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原水爆禁止世界大会

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【原水爆禁止2014年世界大会】長崎からすべての国の政府への手紙

原水爆禁止2014年世界大会-長崎決議

 

長崎からすべての国の政府への手紙

 

私たちは被爆地長崎から、すべての国の政府、とりわけ核保有国の政府が、ただちに「核兵器のない世界」の実現に足を踏み出すことを訴えます。

 

194589日、アメリカ軍によって投下された一発の原子爆弾によって、24万人の市民が暮らしていた長崎は廃墟と化し、その年の末までに74千人が命を奪われました。生き残った被爆者は今もなお、放射線による白血病やがん、深い心の傷に苦しめられ、その子孫も健康への不安にさいなまれています。

 

このような惨劇を、世界のいかなる地にも繰り返させてはなりません。核兵器はいかなる状況においても使用されてはならない残虐な兵器です。核兵器はけっして人間と共存でません。このような兵器を「抑止力」として維持することは、政治的にも、道義的にも、けっして認められません。だからこそ国際政治の場でも、核兵器の非人道性を告発し、その廃絶を求める声が広がっているのです。

私たちは、今年12月にウィーンで開催される第回「核兵器の人道的影響に関する国際会議」がこれまでの成果を受けつぎ、大きな成功をおさめることを期待するものです。

 

被爆者の平均年齢は79歳をこえています。核軍縮の交渉は核不拡散条約(NPT)が定める義務であり、「核兵器のない世界」の達成は2010NPT再検討会議の合意です。この実行を、これ以上怠ることは許されません。

私たちは、国連総会で分の以上の賛成で決議されているように、核兵器禁止条約、すなわち核兵器を全面的に禁止し、廃絶する条約の交渉を直ちに開始することを要求します。

2015NPT再検討会議は、「核兵器のない世界」の達成という合意を実現する決定的な機会とならねばなりません。私たちは、あなた方の誠実な努力を強く要請するものです。

 

被爆国である日本はまた、憲法9条の不戦の誓いを掲げる国でもあります。私たちは、わが国を再び「戦争する国」とする企みに断固として反対するとともに、わが国が「核の傘」から脱却し、被爆国にふさわしい役割を果たすことを求めています。

 

被爆70年にむけて、あなた方が、被爆者と被爆国の市民社会の声に応え、誠実に行動されることを心より訴えるものです。

 

 長崎を最後の被爆地とするために

 

201489

原水爆禁止2014年世界大会-長崎



 
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