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反核平和運動・原水爆禁止世界大会

2005世界大会成功へ 活動交流NEWS
NO.2【2005年6月3日発行】

 NPT代表団の活動確信に、雰囲気が変わった!

この勢いを2005年世界大会の成功へ(東京原水協)

 5月28日(土)、東京原水協の総会(理事会)とNPT再検討会議要請団報告集会が東京都内で開かれ114名が参加しました。総会では、NPT要請団に参加した青年が次つぎと発言にたち、ニューヨーク行動への確信と世界大会成功への決意を語りました。
民青同盟東京都委員会の伊藤大気さんの発言(要旨)を紹介します。

NPT参加者が世界大会に向けた運動を牽引—伊藤大気(民青同盟東京都委員会)

世界大会に向けた青年の運動などを報告したいと思います。私自身もNPT再検討会議要請団に参加し、世界の流れを実感してきました。いま、東京から参加した青年代表が、世界大会に向けた運動を牽引しています。

 いま都内の各大学で9条の取り組みが広がっています。中央大学では、「9条の会」の中心的存在の学生、Iさんが今回NPT要請団に参加しました。5月18日に中大9条の会が開かれ、163名の学生が参加し22名が賛同人になり、企画は大成功しました。ここで大事だと思ったことは、Iさんが、9条を守る運動を、憲法をまもる運動だけでなく、「核兵器廃絶」の運動にも重ねて学生のなかに広げていることです。ニューヨークにいき、あらためて憲法9条の大切さを肌で感じ、そこで、9条の完全履行は、核廃絶と一致することに確信をもち、その思いを9条の会に参加する学生にも訴えています。

9条の運動と関わっては、いま東京青年ピースネットという青年連絡会をつくっています。これは9条を守ることを一致点に集っている団体・個人の連絡会ですが、世界大会では「核兵器なくそう・世界青年のつどい」とはまた別に、東京の青年があつまって交流する大名刺交換会も計画しようかなと相談されています。この連絡会に参加しているのもNPT要請団参加者が多数います。

高校生分野ではピースバスを計画し、そこには100人の参加を目標に取り組んでいて、現在20名の参加が決まっています。学生だけでなく、高校生の分野でも今年の世界大会を大きく位置づけて取り組んでいます。

「実感したのは連帯することの大切さ」

Iさんになぜ頑張っているのか?を訪ねると「NPT要請団に参加して、とても実感したのは連帯することの大切さ」だといっていました。初めはアメリカの国民はなにも考えていないのではないか?と感じていた参加者も署名行動を取り組むにつれて、一緒に連帯できる人たちなのだと確信へと変化していったそうです。今年の世界大会で取り組まれる「核兵器なくそう世界青年のつどい」は、これから21世紀を担っていく若ものに、各国との青年との交流をとおして「連帯」を感じることができるというとても大切な企画です。次代を担う青年にこのチャンスをぜひ実感してもらおうと、僕らも参加を呼びかけています。8月5日に取り組む青年分科会では、各国の青年と一緒に被爆者の方のお家へいき、証言をきける企画にしようと思っています。ぜひこの企画も魅力的なので、参加を広げて下さい。

 

8月のヒロシマ・ナガサキへ
ピースバス、学生ツアーなど若者たちが各地で創意的とりくみ

【福島】−NPT要請団に参加した青年が新婦人「わくわくフェスタ」や各地の報告会に引っ張りだこで、世界大会に福島地区だけで青年15人送りたい、郡山地区からも高校生だけで3人送ろうという話がでている。昨年長崎に修学旅行で行ったときに被爆者の話を聞き、メモを取ったり涙を流したりと熱心に被爆者の話を聞く姿を見て、世界大会に向けて夏に被爆者の話を聞く会をやりたいという声がでている。

【埼玉】−世界大会に向けた青年実行委員会発足。6月11日に実行委員会を開き、県原水協の理事長を講師に学習会を計画。

【群馬】−高校生主体の平和サークル「ピース☆エネルギー」が毎月ROCK行動をおこない署名を集めている。今年の目標は被爆60年ということで世界大会に60人の代表を送ること。

【千葉】−100人の青年参加目標に。6月11日(土)18:30〜21:00、「ピース☆バス☆チバ実行委員会」が実行委員会立ち上げ。日本共産党が全支部から青年代表を派遣するよう、援助を決めたことも大きなささえとなっています.

【神奈川】−ピース・インパクトという企画を6月に計画。世界大会への取り組みでは神奈川全体では800人の内3割を青年にしようと話し合っている。今年は県内の地域ごとにバスを出すことも検討。

【愛知】−サンフランシスコに行った青年たち10人を中心に、6月5日、平和行進と連動してもちのき広場で構成劇、ライブなど青年主体の「ピースアクション」を行う。

【三重】−三重で「原水爆禁止世界大会に青年バスを走らせる会」が発足。「みて・かんじて・かんがえてその一歩をふみだそう」をキャッチフレーズに、5月15日に「立命館大学国際平和ミュージアム見学ツアー」を行い15人が参加。

【大阪】−5月23日(月)、民青大阪府委員会NPT要請団報告会とピースアクション実行委員会を立ち上げ。5月29日に行われた全大阪新入生歓迎企画「スプリングジャム」でピースツアー実行委員会を立ち上。(目標60人)7月30日(土)に被爆60年集会「ピースアクション」を「エルおおさか」で行い、夜には青年独自で公園を借り、屋台を出したり灯篭流しをする予定。

【京都】−NPT参加者の学生がとても元気になっている。京都府学連でピースツアーを行う予定。

【広島】−5月28、29日、自治労連青年部の全国集会「自治体に働く青年のつどい」が開かれ、被爆60周年かつ広島開催ということで平和をテーマに学習・交流。広島の青年10人で、100人の仲間を相手に6グループにわかれて、平和公園の碑めぐりフィールドワークの主なポイント10カ所を案内。この取り組みを通じて、ガイドに携わったメンバーは、かなり「核兵器なくそう・青年のつどい」にも意識が集中できた。

【香川】−6月25日(土曜日)午後2時から香川県で行われる原水爆禁止四国大会で青年交流集会を企画。NPT報告を通して、四国中から集まる青年たちに世界大会参加をよびかける。

【長崎】−NPT再検討会議に参加した青年を中心に、6月1日(水)「核兵器なくそう・世界青年のつどい」長崎実行委員会結成準備会(18:30〜 県原水協事務所)予定。

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【お願い】 2005年世界大会にむけての各地の取り組み情報を送ってください。
       FAX:03−5842−6033  Eメール:yasui@antiatom.org

 

 

 

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