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核兵器のない世界へ 共同と連帯を

国際情報資料(15)

目次

第56回国連総会:核軍縮関連決議案の審議より………………………………………3

第一委員会での政府代表発言 …………………3

 ダナパラ国連事務次長… 3/ マレーシア… 9/ ミャンマー(ASEANを代表して)…13/

 南アフリカ(新アジェンダ諸国を代表して)… 17/ メキシコ… 19/ ブラジル… 23/

 アメリカ… 27/ 中国… 31/ ロシア… 33/ 日本… 35/ カナダ … 38/

核軍縮関連決議案と採択状況 ………………… 41

マレーシア案… 41/ ミャンマー(非同盟)案… 44/ 日本案… 49/ ABM条約順守案… 53/

 その他の核軍縮関連決議(新アジェンダ案、メキシコ案、CTBT案など)… 55

テロ問題の平和的解決をめざして ……………………………………………………58

 日本原水協「アメリカ平和運動へのお見舞いの手紙(9/12)」「重ねて法的手段による

 解決を要求する(10/8)」… 58/ 世界の平和運動の声… 60/ 国連総会・テロ問題集中審議

 での核兵器関連の発言(抜粋)… 79

日本原水協国連要請代表団の活動 …………………………………………………… 82

 代表団活動の概要… 82/ 各国代表部訪問の記録… 84/ 「核兵器廃絶・テロ根絶求め

 ニューヨーク・ワシントンを往く」… 88

包括的核実験禁止条約発効促進会議 ………………………………………………… 92

 マリン・ボッシュ議長の記者説明 … 92/ 背景文書 … 94

 生物兵器禁止条約再検討会議 ………………………………………………………… 97

 検証研究養成情報センター(VERTIC)プレスリリース… 97

原水爆禁止2001年世界大会 ………………………………………………………… 99

 国際会議宣言… 99/ 原水爆禁止世界大会・長崎「国連および各国政府への手紙」… 101

 

はじめに

 2000年5月、世界が合意したはずの「核兵器廃絶達成の明確な約束」が、2001年9月11日、アメリカでの同時多発テロによって大きく揺らぎました。包括的核実験禁止、地球温暖化防止問題、「ミサイル防衛」などで次々と世界の批判を浴び、孤立の道を進んでいたブッシュ政権は、この事件を「絶好の機会」として、テロ根絶の「十字軍」を自認し、世界に「アメリカの側につくのか、テロリストの側につくのか」と恫喝してまわりました。

 「テロ根絶なくして安全保障なし」として報復戦争にひた走るアメリカ。テロのその日から、国民の平和を望む気持ちも憲法も蹂躙して「戦争」を叫ぶブッシュ大統領に迎合した小泉首相。しかし、世界の政治は、そうは動きませんでした。

 今号は、テロと報復戦争に揺れた国際情勢のなかで、世界がどう反応し、どう動いたのかを、第56回国連総会の軍縮審議、核兵器廃絶をはじめとする総会決議の内容と採択結果を中心に掲載します。

 また、このかん、核軍縮問題と並んで目を引いたのは、大量殺りく兵器禁止に対するブッシュ政権の対応でした。12月、144カ国が参加してジュネーブで開かれた「生物兵器禁止条約再検討会議」は最終的合意直前に、アメリカ一国の態度豹変で決裂。「自分の国の国民が生物兵器=炭疽菌で苦しめられているさなかに、最低限の禁止措置にさえアメリカという国は賛成できないのか?」−これが、会議をフォローし続けた人々の共通の声でした。包括的核実験禁止条約発効促進会議でも、これをボイコットしたアメリカとそれに対する世界の批判の目は同じでした。

 このホットな世界政治の進行が、第15号の焦点です。今回も、資料の翻訳・編集にたくさんのボランティアのみなさんのご協力をいただきました。紙面をお借りして感謝を申し上げます。

第15号 2001年12月

原水爆禁止日本協議会

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