判にも足を運び、認定訴訟の支援に関われたのは大きな経験でした。



<今年の活動...七夕宣伝>
七夕には高知大学で、学生たちに世界大会へ届ける平和のメッセージを書いてもらいました。この活動は、たくさんの人に活動を知ってもらい共感してもらいたいと思い企画しました。同年代の人たちに平和についてどう思っているかを聞くことができ、平和への意識を高めることができました。



<今後>
今年も被爆者を支援し、平和への思いがたくさん詰まった絵本作りを引き継ぎ、さらに良いものにしていきたいと考えています。また、今年の9月21日~23日はピースエッグが高知であります。



高知らしさを考えながら、高知の被爆者の話や核廃絶運動も辿り今の情勢に展望と確信を持てるような取り組みにできるよう頑張っています。



そうした一つひとつの取り組みを積み上げて、原爆で苦しむ人が二度と生まれないように核兵器をなくす運動を広げていきたいと思います。




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▲絵本『おじいちゃんのパイナップル』を紹介する高知の平和サークル「ピースパイオニアーズ」のメンバー




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▲今年9月21日から23日まで高知で青年平和学校「ピースエッグ」が開催されます




東京民医連・奈良 遥



私は、民医連の病院で看護師として働いています。



今回世界大会への参加を機に戦争や平和について本を読んだり、話を聴くきっかけが増えました。その中で感じたのは、「自分は戦争について何も知らない」ということでした。学校で学んだことも、年号や単語といった表面的なものばかりで、実際に戦争がどのようなものであったか知りませんでした。



7月に民青で「医療人として核兵器廃絶を考える」という企画を行い、広島で被爆した方と民医連で原爆症患者の医療に取り組んできた精神科の先生の話を聴きました。父や同級生を亡くした辛い体験とは対照的に、核をなくすために次世代の心の中にいつまでも生き残りたいと明るく話す姿が印象的でした。被爆者の中には、体の不調により仕事に就けなかったり、周囲からの差別や子どもへの被爆の影響を恐れて、家庭を築かなかった人もいるといいます。



病院の患者さんにも当時を体験した多くの世代が残っており、戦争の爪あとはまだまだ遠い過去のものではないと実感させられます。今を生きる、私たちができること。過去の事実を知り、伝えること。悲惨な戦争を二度と繰り返さないこと。それが戦争を体験した世代や、物言えずに命を奪われた人たちの願いなのではないでしょうか。



私は人の命を守るために働く医療者でもあります。人の命を守るためには、核兵器はこの世界に必要ありません。核のない平和な社会があってこそ、初めて人の命を守る医療は成立するのではと思います。みんなで平和をつくり、広めていきたいです。




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▲民医連の仲間と発言する東京民医連の奈良遥さん




京都保育士・松浦悠実



京都で保育士をしている松浦です。私の中での戦争のイメージは、今も昔も変わらずとにかく怖いものです。小学校の平和学習で戦争のアニメやドキュメンタリーを見る時間も、私は恐くて、大嫌いで、ほとんど目をつぶっていました。そんな私が、きちんと見ることや聞くことをしようと思ったのは、早乙女勝元さんに東京大空襲のお話を聞かせてもらってからです。戦争を知らない若者が受け継いで語ってほしいと言っておられたことに衝撃を受けました。私は、現実に起こっていることに目を背けない自分でありたい、真実を伝える自分でありたいと思い、それ以来、戦争体験を聞く企画や折り鶴宣伝などにとりくんできました。



私は子どもたちの笑顔を守れる保育士でありたいと思っています。原爆が落とされた当時の子どもたちも、いっぱいやりたいことがあったやろうに、未来があったやろうに、まだなんぼでも生きられたやろうに、一瞬にして原爆によって命を奪われた。そんなことが二度とあったらあかんと思います。子どもたちが核兵器や戦争におびえて生きてほしくないと思います。


 
「1人ひとりは微力であっても、無力じゃない」。この言葉はいつも私を勇気づけてくれるし、だからこそ1人でやるんやなくて、仲間をもっと増やしたいと思います。今日、この会場には本当にたくさんの青年が集まっています。自分もここで見ていてびっくりしてます。でも、こんだけいるならできるやん!ここにいるみんなが仲間をもっとひろげたら核兵器なくせるやん!って思います。みんなでがんばっていきましょう。




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▲福祉保育労の仲間とスピーチする松浦悠実さん



最後に「P-nats」の川口幸江さんが「核兵器なくそう・世界青年のつどい2009 in ナガサキアピール」を読み上げて提案し、満場の拍手で確認されました。




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▲アピールを読み上げる「P-nats」の川口幸江さん



核兵器なくそう・世界青年のつどい2009 in ナガサキアピール




2010年を節目に、私たちが核兵器のない世界を実現する世代になろう!



広島・長崎に原爆が投下されてから65年目を迎える今年、核兵器のない世界を実現する大きなチャンスを、私たちは迎えています。オバマ大統領が、米国が「核兵器のない世界」を国家目標として追求することを明言し、ロシアのメドヴェージェフ大統領もその目標の共有を明確にしました。核保有国も含め、今や核兵器廃絶は圧倒的な世界の流れです。



このような中で、来年5月にNPT(核不拡散条約)再検討会議がニューヨークで開かれます。これにあわせて、世界中から反核平和団体が集まり、統一行動を行います。原水協も参加する国際的な反核ネットワーク、廃絶2000の支援を受けて、「核兵器なくそう・世界青年のつどいinニューヨーク」も開催されます。



来年の再検討会議は、草の根の運動で「核兵器なくそう」の世論を強め、国際政治の場にそれを突きつけるまたとない機会なのです。



それでは、こういう下で核兵器のない世界を目指す運動を担い、また、そのような世界を実現するのはいったい誰でしょうか。



私たちは、その中心が青年であると訴えたい。私たち青年は、被ばく体験を聞くことができる最後の世代です。しかし同時に、私たちは核兵器のない世界を実現でき、そのような世界を中心になって担っていける最初の世代になる可能性が大いにあるのではないでしょうか。



その可能性を現実にするためにも、2010年の再検討会議に向けて、なんとしても100万筆の「核兵器のない世界を」国際署名を集め、ニューヨークに持っていきましょう。引き続き、6・9行動や原爆展、被ばく者の話を聞く会、核兵器やそれをめぐる国際情勢の学習などに取り組みましょう。これらの運動を大いに盛り上げ、その成果を来年のニューヨークに持ち寄ろうではありませんか。



私たちは、人類と共存できない核兵器を、自分たちの未来に残したくありません。自分たちの子や孫の世代にも残したくありません。核兵器の脅威に脅かされず、これ以上被ばく者を生み出すことのない世界を作りたいのです。その決意をもって、核兵器のない世界を実現する世代となるべく、ともにがんばりましょう。
以上




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▲フィナーレは全員で「つどいinニューヨーク」に向けたテーマソング「歩いてゆこう」を合唱




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▲ステージの下も埋め尽くしました

このブログ記事について

このページは、Maekawaが2009年8月 7日 22:59に書いたブログ記事です。

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