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反核平和運動・原水爆禁止世界大会

水爆禁止2000年世界大会
国際会議

インド労組センター/全インドBHEL従業員組合
委員長
M・M・バルギース

友人ならびに仲間のみなさん、

 はじめに、300万以上の組合員を擁するインド第一の労組センターであるインド労組センター(CITU)を代表し、本集会にお集まりのみなさんに熱烈なあいさつを送ります。

 ご承知のように、私たちの労働組合は一貫して平和、軍縮、核兵器廃絶を求める世界の運動の最前線に立ち、帝国主義と覇権主義、核による脅迫に反対してきました。増大する核拡散の脅威が、庶民のくらしと福祉に重大な悪影響をおよぼし、貧困、失業、飢え、環境破壊を生み出しているというのが私たちの確信です。核軍備の増強による重荷は、とくに発展途上国の資源を枯渇させようとしていますが、本来ならこうした資源は、飢え、病気、栄養失調の根絶のため、国民の生活水準や医療、教育の改善のために使われるべきものです。

 私たちの労働組合センターは、核のない21世紀を実現するために日本原水協ならびにこの世界大会実行委員会が払ってきた不屈の努力を高く評価しています。日本原水協と世界大会実行委員会は、核軍縮と世界平和のメッセージを世界中に広げるために、国内外で強力な運動を起こすという賞賛すべき仕事をしています。

 ソ連邦崩壊以後、私たちは一極化した世界に住んでいます。無制限な軍事力をもつアメリカは、世界全体に覇権と支配を確立しようとしています。みずからの地球規模の利益と安定にとって脅威とみなせば、いかなる国に対しても、アメリカは先制攻撃をおこなうことができるのです。キューバ、ベトナム、スーダン、アフガニスタン、ソマリア、北朝鮮、リビア、イラク、ユーゴスラビア、イランの国民は、長年にわたりアメリカの侵略と介入、経済封鎖を受けてきました。日本国民の強い反対を押し切って調印された日米安全保障条約と防衛協力協定は、日本帝国主義の復活をあおるものでした。昨年、アメリカ帝国主義を指導者とする北大西洋条約機構(NATO)は、ユーゴスラビアに対し野蛮な侵略を強行し、数百人を殺し、数千人の民間人を死傷させました。

 インド労働組合センター(CITU)は、帝国主義に反対するすべての勢力に、国連憲章をじゅうりんし、他の国々に軍国主義的攻撃を強め、経済封鎖を押しつけているG-7諸国、とりわけアメリカを、明確な言葉で糾弾するよう要請するものです。キューバ、リビア、イラクに対する経済封鎖の名の下に、アメリカとその卑屈なパートナー諸国は、これらの国々に貿易・財政戦争をしかけているのです。これらの国の政府にたいする締め付けの最大の犠牲者は、一般の国民、とりわけ子どもたちです。CITUは、地球規模の覇権を実現しようとする帝国主義の企てによる犠牲者たちに、心から同情の意を表明し、こうした攻撃を打破するために全勢力を動員して、彼らの勇敢で愛国的なたたかいを支援することを誓います。

 グローバル化の装いの下、帝国主義者と多国籍独占企業は市場や原料資源を争奪し、労働者には低賃金を支払い、低開発諸国や地域での利潤を増そうとしています。もちろん、グローバル化は、発展途上国の大企業や政界エリートには利潤をもたらします。しかし、経験が証明するように、一般国民、とりわけ発展途上国の労働者や農民の生活や労働条件には悲惨な結果をもたらすのです。

 インドを例にとりましょう。インドは人口10億以上の発展途上国ですが、1990年代初期に世界銀行と国際通貨基金(IMF)の圧力で、グローバル化と自由化、民営化の政策を導入しました。総合的繁栄という政策立案者たちの大言壮語の口約束に反して、わが国における生活必需品の価格は数倍になった反面、インドの多くの州では年間445米ドルの貧困線以下の労働者の最低賃金は、この15年間据え置かれたままなのです。労働力全体の90%近くを占める非公式部門の労働者の状態はもっと悲惨です。彼らの大多数は最低法定賃金さえ得ていないのです。農業労働者の状態も同じで、その賃金はグローバル化が始まって以来、今日までずっと続いています。2000年1月に発表された世銀報告でさえ、明確にこう認めています。「農村地域における日給の実質成長率―農業の成長率と貧困軽減を繋ぐ重要な環――は1990年代に入って減速した。」

 グローバル化と自由化は失業増大につながり、工場閉鎖、コスト削減、労働災害などが原因で、失業者は過去数年間に恐るべき比率に達しました。こうした政策は一握りの金持ちと何百、何千万ものわが国の貧しい人々との間の経済的格差を拡大しました。

 労働者、農民、青年、学生、婦人を含むわが国の平和勢力は、こうした核武装化による重い経済負担と悲惨な結果を十分自覚しています。彼らは、あらゆる種類の核兵器の製造、貯蔵、使用に強く反対しています。インドとパキスタンによる核実験を深く憂慮し、世界の平和勢力と共に、インド・パキスタン間、インド・中国間のすべての未解決問題を、外部からの干渉を一切排し、両者間の対話を通した交渉による平和的な話し合いによって解することを求めています。

 インド労組センターの活動家であると同時に世界労連の一員として、私は全世界の働く人々に、国籍や政治信条の違いをこえ、高揚する核兵器全面廃絶運動を全面的に支持し、核兵器の製造、貯蔵、使用を阻止するために不断に奮闘されるようこころから訴えます。

 世界の恒久平和を願い、すべての侵略戦争に反対する世界のすべての進歩・民主・平和勢力は団結し、戦列を結集して、人類を絶滅から救うために、すべての種類の核兵器と大量殺りく兵器の廃絶を実現する力強い運動に参加しましょう。

ノーモア ヒロシマ!
ノーモア ナガサキ!
核のない21世紀に向かって前進しよう!
世界の労働者階級の団結万歳!
帝国主義、覇権主義打倒!
社会主義万歳!
世界平和万歳!

反核平和運動・原水爆禁止世界大会

 

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