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ルイス・アルフォンソ・デアルバ大使の発言
ニューヨーク、2005年10月3日

議長、

わが代表団を代表して、第一委員会の議長へのあなたの就任に祝意をおくりたい。委員会開会中、私たちがあなたの努力を全面的に支持することをお約束する。

国連総会は、国連で最も民主的で代表性の高い機関であり、ここに集まった国々は総会の最大限の活性化を促進するべきである。昨年我々は第一委員会の時間と資金をより効率的に活用する改革で合意した。我々はまた、より生産的な討論――集中し率直なものだ――門戸を開いている。(われわれはまた、集中し率直なより生産的な討論に門戸を開いている)。しかし、より効率よくなるというだけでなく、特に、効果的になるために、なされるべきことはまだ多くある。

われわれの運営方法の老朽化を認識することは改革の第一段階にすぎない。冷戦時代に発達した交渉パターンをやめることは、第二段階だろう。大国間のこれまでの不一致は、価値観と基本的目的を共有する国々の間で続いてきた。その価値観と目的は極端な立場を許容し、麻痺している軍縮多国間事項において優勢を続けている国連加盟国の大多数が共有しないものである。

平和と国際的安全保障に対する脅威が成長する一方、比例して多国間の信頼が減少しているようだ。かつてなく効果的にそれら脅威に立ち向かう必要があるときにさえである。

議長

メキシコは、核軍縮が選択肢でなく法的義務であることを確信する。それが、2005年核兵器不拡散条約再検討会議の失敗、また同じく、勧告を出すことを前もって排除された軍縮と不拡散についての国連総会の高いレベルのセグメントで合意の欠如、を遺憾とする理由である。このように貴重な機会が失われた。

これらの失敗は、軍縮の組織機構が長期に直面してきた問題を付け加えた。とくに軍縮会議の過度の行き詰まりと、フォーラムの作業計画の採択阻止を続けるためのコンセンサスルールの悪用であった。これが、われわれが会議の課題を前進させるために代わりのやり方を探求するのに好機と考える理由である。

メキシコは、すべての面における核軍縮と不拡散への明確な意思表示を確かにし、核兵器の完全的かつ最終的廃絶への努力の継続が不可欠と考える。残念ながら、21世紀の世界は、六十年前同様、核の脅威と条約が遵守されないもとで続いている。

1945年に、われわれは核戦争の支離滅裂と広島長崎での破壊的結果を目の当たりにした。この凄惨な大虐殺は、倫理的自制心、とくに核軍縮と核不拡散の重要性における普遍性を生み出した。しかし今日、想像もつかない破壊的可能性をもって三万を超える核弾頭が存在している。ましてなおさら対非核保有国を含む安全保障戦略の重要な要素として核の選択が維持されてきた。なお最悪なことにそのような兵器はいまだ開発されている。

このことは核兵器の削減と最終的廃絶の緊急性、核兵器使用を禁じる手段をとる緊急性の主張をますます必要とする理由である。メキシコは、不拡散唯一の方法は存在させないことであり、一方で非国家主体の手に落ちる可能性がある大量破壊兵器の貯蔵があると、確信する。

ブラジル、エジプト、アイルランド、ニュージーランド、スウェーデン、南アフリカとともに、我々は、偶発的または意図的に核兵器を使用することなしに核兵器を貯蔵できるという考えは幻想であると、組織的に拒否した。われわれは、唯一の受諾可能な保障は核兵器の完全廃絶であると信じる

われわれはまた、2000年に採用された核軍縮についての13の実践的方法も核保有国の明確な約束も、今日完全に有効であると主張する

議長

メキシコは、九月十九日北京での六者協議の枠組みにおいて6者が核兵器のない朝鮮半島という目的へ向かって前進する信頼醸成措置を合意したことによって到達した一致点を楽観視している。

他方で、メキシコはNPTの精神と矛盾するいくつかの行動を懸念する。われわれは、イラン・イスラム共和刻を含むNPT加盟国が核エネルギーの平和利用について明らかな保障を核保障措置に従って提示する重要性を強調する。われわれはまた、IAEAの枠内で解決できる問題ならば政治のことに触れるのを避ける必要を強調する。メキシコはまたインドと米国の民生目的の最近の核協力合意が、NPTの普遍的目的を考慮していないこと、そして対照的にそのような本質の合意がNPT非加盟国となされたことを懸念する。

議長

2004年に、この同じフォーラムで、われわれは非核兵器地帯確立条約締約国会議を開催した。今日、メキシコ市で四月に行われTlatelolco宣言を採択したイベントの成功的結果を祝福する。その会議は、市民社会の重要な参加を記録した。われわれは、地帯間のより大きな連携と法的制度の連結を支持してこの機会になされた合意を支持するわれわれの妥協を更新する。

最後に、メキシコは2006年の次回再検討会議を考慮して、小型武器のすべての形態でのもぐりの貿易についての国連会議の枠組みで2001年に採択された行動計画を強めるさまざまなイニシアチブを促進することを指摘する。しかし、われわれは、2006年会議では、行動計画を超えた諸様相を吟味する必要を考慮する。メキシコは、小型武器に印をつけて追跡する手段の限られた到達も、法的拘束力がない事実も残念に思う。

また、私は、私の国がオタワ会議の人道的観点を維持するために会議の普遍的到達と2004−09年のナイロビ行動計画の適用を促進し続けること、そして非対人地雷地帯の設立へ向かう努力を支持することを、強調したい。

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