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原水協(原水爆禁止日本協議会)
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機関会議の決定書類/談話/声明

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要請ブッシュ米大統領の訪日にあたっての要請

2005年11月15日
原水爆禁止日本協議会

米国大統領ジョージ・W・ブッシュ殿

 アジア諸国歴訪に伴うあなたの日本訪問に当たり、私たちは、世界で唯一の被爆体験を持つ日本の平和運動として、以下のことを要請します。

 1、世界の平和と安全は、2003年3月、あなた方が偽りの情報に基づき、世界中の反対を無視して強行したイラク攻撃と、その後の占領と軍事行動によって大きく損なわれました。この状態はいまも続いており、世界の人びとを憂慮させています。
 私たちは、あなたがまずこの誤りを認め、イラクでの軍事行動をただちに停止し、イラク国民の主権を尊重し、米軍および同盟軍を速やかに撤退させるよう要求します。また、他の国をこの犯罪的行動の共犯に仕立てる派兵の圧力はただちにやめるべきです。

 2、さらに、あなたが大統領になって以降、米国は、みずからが同意した核兵器廃絶の「明確な約束」を反故にし、核軍縮と核不拡散の努力を妨げ続けています。既存の核大国が、みずからの核に固執する限り、やがては他の国がこれに続くことは避けらません。さらにあなた方は、他国に対して軍事行動を行うたびに、「あらゆる選択肢」を行使するとして、核使用脅迫をくり返しています。米国が世界の安全を考えているというなら、なによりもあなた方自身が核兵器廃絶の「明確な約束」をまもり、核兵器全面禁止にただちに着手すべきです。

 3、最後に、私たちは、戦争を放棄し、その証として戦力の保持と交戦権を放棄した日本国憲法第9条と、日本国会が決議した核兵器を「持たず、作らず、持ち込まさず」の非核三原則を厳格に尊重することを要求します。イラク問題を見ても朝鮮半島の非核化を見ても、いまや、非核・平和の原則こそが国際紛争の唯一の解決方向であることはきわめて明確になっています。これこそが、日本国憲法や非核三原則が体現しているものです。
 私たちは、そのために米国政府が日本に対する憲法改悪の圧力を止めること、また、現在行われている在日米軍基地の再編強化や横須賀の原子力空母母港化、核攻撃能力を持つ艦船の相次ぐ入港をはじめ、「先制攻撃」の戦争に日本を駆り立て、日本全土をそのための基地にするいっさいの動きを止めるよう強く要求するものです。

以上



 
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