「非核日本宣言のよびかけ」への共同提唱と支持・賛同を広げる全国的な運動が4月26日から始まりました。この運動は、すでに国会でも決議されている「核兵器廃絶の提唱」と「非核三原則」の二つの内容を日本政府の原則的立場としてあらためて内外で宣言し、各国政府に通告するよう求めるものです。日本原水協代表理事の沢田昭二(被爆者、名古屋大学名誉教授)と非核の政府を求める会常任世話人の中嶋篤之助(元中央大学教授)の両氏が発起人となり、原水爆禁止運動に関わってきた団体や個人によびかけられ、共同提唱の形で進められます。
よびかけ、メッセージ、第1次分の共同提唱者と賛同者(4月27日現在)を紹介します。
非核日本宣言のよびかけ
核兵器のない世界を実現するために、いま国内外で大きな努力が求められています。
2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、今年4月には新たな準備が開始されようとしています。
2000年5月、核保有五カ国政府は「自国の核兵器の完全廃絶」を「明確な約束」として受け入れ、世界は核兵器廃絶の希望をもって新たな世紀を迎えました。しかし、それ以後7年を経たいまも、「約束」実行の道筋はついていません。いまなお世界には膨大な核兵器が維持・配備され、核使用を示唆する発言さえくりかえされています。新世代の核兵器開発がおこなわれる一方、北朝鮮の核実験にみられるように拡散の危険も現実のものとなっています。
こうした状況を打開するために、日本政府にはヒロシマ・ナガサキを体験した国として、核兵器の廃絶の努力を世界によびかけ、促進する強い義務があります。
また、その努力を実らせるためには、みずからも証として「核兵器をもたず、つくらず、持ち込まさず」の非核三原則を遵守し、世界に範を示さなければなりません。
私たちは、日本政府が、「核兵器廃絶の提唱・促進」と「非核三原則の厳守」をあらためて国連総会や日本の国会など内外で宣言し、非核日本宣言として各国政府に通知し、核兵器のない世界のための共同の努力を呼びかけるよう求めるものです。
2007年4月27日
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