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原水爆禁止世界大会

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【2014年世界大会】海外からのメッセージ

ジェラルド・オブライエン

アオテアロア・ニュージーランド平和評議会 名誉議長

ニュージーランド

 

 

原水爆禁止2014年世界大会へのメッセージ

 

みなさんの素晴らしい会議の開催が迫った今、私たちは非核ニュージーランドと原水協との緊密で非常に実り多い関係を、永久に続くであろう感謝の気持ちとともに振り返っています。この関係の影響は広がり、今ではニュージーランドの生活の一部となり、全政党が採択している非核法の成立と維持にまで発展しました。また、その動機は何年にもわたりニュージーランド歴代首相がこの世界大会へのメッセージで称えてきました。

 

わが国の首都の植物園には日本原水協から式典をつうじて贈られた広島・長崎の「原爆の火」が燃え続け、被爆した旧広島市庁舎の一部であった「広島の石」が置かれています。これらは毎年、核兵器を拒否し、非難する私たちの決意のシンボルとして、また19458月の暗黒の日に広島と長崎でおこなわれた無用の人道にたいする犯罪による罪のない何十万人の犠牲者の魂に敬意を表するシンボルとして記念行事の中心となっています。

 

ニュージーランドでは9月に総選挙が実施されます。進歩的な人々は、任期切れの右派政権を退陣させ、政権交代をめざしています。現政権はかつてのANZUS同盟に沿うよう政策を変えてきましたが、中国がニュージーランドの第三の貿易相手国となった今、政策変更で困難に直面しているからです。

 

暴力が広がる今日の世界で、世界に平和をもたらし維持するためにつくられた国際機関は、主要国の経済的、一般的利益の促進のため脇に追いやられ、無視されています。将来も平和と文明進歩の発展を保障するには、人間の欲求を歪めようとする者たちの責任追及が必要です。

 

ニュージーランドの平和運動は、日本国民の平和憲法第9条を守るたたかいを、歴史的に極めて重要な文書を守る偉大な手本として、人類の王冠に輝く宝石として憲法9条を擁護する人々と手を結びます。

 

この世界大会に向けて行進した若い平和行進者に見られるように、幸運なことに今日の世界の若者たちは、世界平和の構築に向けて高まる献身のお手本となっています。かれらは自由市場主義公共資産の略奪を説く哲学者やそれを実践する者たちのペテンを認識しているばかりでなく、利害関係者が仕掛ける侵略戦争の道徳性にたいして疑いをもっています。ファシズムの害悪と敗北を身をもって経験した先輩たちの豊富な経験から学ぶ若い人々にたいし、死の新兵器の市場を常に作り出している勢力に対峙するために、組織を作って行動するようもっと働きかけなければなりません。

 

来るべきNPT再検討会議は、各国にこれまでの核兵器廃絶の誓約を順守するよう求める場にしなければなりません。最初の核兵器犯罪からこれまで外交を支配してきた欺瞞的な言葉や行動を暴露し、それが実は「逃げ口上」であったことを明らかにし、各国の責任を問わねばなりません。

 

今日の世界は様々な災害に見舞われていますが、この世界大会は何年にもわたり平和と社会正義を求める人類の要求を満たす道を一貫して示してきました。それを導いたのは平和の大義に心身ともに捧げた被爆者の皆さんです。私たちは被爆者の皆さんとともに、そして被爆者の皆さんのために活動できることを大きな特権であると感じ、決してこのたたかいから身を引かないと誓ってきました。私たちの変わることのない希望は、世界に知恵を授け続けることです。

 

ノーモアヒロシマ

 

ノーモアナガサキ

 

すべての被爆者に正義を。

 

先に逝った人々へ敬意を表します。かれらの記憶に勝利をもって報いましょう。

 
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