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お知らせ

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被爆者・山口仙二さんの逝去にあたって

 本年7月6日、被爆者の山口仙二さんが82歳で永眠されました。8日の葬儀で、高草木博日本原水協代表理事が読み上げた弔辞を紹介します。


2006年8月9日、原水爆禁止2006年世界大会―長崎・全体総会の壇上にて。右が山口さん

弔辞

 仙二さん、あなたは人類がふたたび長崎や広島の悲劇を見ることがないよう、人生を捧げ続けてきました。そのあなたが、その日を見ることなく他界されたことが本当に残念です。

  一九五五年八月の第一回原水爆禁止世界大会以来、あなたはいつも原水爆禁止運動、世界大会とともにありました。最後の大会出席の機会となった二〇〇六年に はあなたは市民会館体育館に設けられた舞台に這うようにして上り、マイクを握って核兵器とたたかいつづけるようわかものたちに呼びかけました。

 二〇一〇年八月六日、国連の潘基文事務総長は広島で、同年五月のNPT再検討会議での「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」との合意を想起し、被爆七五周年の二〇二〇年には核兵器全面禁止を達成し、核兵器のない世界を被爆者とともに祝おうとよびかけました。

 その実現の力は、仙二さん、あなたが教え続けたように世界の草の根の人々の決意と行動にあります。

 今年もまた、八月七日から九日までここ、長崎で原水爆禁止二〇一三年世界大会が開催されます。そこには被爆者のみなさんをはじめ、草の根で活動する市民から国連や非核・非同盟の国々の代表まで、世界の人びとがあつまり、核兵器廃絶の決意を新たにします。

  そこには、もはや山口仙二さんの姿はありません。しかし、あなたの志と原水爆禁止運動にかけた思いは、つねに私たちとともにあります。原水爆禁止運動、そ して世界の反核平和運動はあなたが蒔いた種を育て、前進し、核兵器のない世界を必ず実現します。その時、人々はあなたのことを思い出すに違いありません。 68年のたたかいありがとう。どうか安らかにお休みください。

             二〇一三年七月

             原水爆禁止世界大会実行委員会・運営委員会代表

             原水爆禁止日本協議会代表理事 高草木博


 
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