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お知らせ

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放射能汚染の根絶を
被災者励ます「いわさきちひろカレンダー」

日本原水協は11月23~24日、東日本大震災・東電福島第一原発事故の被災支援として、いわさきちひろカレンダーを福島県浜通りの仮設住宅に届けました。震災・原発事故から5年が近づくなか、被災者をはげまし放射能被害根絶への決意を新たにしました。日本原水協、神奈川県原水協、千葉県原水協、福島県原水協、JMIUから7人が参加しました。



上下とも、相馬市・大野台の仮設住宅にて、浪江町から避難されてきたみなさんと(11月24日)

原発事故と放射能汚染への怒り

23日、福島県浜通りに入った一行は、東京電力福島第一原発から20キロ圏内を視察後、相馬市の大野台にある仮設住宅を訪問し、住民にいわさきちひろカレンダーを贈呈しました。

この仮設住宅に住んでいるのは、飯舘村に住んでいたみなさんでした。80歳の男性は、「地震に遭ったわけでも、津波で家を流されたわけでもないのに、原発事故のせいでふるさとに帰れなくなった」と語りました。「放射能のせいで、野菜もつくれない、しいたけの原木など木材も出荷できない。飯舘村は原発の恩恵を受けずに、『日本一美しい村』だったのに、あと2~30年は帰れない」と、無念の心の内を訴えました。

今回のカレンダー贈呈の窓口となっていただいた、日本共産党ボランティアセンターの宮前さんは、「仮設住宅は市街地から離れたところにあるにもかかわらず、住民は車など自前の交通手段を持たない高齢者の方が多い。復興も、阪神・淡路大震災とくらべて遅すぎる。復興住宅は南相馬市内でわずかしか建っていない」と実態を告発しました。

「やさしい絵ですね」
―住民の心を癒すちひろカレンダー

「子どもたちに核兵器のない平和な世界を」と訴えるちひろカレンダーは、避難住民に歓迎されました。

「うちには貼れるところなんてないから」とはじめは固辞していた女性に、一枚一枚カレンダーの絵を見せたところ、「ちひろさんの絵なら知っているよ。優しい絵ですよね」と、快く受け取ってくれました。

被災地カレンダー贈呈は4年目ですが、いわさきちひろカレンダーのことを「中学校でもらいましたが、今年ももらえて嬉しいです」と、知っている方もいました。

被災地カレンダー募金にご協力を


南相馬市・福島第一原発から20キロ圏内にある津波の被害を受けた小学校(1123日)

今年初めての福島への被災地カレンダー贈呈では、震災・原発事故から4年以上経った今も復興が進んでいないこと、事故で帰還困難とされた地域に戻れる見込が全くないこと、これらの事態に政府や東電が全く責任を果たそうとしていないことが明らかになりました。

冒頭の80歳の男性は、「東電から賠償金はもらえるけれども、生業をうばわれ、避難しつづければならない精神的ストレスの方が大きい」と語りました。原発事故被災者のみなさんにとって、いわさきちひろカレンダーは安らぎを与える存在となっています。

避難住民のみなさんに、原水協訪問団が「わたしたちは核兵器廃絶にとりくんでいる団体です。放射能被害にとりくむ団体として、原発事故で避難している飯舘村のみなさんにカレンダーをお届けにあがりました」と紹介すると対話がはずみました。愛と平和をねがって描かれたいわさきちひろの絵には、困難を強いられた人々の心を癒す力があります。

ぜひ、今年も、いわさきちひろカレンダー被災地募金にご協力ください。東日本大震災・東電福島第一原発事故被災者の救援へ、力を尽くしましょう。

●募金先(※個人1口1,000円、団体1口20,000円)
 郵便振替口座(00110-9-1780 原水爆禁止日本協議会)「被災地カレンダー」と明記して下さい。※郵便振替の「控え」を領収書に代えさせていただきます。
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