【千葉】久間暴言 首相の任命責任が重大 被爆者ら駅前で抗議
原水爆禁止千葉県協議会や県内の被爆者らが6日、核兵器廃絶を求める恒例の「6・9行動」とともに、久間章生前防衛相の原爆投下容認発言に対する抗議の座り込み宣伝を、JR千葉駅前でおこないました。
現在、千葉地裁でたたかっている原爆症認定訴訟(7人)の原告が、「抗議」の横断幕を掲げてブルーシートに座り込みました。9団体から23人が参加しました。
久間氏の発言に、「腹が立って、腹が立って」という大本竜敬さん(77)は、中学3年のとき広島で被爆しました。爆心地から4.5キロの工場内にいたため助かったといいます。「後輩の1年生は約320人が全滅した。それでも『しょうがない』ということか。こういう人物を要職に任命した安倍首相はあまりにひどい」と語りました。
原爆症認定訴訟の原告の一人、浅井三郎さん(75)は、「これが安倍内閣の『戦後体制の見直し』です。これに集団的自衛権を組み合わせたら戦前の日本です」といいます。「かつて『戦争は悪くない。勝つことはいいことだ』とマインドコントロールされた。こうした発言を許したら同じことになる」
70歳の被爆者の男性は、「日本が戦争をきちんと反省していないことの表れだ」と一喝しました。「いまだに『従軍慰安婦』を否定するのも同じ。国際的な裁判で犯罪とされた戦争の反省が必要だ」と話しました。
「すみやかな核兵器廃絶」を求める署名や訴訟の支援を求める署名などに、97人が署名しました。カンパは1万円近く寄せられました。
署名した男性(35)は、「あの発言はだめ。教育上、悪い。戦争や原爆はいけない、というしっかりとした教育をしないと」と話しました。